……もう発売日なんですが、なんか急に仕事が忙しくなって全然時間がなかったので、糾う者のことが全く書けませんでした。すみません。緑電機編は普通に書くことなさそうなので別にいいんですが……。
・ホーリー・グランドスラム
10.26発売「#ディセンブル」収録《LR》カード先行公開❗️
— WIXOSS公式アカウント@10/26 新商品発売! (@wixoss_TCG) October 4, 2019
《ホーリー・グランドスラム》
ルリグが #タマ の場合、使用コスト軽減。トラッシュからコスト5以下のアーツ1枚をコスト/限定条件を無視して使用可能。
Illust:繭咲悠 先生#天使の日👼 #WIXOSS
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タマ用LR。タマのブルーレイアーツがアーク・クロス・カウンターじゃなかったら許されなさそうなやつです。
対戦相手のアーツでも使用できますが、あてにしすぎると遊月やにじさんじあたりを相手にしたときに泣きを見るので、基本的にはやはり自前で回収したいアーツを用意するほうがいいでしょう。
そうした場合、
■再利用したいアーツを先に撃つ必要がある
■ベットで効果の強化が行われるアーツを再利用する場合、余分なコインがなければ本来の威力を発揮できない
■炎真爛漫の影響下にある場合、アタックフェイズでは基本的に何もできない
といった使いにくい部分をどうやって埋めるか、というところが焦点となります。
キーセレリメンバだと、0エナで使用できてメインフェイズに使用しても問題ない生生流転を組み込みやすいため、全く使いどころがないという事態はある程度防ぐことが可能です。とはいえ、生生流転自体は4エナ払ってまで2回使いたいアーツではないので、他の再利用先の候補をどうするかで決まってくるのだと思います。最大限活かそうとすると枠の問題でキーを複数枚使うことが難しくなり、リソースの確保がしづらくなることが気がかりですが……。
ちなみに、明記されている限定条件だけでなく地味に使用タイミングも無視できるので、「メインフェイズに使用することが想定されているアーツをアタックフェイズに使う」という芸当が一応可能です。それに意味がありそうなのがおおむね他ルリグの限定アーツ(具体的に言うとバッド・ボンバーかパンプキン・キャリッジ)とせいぜい歳月不待ぐらいなのでちなみにの域は出ない気がしますが、虚鍵キーを使う場合は頭の片隅に留めて置いてもいいでしょう。一応一度使った後なら虚鍵キーを処分しても再利用できます。
・ストーリー・テラー
10/26(土)発売 拡張パック「#ディセンブル」収録《LRアーツ》を先行公開❗️
— WIXOSS公式アカウント@10/26 新商品発売! (@wixoss_TCG) October 16, 2019
《ストーリー・テラー》#アルフォウ の場合使用コストが軽減。全バニッシュ、手札補充等のマルチ効果から1つ選び発動できる。
Illust:斎創先生
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アルフォウ用LR。あまり調べてはいませんが、30は今までテキスト中に出てきた「カードの枚数を指定する数字」としては最大じゃないでしょうか。……5ウムルの「任意の数字」を勘定するかどうかは議論の余地が……あります……?
使うなら基本的に1つ目の効果を狙いにいくはずなので、その条件であるトラッシュ30枚はどのぐらい実現性があるか、という話になります。トラッシュ30枚条件は「残りデッキ+エナ+手札+シグニゾーン+ライフクロス(+除外領域)-4」の合計が10枚以下、とも言い換えられます(-4はこのアーツのコスト分)が、具体的な数字を当てはめてみると、
■デッキ3枚+エナ5枚+手札4枚+シグニゾーン0枚+ライフクロス2枚(-4)
■デッキ3枚+エナ5枚+手札3枚+シグニゾーン2枚+ライフクロス1枚(-4)
■デッキ2枚+エナ7枚+手札4枚+シグニゾーン1枚+ライフクロス0枚(-4)
■デッキ4枚+エナ8枚+手札2枚+シグニゾーン0枚+ライフクロス0枚(-4)
といった感じで、普通にエフエックスを回す系統のデッキならなくもないかな、といった状況ではあります。リフレッシュ直前はちょうどキーセレリメンバの動きが止まるタイミングなので、そこを3面バニッシュで埋めてくれるのはかなり魅力的でしょう。コストに関しては総じてキーセレリメンバと相性のいい非限定黒美巧が多数いるので、どうにでもなる範囲だと思います。黒美巧でデッキ修復も可能なので、1ターンぐらいならなんとか引っ張れもするでしょうか。
問題は妨害しようと思えばわりと簡単にできる、ということで、早い話がハッピー5で2枚除外されただけでもだいぶ厳しくなりますし、B・スカイジュ擁するウムル相手に至ってはもはや不可能といっていいレベルのはずです。とはいえ用意がなければ基本的に妨害できるものではないですし、30枚条件に近い状況はほぼほぼライフクロスが0枚になっている都合、2つ目の効果である程度埋め合わせは利かないこともないので、そのあたりでうまいこと回せばなんとか……。「ライフクロスが残ってしまった場合」がけっこうつらい気もしますけど……。
3つ目の効果は任意のシグニ6枚と回収手段としてはかなり凄まじいレベルで、それぐらい回収すればだいたいのことはできます。これがメインフェイズに撃てるのは冷静に考えてかなりすごい(この場合、条件のほうはやろうと思えばどうにでもなります)ので、いろいろ模索してみるといいでしょう。とはいえゲームを終わらせるレベル、となるとキーセレクションではさすがに無理なので、そういう用法での主戦場はやっぱりオールスター、ということになりそうです。
・開かれた鍵門 ウトゥルス
10/26(土)発売 拡張パック「#ディセンブル」収録《LRキー🔑》を先行公開❗️
— WIXOSS公式アカウント@10/26 新商品発売! (@wixoss_TCG) October 17, 2019
《開かれし鍵門 ウトゥルス》#タウィル/#ウムル の場合、両ルリグタイプを得る。ターン1手札補充、エクシード4で最大3体シグ二を場に。
Illust:羽音たらく先生
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ウトゥルスキー。キーの色が参照されるカードはたぶんこれが初めてです。
2コインで全体防御と手札補充手段を供給するキー、ということで、ある意味ドーナキーの亜種という見方ができますが、相違点を書き出してみると
■防御としての確実性はやや低い
■一定以上は白か黒のシグニをデッキに入れる必要がある
■バニッシュ耐性付与が行えない
■出現時を利用できれば3ターン目にエクシード4が使用可能
■エクシード4で場に戻す分も含めると、手に入るリソースの数が格段に多い
■すべて使いきってもキー自体が残る
といった感じになるでしょうか。信頼性が多少下がるぶんリソース面で圧倒的なので、少なくとも案外リソース復元手段が少ないキーセレリメンバにとってはこっちの方が合っている、ぐらいはいえそうです。キーセレリメンバ自体もともと多色化しやすい傾向にはありますし、白と黒縛りもそこまで重荷にはならないでしょう。糾う者の存在がわりときつい気はしなくもないですが……。
なお、出現時で下に置くキーについてですが、初手の定番どころのユキキーがちょうど白なので、あまり奇をてらわなくても用意することは特に難しくもありません。一応奇をてらいたければStirred Heroines(たぶんレゾネーター使用後でも問題ないはず)やらハイティキーやらがあるので、変わった感じにしたい人でも安心して使えますね(?)。
オールスターだとレオニズとジュメニーズ(とホロスコープ)がちょうど白なので、キーセレクションよりも適したデッキは組みやすいはずです。MIRRORでかなりのリソースを稼げるようになるので、そういう方向でまとめるといいでしょうか。