いろいろあって気がついたら1ヶ月経っていました。なんか次の弾の情報も出始めているのに何も書いてなかったですね。すみません。
とりあえず、新しくデッキ作って川崎のCEREMONYに出てきたので、そのデッキ紹介でいきます。
グズ子(奇数)○ウムル○ウムル×ウリス×ウリス×の2-3だったよ pic.twitter.com/NNqPtw6zj9
— 天使の炎まっどほーる (@libtrap2009) May 18, 2019
……見ての通り2-3の予選落ちで、正直に言うとそんなにうまくいかなかった報告なので、あくまで参考までに。
■デッキリスト
-ルリグデッキ
1 来夢の巫女 リメンバ
1 来夢の巫女 リメンバ・アリモ
1 来夢の巫女 リメンバ・ヌーン
1 来夢の巫女 リメンバ・ダスク
1 来夢の巫女 リメンバ・ミッドナイト
1 忘念の巫女 リメンバ
1 セレクト・ハッピー5
1 血晶魔杖
1 ナンバー・バインド
1 ジャイアント・キリング
-バーストなし
2 衆英の出資 クラファン
1 GF スケッチブック
4 サーバント O2
4 浮英の揚力 マグナス
2 中装 照安鞠亜
1 サーバント D2
2 GF バーコードペン
3 サーバント T2
1 GF レイカジ
-ライフバースト
2 食英の係数 エンゲル
3 GF 機械工学と人類の歩み
2 混英の濃度 ショクエン
3 爪英の忠誠 風の姉妹
4 貨英の変動 エフエックス
3 浴英の発見 アルキメス
3 彩英の探求 ノーベル
■デッキ概要
新弾が出てからは以前書いたゆきめキーを投入したやつにトロニス入れたり白英知入れたりあれこれやってたんですが、生々流転がアタックすることそのものは止められない(エマのシグニの半分ぐらいやアトランなどの、そもそもアタック自体をされたくないシグニをどうにもできない)、という点でかなり使いづらくなった感が出てきたので、ひとまず代わりのアーツを探そう、となったのがはじまりです。
生々流転の代わりになるには、ひとまず
・安定してコストが軽いこと
・安定して2面以上止められること
という点が求められるんですが、コイン消費2枚までの範囲で両方をある程度満足できるものはドント・リブミーぐらいしかなく、それにしたって生々流転では基本的にアルキメスを埋めていることを考えると、先述のようにアタック自体を防げるという部分を除き、アーツ自体のパワーとしては明確に低下しているのがやはり気になります。
というわけで、コイン消費が重くなるものの上の条件は両方満たしている血晶魔杖を採用することにし、それに合わせていろいろ調整したのがこのデッキです。せっかくなのでナンバー・バインドも採用して額面上の防御面数を上げてみたりもしています。
……本当は魅惑ハナレキーを使うつもりだったんですが、直前になってツナワタとニーズヘッグが全然足りないことに気づいて急遽方針を切り替えたのは秘密です。前日の夜(当日の朝)にデッキを作ろうとするとよくこういうことになるので、もうちょっと余裕を持ってデッキを作りましょう、ね?
■採用カードについて
・血晶魔杖
(画像:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?card=card_detail&card_no=WDK08-L08)
今回の主役。……烈覇一絡の時代は遠くなりにけり、ですね。
やはり1エナ全体バニッシュは単純に強力で、点を取るだけなら次ターンの盤面をあまり考えなくてもよいですし、相手の手札の負担もそこそこ大きくなります。赤エナが必要なことに関しても、ファイトラなり照安鞠亜(今回はこっち)なりをいくつか入れておけば十分なのでそこまで負担ではありません。結局1エナですしね。
ただ、コイン消費が4である都合上、使うことを決めた段階でアストロジを諦めることになり、単純に引く枚数が2枚減ることで手札事情が相当あやしくなります。その埋め合わせとしてメインデッキ側で手札の補充手段をある程度多めに取っているんですが、それによって余分なエナの支払いが発生しており、そうなると実質的にはコストとして3エナぐらい余分にかかっている、というのが本当のところなのかもしれません。
(一応リソキタならほぼノーコストでカードが引けますが、打点要求のためにどうしても止められてしまう場所に置かざるをえず、引けるかどうか自体が不安定になりがちな点、当の血晶魔杖の返しに引けない点から今回は採用していません)
・ナンバー・バインド
(画像:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?card=card_detail&card_no=WXK06-010)
せっかくなので入れてみた枠。血晶魔杖と2枚で(額面上)6面防御です。すごい。
……まあ実際のところおおむね2面で時機を逸すると1面だけみたいな感じではあったんですが、取り回しそのものは悪くなかったように思います。とはいえ1回使いどころを逃すとだいぶ微妙なことになる印象なので、低レベル帯の白シグニはもう少し増やすべきでしょうか。グロウ事故がやや怖いですが……。
いずれにせよ、コインなしで2面以上守れる可能性があるアーツとしてはかなり撃ちやすい部類なので、白エナがある程度払えるデッキならまた出番がありそうです。
コスト軽減に関してはどうしても相手依存になってしまいますが、白エナが不足しそうなときはなるべく白シグニを並べるようにしておくと多少裏目が減る、ぐらいのことは頭に入れておくといいかもしれません。
・食英の係数 エンゲル、GF 機械工学と人類の歩み
アタック時エナチャージ組。機械工学と人類の歩みに関しては、名前がやたら長いので以下「機械工学」と表記します。
キーセレリメンバだとどうしてもライフバースト枠の半分前後がレベル4で埋まってしまうため、2種8枚投入可能といってもそこまでする余裕はあまりないんですが、今回はアストロジを使用しない関係上、エナを余分に持っておかないと手札が足りなくなるのでひとまず5枚投入しています。
合計枚数そのものはこれでよかったと思いますが、内訳としてはナンバー・バインドのエナの支払いもあるので、機械工学4エンゲル1のほうがよかったように思います。2種類あることの利点としては、どちらかといえば5枚以上入れられることよりもデッキに応じて白と青の配分を選べることのほうが大きい気がしますね。
……これは私だけかもしれませんが、ミッドナイトの自動能力にてデッキトップを操作する際にエナチャージ分を忘れがちになるのでそのへん注意しましょう。実際にアタックできるかどうかは相手次第ではあるので、アタックできる前提でいっても裏目を引く場合があるのが難しいところではあります。
・爪英の忠誠 風の姉妹
(画像:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?card=card_detail&card_no=PR-K043)
手札補充と若干の打点枠。前から使ってるわりにはちゃんと言及したことなかったですし、せっかくなので少し詳しめに書いときましょう。
何かとエナを要求されがちなリメンバとはいえ、相手がバニッシュ主体ならどこかでエナが余る(セレクトハッピー5などにより、アーツにかけるエナがだいぶ減らせるようになってきた、という事情もあります)ので、そのときのエナの使用先としてかなり優秀なシグニです。
出現時能力は条件付き2枚サーチで、自身がシグニであることを考えると手札補充としてはおおむね焚発する知識と同等、ということができます。エフエックスとデッキ下操作の都合、リメンバ自体はあまりサーチとの相性がよくないんですが、サーチする対象次第でどうにでもできる範囲ですし、そもそも能力を使うタイミングの半分ぐらいはレベル3時のマグナスサーチか手札が切れだすリフレッシュ後だったりするので、空振りにさえ気をつければわりとどうにでもなります。そもそも競合相手の焚発する知識のほうがリメンバと相性が悪い(レベル参照の都合上、スペル自体をあまり入れたくない)ので、自分である程度打点を取れることもあり、こういう方向性のデッキでなくても手札補充枠はだいたいこいつ、ということで落ち着くことが多いです。
自動能力はやや条件が厳しめですが、出現時能力も合わせれば達成できないレベルではないですし、相手から見ると手札が4枚ぐらいあればだいたい達成できてる(実際やるかどうかはともかくとしてできてることは多い)扱いにはなるので、手札補充要員が持っている打点としては十分です。とはいえやっぱりアストロジの追加2ドローがないとそこそこ難しいので、フル稼働させたいならこういうデッキにするべきではない、というのはあります。
なお、緑エナの使用先に困ることがけっこう多く、エンゲル&機械工学との絡みを考えると英知であることはわりとデメリット寄りに作用します。とはいえ別に数入れておけば自身の出現時で問題なく使えるわけなので、気にするほど大きな問題ではないです。
・GF バーコードペン
そこまで能力には期待せず、ナンバー・バインド用の白エナ要員の数合わせとして採用しました。
案の定というかなんというか、能力については3ターン目に使用できれば足りないところ(マグナスなりエンゲル&機械工学なり風の姉妹なり)を引っ張ってこれていい感じなんですが、それ以降だと適切なコストを用意できなかったりレベル4を引張れなかったりサーチした後の自分自身が邪魔になったりで、どうもパッとしなかった印象です。他に白英知を入れられそうで空いているレベル帯がなかったという事情もあるとはいえ、少なくとも手札に余裕がない今回のようなデッキで入れるべきではなかったような気がします。
使うなら本人がわりと邪魔になりやすい点をどうにかしたいので、APEXキーあたりを中心にしたデッキになった場合は考慮しやすいでしょうか。
・彩英の探求 ノーベル
構築済みのあいつ。永遠の3番手という感じは少しあります。
今回アルキメスを削ってまで3枚積んでいますが、これはアストロジを使用しない関係上、ライフバーストの防御力を落とさない範囲でドローを入れたかったためです。
一応、他の数字合わせ組と異なり、対ウムルだと逆に条件達成しやすくなる(こいつだけデッキ下に低レベルシグニがあった方が都合がいい)性質があったりするので、もう少し注目してみてもいいかもしれません。
■気になった点
・アストロジを使用しないことで発生する問題
使わなくなってやっとわかった感はありますが、リメンバにとってアストロジの追加2ドローはけっこう重要だったようで、それで困ったことが多かったです。
一応手札不足対策としてエンゲル&機械工学と風の姉妹を多めにとってはいますし、それ自体はうまく動いていたんですが、中盤までのドロー回数そのものの減少がかなり厳しく、4ターン目にレベル4シグニを引けておらず、3面凍結している状態にうまく合わせられないという状況が普段より多く発生していたように思います。また、エンゲル&機械工学を多めにとった影響として英知以外のシグニのほとんどを諦めており、血晶魔杖を撃った返しのターンに適切なシグニ(具体的にはドライブヘッド組のような耐性持ちやトロニスのような追加打点)を置けない、というのも地味な難点でした。
それでも相手がこっちのリソースを減らしてこなければ致命的とまではいえないんですが、思いっきりウムルやウリスとばかり当たっていたので、かなり苦しかった感があります(一応1回ウムルに勝ってはいますが、かなりギリギリラインでした)。両人とも追加2ドローがあればなんとかなりそう……というか、ゆきめキーを投入したやつのマイナーチェンジみたいな感じなら普通にいけてそう……な感触はあったので、この方向性で行くのはちょっと難しいでしょうか。
どうしても血晶魔杖を使いたいなら、他のコインアーツも投入して相手に応じて使用先を使い分ける、という戦略をとれれば面白い感じになるかな、と思います。具体的にどんな構成になるかは特に考えていないのでわかりませんが、血晶魔杖の3面バニッシュそのものはかなり魅力的なので検討してみるのは悪くないでしょう。
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こんなところです。
デッキ自体はそこまで悪くもなかったけど根本的な部分で割を食っている点が多い、という印象なので、ちゃんと使うならもっと大きな変化がないと厳しそうです。
次はたぶん魅惑ハナレキー使うと思います。新弾の情報でめぼしいのが出たら、またそっちも。
オールスターの方は最近あまりする機会がなくて放置気味ですが、そろそろちゃんとまとめたい感じはあります。