どうも。最近全体的に余裕がなくて、オールスターのデッキをうまいこと着地させることができていない今日この頃です。感謝祭(参加登録完全に忘れてたのでバトルマラソンには出ません)までには何かしらまとめたいところですが……。
さて、そろそろ次の弾も近づいてきましたので、公開された分の非限定のカードについていろいろ見ていこうと思います。
現時点でもけっこう色々公開されていますが、追いつこうとするといつまで経っても書き終わりそうにないので、ひとまず今回はルリグデッキのカードだけにします。構築済みデッキのカードも合わせてどうぞ。
例によって、特に言及がなければキーセレクションの話をしています。
・眩しき者 タウィル
4月20日発売 スターターデッキ「#ブルーウムル」収録カードを先行公開❗️
— WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) March 3, 2019
🔑キーカード
「眩しき者 タウィル」
Illust BUZZ さん
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タウィルキーの2。 タウィルって基本的に手札には干渉しないので手札制限はわりと謎ですが、リミットとかシグニの配置制限とかだとどう考えても1コインじゃ済まないのでしょうがないんでしょうね。
出現時はとりあえず気にしないことにして、ノーマン&レイキーと並んで初のアタック制限能力を付与する系のキーになります。キーセレクションにおけるアタック制限の防御手段としての信頼性は高く、現時点でそれ自体に対する明確な耐性は存在しません(とはいえ、現在ハッピー5がわりと暴れ気味なことを考えると、次あたりでなにがしかの耐性がきそうな気はしますが……)ので、ルリグ耐性やらイノセンスやらを持ち出されなければだいたい止めることができます。
……ただ、攻撃能力は一切持っていないため、現時点でのリメンバに明確に足りないものが打点であることを考えると、さすがにそっちをある程度補えるキーの方を優先しないとまずいかな、と思います。次弾の非限定カードでメインデッキの打点力に何か劇的な変化が起これば話は別ですが、いくら白英知が増えるとはいえそこまで都合のいい話はそうそうないでしょうし……。
手札の枚数制限に関しては、キーセレクションだとそもそも6枚を維持できるルリグ自体がそんなにいないので、遊月あたりがたまに困るぐらいでそこまで機能することはないように思います。オールスターだともうちょっと困る相手はいるんでしょうが、コスモウス絡みで6枚のほうが都合のいいこともある(ジュメニーズでわりと楽にバウンスできるのでそんなに関係ない気もする)ので、正直なんとも……。とりあえず、機能する場面があまり多くない分忘れられやすいはずなので、使う場合は相手の手札枚数に気をつけておきましょう。
・魅惑の冥者 ハナレ
4月20日発売 スターターデッキ「#ブラックウリス」収録カードを先行公開❗️
— WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) March 10, 2019
キーカード
「魅惑の冥者 ハナレ」
Illust しおぼい さん
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ハナレキーの2。「魅惑の冥者」って言葉、けっこう声に出して読みたい日本語だと思いませんか?
キーセレクションにおいて、レベル3以下の状態で起動能力を耐えるシグニを3面並べられるルリグは現行ほとんどいないはず(偶数グズ子と夢限ぐらい?)なので、序盤はかなり安定した打点として勘定することができます。
問題は毎ターン手札1枚を要求されることで、出現時で一応1枚は回収できる可能性があるとはいえ、1ターン目に貼って毎ターン使用する想定だと、何もしなければ3ターン目にはコストどころかまともに並べることすらあやしくなるはずです。
対策としては
■インバウンドの自動能力を狙う
■エンゲルで風の姉妹の出現時用のエナを確保しておく
あたりがやりやすいでしょうか。けっこう現実的な範囲ではあります。
使うなら手札コストの確保という意味も込めて、出現時で回収できる黒シグニをある程度入れておきたいところですが、パッと出てくる候補としては
■ツナワタ(打点としての安定感がさらに向上する)
■イゾウ、オレオレ(出現時自体でも打点を狙える、コストとして捨てるなら限定条件は関係ない)
あたりになります。無難なのは前者ですが、後者は他人の限定である関係で事故りやすいとはいえ、クラファンや先述のインバウンドと合わせると序盤の動きとしてかなりまとまりがよくなるので、試してみる価値は十分にあるように思います。
どのように使うにしても、4ターン目以降単体で打点に換えられることはほぼないので、レベル4になるあたりでハッピー5を使ってさっさと切ってしまうのが得策でしょう。エクシードもないですしね。次に置くキーについては、マグナスを序盤に運用しないならリメンバキーにこだわる必要は薄いので(エフエックスを積極的に動かしたいなら結局リメンバキーがよさそうではあります)、そのへんもいろいろ考えてみましょう。レベル4時に置くことを前提にした場合、序盤にはさすがに使いづらい新鋭タマキーやらウムルキーなんかも検討できるようになるでしょうか。
・アンシエント・グルーヴ
【#WIXOSS 最新情報②】
— WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) March 23, 2019
4/20発売 拡張パック「#オルタナティブ」収録カードを先行公開❗️
🔻アーツカード
アンシエント・グルーヴ
Illust 羽音たらく さん
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一応ウムル用アーツ。ルリグ指定といいダウンとハンデスとドローが同時にできるところといい、そこはかとなくブルー・パニッシュっぽさがあります。
ジャイアント・キリングと合わせてルリグデッキから4枚分のハンデスが出せる、というのはかなり大きいはずで、相手の手札を枯らす、という方向性がかなり取りやすくなります。ジャイアント・キリングはコストやら柔軟性やらの関係で後に残すことが多いわけですが、こっちは止めて引いて捨てさせるというかなり雑(褒めてます)な効果なので、序盤にさっさと切ってしまって後々を有利にする使い方をするのが望ましいでしょうか。
そうする場合の最大の問題はコストで、青3エナを序盤に安定して用意するのはエンゲルを使ったとしてもそこそこ困難です。エナを工面しつつ最大2面バニッシュできる(=その分相手の手札が減る)メルキーとはわりと相性がいいので、いっそそこまで特化してみるのも一つの手かもしれません。幸いこれ自身がドローも兼ねているので、防御面があやしくなるのはともかく、特化しすぎて自分が事故るということはあまりないはずです。
なお、ウムルはこれを1エナで使えるので、どういう形であっても序盤にかなり気楽に2枚捨てさせにくる、ということになります。序盤の手札事情があやしくなりがちなリメンバだとわりと危ないので、何か対策を講じておいたほうがいいでしょうか……?
・コード・ピルルク APEX KEY
【#WIXOSS 最新情報④】
— WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) March 23, 2019
4/20発売 拡張パック「#オルタナティブ」収録カードを先行公開❗️
🔑キーカード
コード・ピルルク APEX KEY
Illust しおぼい さん
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APEXキー。総じて本家よりコストが重めになっていますが、スペルの色条件がなくなっています。
コストが2倍であること、自動能力でも1エナ使うことを考えると、0~1エナのスペルでないと運用するのは現実的ではないでしょう。なお、フィフス・テンプト等のコスト軽減系は2倍にしてから軽減されることになるはずなので相性が悪いわけですが、ワイズ・スパークなどのコスト変化系との相性がどうなるかはなんともいえません(たぶんコスト変化後に2倍になると思います)。
キーセレクションだとFROZEN FINGERのエナチャージ側を使うことで華代キーと同様に振る舞えます。設置に1エナかかるとはいえコインが1枚節約できますし、自動能力でFROZEN FINGER自身も使いやすくなるので、そんなに悪い選択ではないでしょう。ただ、現行のリメンバだとエフエックスのレベル参照の都合上スペル自体あまり入れたくないですし、寄せる方向で作り直すにしても軽いスペルの選択肢そのものがあまりありません。つまりはちょうどいいスペルの追加に期待、ということになります。
オールスターだと選択肢がいろいろありますが、有望なものとしては
■FREEZE
■アビリティ・マインド
■無垢なる宝剣(追加分はコストではないので倍にならないはず)
あたりになるでしょうか。無垢なる宝剣が(ちゃんとデッキを合わせれば)防御としても柔軟性としても頭1つ抜けているので、多色寄りのデッキで両方投入してみるといいかもしれません。
・エルドラ×グッジョブ
4/20発売 拡張パック「#オルタナティブ」収録カードを先行公開❗️
— WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) March 26, 2019
🔑キーカード
エルドラ×グッジョブ
Illust DQN さん
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エルドラキーの2。キーセレ仕様ですね。
ソウイキーの亜種、ということでだいたい初手に使うことになりますが、相違点を簡単にまとめると
■アクセスできるカードの数が多い(コストで1エナ消費しているので、増えるカードの枚数自体は同じです)
■起動能力に凍結がついている
■エナを増やす使い方ができる
■サーバント以外はほぼ青単でないと空振りする危険性がある
とうことになります。
起動能力で凍結できるのでマグナスのサポートには最適なように見えますが、この手の能力の性質上、そうそう都合のいいタイミングでパワー3000以下に撃たせてくれるとは限らないので、選んで凍結できるリメンバキーや、確実にビーカーとセットで持ってこれるタマキーと比べると明らかに安定性は低下します。ソウイキーと比較してもサーバントを引いてくることができない、というわりと重大な問題があり、それらのキーを差し置いて投入する、というのはちょっと難しいでしょう。残った1枚をデッキの下に置くなら、エナを増やせることも活かしてクウキホウなんかとも合わせやすいのでだいぶ違ったんでしょうが……。
なお、出現時で残った1枚はデッキからトラッシュに置かれるので、例によってオレオレやらイゾウやらを落とすと-2000なり-1000なりの修整を飛ばすことができます。……ただ、空振りしないための青以外のカードの許容量は40枚中10枚ぐらいで、普通のデッキには青くないカードとしてサーバントがすでに8枚前後入っていることを考えると、そのために4枚投入するとけっこう裏目が出ることは覚悟しておきましょう。
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ひとまずこんな感じです。実はこれ書いてる途中でプロミス・フリーダムとナンバー・バインドが公開されてるんですが、本当に書き終わらなさそうなのでとりあえず置きます。
次は公開された量にもよりますが、メインデッキのカードの話になると思います。……公開されただけでもそこそこ書く必要がある非限定カードの量がかなり多い(たぶん3色しかないせい)ので、発売に間に合わなかったらごめんなさい。
ルリグデッキのカードについても書く気はありますが、これはたぶん間に合わないかな……。