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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

CHANGING DIVAとリメンバ

……ご時世の都合、GROWING DIVA発売から一回もWIXOSSやってないんですが、公開され始めたのでとりあえずいつも通り次弾のカードを見ていこうと思います。やってない人の話に信頼性あるの?という話はとりあえず棚上げしておきます。

 

※2/11:紅魔姫 ダッキ、羅星 キルキヌス、コードメイズ シンフォーズ、羅輝石 ロイヤルブルーを追加

※2/21:羅原姫 ZrO2、SPINNING HARMONY、羅星姫 ホウオーザ、蒼天姫 アマビエ、ドライ=インフルD型を追加

 

注意書き:

1.基本的にキーセレクションもしくはオールスターのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、ディーヴァセレクションおよび他のルリグで使用する場合は考慮していません。

2.特にことわりがない場合はキーセレクションの話をしています。

3.書くことがないカードは書きません。

 

 

 

・聖天 ペレ

白天使。前回は構築済4種もあった都合なのか7、8枚ぐらいまとめて出てきてましたが、今回は普段の公開ペースでいくみたいですね。

 

メインフェイズに(自身を除いた)自分のシグニを手札に戻す能力はかなり貴重で、WIXOSS全体で見ても他には使い切りのリバース・モード程度しか思い当たりません。能力の用途としては出現時や回数制限のある能力の使い回しで、キーセレクションで該当しそうな天使を考えると、

ネフィリム(全体1枚ハンデス、ノーコスト)

・エンキとネプトゥーヌス(デッキトップ送り、天使15枚条件)

の3枚で、前者はともかく後者のほうは似た能力持ちが2種いるので天使条件込みでもデッキとしてはまとまりそうに思います。メイがいるので揃えるのも簡単ですしね。あとは「ダウンした後の当人がわりと邪魔」という身も蓋もない難点をどう乗り越えるかです。

 

オールスターの場合、†アークゲイン†と†アークホールド†でダウンした後のペレ自身の処理は楽にできるので、それでぐるぐる回すようなデッキは作れそうに思います。……タウィルでやれという声はありますが、†アークホールド†のサーチ先は色とレベルしか指定されない関係上レオニズやらペルセデスも持ってこれるので、そういう方向で差別化する感じでひとつ……。

 

なお、リワトキー下だと赤青緑ならなんでも戻せるようになりますが、結局ターン1ですし、色的にかなり無理矢理感があるのでよほど凄まじい動きがなければそこまでするほどのものにならなさそうです。なにぶん5年以上続いているTCGなので、探してなにかが見つかる可能性はないとまでは言えませんけれど。

 

 

・蒼天 ヘケト、コードメイズ スノミュ

青天使と青迷宮。……キーセレクション開始からももうだいぶ経ちますが、天使も迷宮も最初は白だった、という事実がいまいちピンとこなくなっている今日この頃です。一応白天使も白迷宮も上下にいることはいますが……。

 

ヘケトの出現時能力はクラファンのそれとやっていることは同系統で、違いとしては

・見る枚数が1枚少ない

・下に置く枚数が可変(一部を上に残せる)

・トラッシュにカードを置かない

といった感じになります。単にキーセレリメンバ固有ギミックのためにデッキ下を操作したい、という用途なら下に置く枚数を可変にできるヘケトのほうが事故りにくさという点で上になりますが、クラファンのほうにもカードをトラッシュに置ける、という長所はあるので、どちらを使うかはデッキのやりたいこととの相談になります。

 

スノミュは貴重なレベル1バーストなしの凍結ですが、条件が位置指定である都合上肝心のところを凍結できない可能性が高く、対象は誰でもいいから何が何でも序盤に凍結をしたい、という場合以外はそんなに……という感じはあります。該当するのは前弾のプラダマンテでしょうか?

自動能力の方はあてにすると打点的にきつそうなので、UNFORGETTABLEが外れたときとかにたまに発動するとうれしい、ぐらいに留めておくのがよいと思われます。

 

なお、スノミュを使用するときは、先攻1ターン目の配置で必ず中央を空けるようにしてください。そうしない場合、わかっている相手だと中央にシグニを置いてくれません。

 

 

・コードメイズ トトリサ

白迷宮。……人工の建造物でも複雑な形状でもない迷宮、ある意味ものすごく画期的なのでは……?

 

自動能力は一応リムーブでも発動しますが、キーセレクションだと能動的に条件を満たすのが難しい以上基本あてにならないので、さすがにちょっと用途が狭すぎると思われます。対花代だとほぼ確実にエナチャージできると思いますが、対花代でエナの数が問題になることはそうそうないので……。

 

オールスターだとトラッシュ送りはレオニズとペルセデスで簡単にできるので、レベル1であることから枠を作りやすいリソース要員としてはかなり有力です。なお、オールスターの場合だと序盤にシグニをトラッシュに置きつつ何かをする相手はそれなりにいますが(レゾナ出してくるサシェとアイヤイとか)、そうしないルリグの方がさすがに多いので、序盤をそれなりに諦める必要はあります。

 

 

※2/11追加分

 

・紅魔姫 ダッキ

妲己。「ライフクロス1枚をクラッシュしてもよい」というデメリットに見えてとくにデメリットでもなんでもない能力、問答無用でダメージを与えてくるダハーカと比べるとやはり心の弱さを感じてしまいますね。中国三大悪女たるもの、やはりもっと国を傾けるぞという気概を見せてほしいところです。

 

若干いちゃもんじみた話はさておき、能力をフル稼働させれば1ターンに手札1枚とエナ2枚(クラッシュされたライフクロス含む)と、シグニ単体としては破格な量のリソースを得ることができます。そうはいっても普通にやりとりするためにライフクロス1枚割るのはちょっとリスクが高すぎるので、何かでゲームを終わらせるためのリソース補給、ということにはなるでしょう。さすがにキーセレクションでそこまでのものはない(そのへんは白タマとか優羽莉とかエマとかに任せておきましょう)と思うので主にオールスターでロックユーしたいとき用な気はしますが、ライフクロスを割る以上ライフバーストも絡められるので、何か美しい流れは組めそうではあります。

 

 

・羅星 キルキヌス、コードメイズ シンフォーズ

 白シグニ2体。……もうそろそろレベルごとのパワー感にも慣れてきましたね、2体(3体?)ともレベル2です。

 

キルキヌスの出現時能力は、一般的なデッキのレベル1はだいたい12~14枚ぐらいであることを考えると、普通の構成であれば何もひっかからないということはそこまで発生しないはずです。あとは引っ張ってくるレベル1の質ということになるので、サーバントなんかも交えつつなんとか質を確保しましょう。

デッキにレベル1が残りやすく、ついでに4枚分デッキ下に送れるのでキーセレリメンバとの相性はいい部類といえます。レベル1の質を担保するのはそこそこ難しそうですが、ネオンテトラスノミュシンギュラあたりの凍結シグニで揃えることで動きとして計算に入れやすくする、ぐらいはできるでしょうか。

オールスターだとシブンギの話をしなくても質は担保できると思いますが、引っ張ってくるのが白である場合はだいたいハニエル(バーストのないほう)で事足りてしまうので、当人はレベル2であることも考えるとそこを押しのけて……というのはだいぶハードルが高そうです。宇宙であることを活かそうにもカプスワンがいますからね……。

 

シンフォーズはクマポクと同様の自動能力で、当人のパワーが8000なので序盤の防御としてはわりと計算に入れやすい部類です。素のパワーが8000だとレベル参照系以外では手が出しにくいはずなので、ハシュマルほど能力が尖っていないぶん効果を発揮する機会は多そうに思います。バースト持ちではありますが、打点を止めるために入っているカードで打点が止まるわけなのでたいした問題でもないでしょう。……アルキメスやエフエックスはそのへんほんとにね……。

 

・羅輝石 ロイヤルブルー

青SR。……見た目けっこうピルルクΛ感ないですか?……さすがに違うか。

 

起動能力は対戦相手のシグニに「自身をバニッシュする自動能力」を付与する能力なので、基本的に「対戦相手の」がついている効果バニッシュ耐性をすり抜けます(バニッシュする効果が付与されたシグニ自身から出ているため)。一応凍結関連ではありますが、相手に最終的な選択権がある以上は基本的に負担の軽いほうを選ばれてしまうもので、若干打点が取りにくくエナへの干渉も特にできないキーセレリメンバだとどちらも中途半端になってしまう可能性が高く、まともに機能させることはおそらくできません。

オールスターだと話はかなり異なり、レオニズが隣にいればリソース干渉に使う分には裏目がなくなるので、レオニズ自身から引っ張ってこれることも合わせて扱いやすさがかなり向上します。ただ、手際よくいくならレオニズ+ジュメニーズで2体処理して3体目か横にいるチアシグニはこいつ、という感じにしたいところですが、タイミングの都合上ラストナイトの凍結だと間に合わないので、そこで一手間よけいにかかってしまいそうなのが気がかりではあります。

よくよく考えてみればそもそもレオニズが隣にいるならジュメニーズとやってることたいして変わらないわけで、変な期待をするより「5枚目以降のジュメニーズ」か「青いジュメニーズ」のどちらかとして位置づけるぐらいがちょうどいいラインなのかもしれません。一応パワー10000なのでジュメニーズより除去耐性はほんのり上です。

 

ライフバーストはルリグ込みとはいえ凍結のみなのでちょっと評価が難しいですが、シグニ側はともかくそのターンか次のルリグアタックは止まるはずなので、土壇場でなければそこそこ意味が出そうなライフバーストではあります。ちなみに、シグニを凍結してダウンを行わないライフバースト持ちはこれで3体目らしいですよ。

 

 

※2/21追加分

 

・羅原姫 ZrO2

第二のZr。ハーモニー持ちについて書くのはここが初なので付記しておきますが、「場に出たときにアップ状態の~をダウンしないかぎりこのシグニをダウンする」という能力になります。場に出てからダウンする効果なのでリメンバピルルクキーやサクラの能力が誘発しますが、(【出】がついていないので)出現時能力としては判定されないようです。

 

アタック時自動能力の条件達成そのものは出現時能力があるのでそこまで難しくはありませんが、それでも1エナ払って-8000とそこそこ程度(レベル3としてはそれで十分かもしれませんが)で、そもそも相手の手札が2枚ない場合は-3000確定だったりするので、できないよりはいいですが、あくまで主眼は出現時能力の方に置くべきでしょう。

その出現時能力は無条件1エナランダム1枚な時点でかなり強力で、必要に応じて1枚引くこともできるのでこの手の出現時能力としては間違いなく最高級といえます。青のレベル3なのでタピピの回収先としてはぴったりです。RMNと比べると隔世の感がありますね。

あとはハーモニー条件の方ですが、出現時能力の質が質なので、それさえ使えればあとはどうでもいい、ということでアタックできないシグニと割り切ってしまう選択肢は一応あると思われます。とはいえリムーブしてしまうとあまり割りに合わなくなるので、打点を諦めるか効率のいい処理手段(手っ取り早いところでザ・ロウとか)を用意するかのどちらかは考慮したほうがいいでしょうか。キーセレクションの場合、場の原子を効率よく処理する手段が軒並み花代限定なのが惜しいところですね。

ハーモニー条件が黒ルリグなので黒鍵キーで条件を満たせますが、出現時が強力とはいえ本質的には手札1枚変動させるだけではあるので、そこまでするのはちょっとデッキを歪ませすぎているでしょうか(ラティナの出現時でハンデスしようと思ったことどれぐらいある?という話でもあります)。ピースの出揃い方次第でアシストルリグで使うことを考える、ぐらいにとどめておいたほうがよさそうです。

 

オールスターの場合、おおむねレオニズでSPK引っ張ってくれば十分では……?という感じはするので、原子で固めたい場合に検討するといいでしょう。Xeとuuoがいるので後処理は楽です。Xeで引っ張ってくるスペルはアビリティ・マインドでいいってことにしておいてください。……CRYSTAL SEAL?うーん……。

 

・SPINNING HARMONY

凍結スペル。実はBEAUTIFUL以来5年以上出ていなかった非限定凍結スペルになります。……ピルルク限定のMIRACLEは見なかったふりをしています。

 

ハンデスが入る条件がホロスチャートとほぼ同じ(地味に「以上」がついていますが、キーセレクションだとまあ同じです)なので、それと合わせて連打する、というのが基本的な使い方になるでしょう。ただ、3体凍結するということは「対戦相手のターンにシグニを除去してはいけない」ということなので、いるだけで影響力の強いシグニが少なからずいる昨今、それがどこまで通用するのかはちょっとわかりません。スペルということでシグニゾーンを圧迫しないので、ホロスチャート単体で連打するよりはきれいに動けるとは思いますが……。単にスペルで手札を攻めたい、というだけならRANDOM BADでいいので、凍結それ自体をどこまで活かせるかにすべてがかかっている、ということになるでしょうか?

 

オールスターの場合、ハンデスでいくならコスモウス置いてあと数枚、という感じになると思われるので、ランダムである意味がそんなにない以上基本的にRANDOM BADでいいような気がします。せっかくの凍結スペルなんですけどね……。

 

・羅星姫 ホウオーザ

鳳凰座。鳳凰って中国の神獣なんだけど星座にあるの……?と思って調べたら本来フェニックスらしいですね。……さすがに違いません!?

 

キーセレクションの場合はデッキの防御力低下を背負ってまで適当にエナゾーン1枚落としても仕方がないので、GO TO the TOP!でごり押しを考えるならもしかしたら、という感じになりますが、条件の都合上1体しか並ばないので本当にいるのか……?という感じは否めません。

 

オールスターの場合は基本的にリソース勝負をするので、ルリグが白ということもあり、比較的手頃にエナゾーンを減らせるなら十分考慮に入りうるように思います。赤ですがレベル3宇宙なので、サーチの心配もカプスツーを経由すればあまり問題は起きないでしょう。ハーモニーの都合2体以上立つことはちょっと考えにくいので、2つめの自動能力はあまり気にしない方がよさそうです。一応ハイティキーあたりを使えば引けないこともないですが。

 

・蒼天姫 アマビエ

あまびえ。天使……天使?一応シグニのライフバーストではない能力としては初のルリグ凍結です。

 

基本的にほぼ天使で固めないかぎりは何もしませんが、条件を満たした場合にできる無料1ドローとルリグ凍結ともにかなり強力です。ディーヴァセレクション以降、非限定天使が質・量ともにかなり増えているので、天使固めで組むことは十分可能な範囲でしょう。地味に天使なモーセスがいるので打点もそこそこ取れるはずです。

 

あと、ライフバーストが強力な分参照する範囲がかなり限定されているので、いつめくれてもいいように序盤からちゃんとトラッシュには気をつけておきましょう。……最初にめくれたら諦めましょう。MGTの昔からそんなもんです。

 

・ドライ=インフルD型

インフルの3枚目。昨今のご時世の余波を食って完全に影が薄いですね。いや伝染病の影なんて薄くていいんですが……。

 

パワー12000から対象を取らずに点を取るのはそれなりに難しくはあるので、ハーモニーを無視しても一応それなりに牽制にはなります。とはいえ別に耐性というわけでもなく無視する方法もないわけではないので、ちゃんと活かすなら素直にアタック時をちらつかせて対象に取られる(取られなかったら2点取る)形にするべきでしょう。この場合元手として6エナいるので、そのあたりは他の緑シグニを駆使してなんとかする必要があります。

キーセレリメンバは青なのでルリグアタックをあまり重視しないならわりと自然に使えますが、ピルピルキーなんかの特殊な相手以外の場合で本当にルリグアタックしなくてもいいのかはわりと謎です。基本的に後ろ向きな能力(アタック時の効率自体は特段よくはないので、止められることがわりと前提)ですし、同じバーストなしレベル3に運用するハードルがそこまで高くないオサギツネがいる以上、こいつのためにアシストルリグを使うということはなさそうです。

結論としては、素直に使うにはもう少し扱いやすいやつがいるはずで、使うなら「防御手段がダウンや能力付与系で、ルリグアタックが通りにくいか通らない」という感じの相手を見いだした場合になると思います。……たぶんアロスの方のピルルクがそうなりやすいので、対清衣ちゃん向けと強弁できなくはない……どう考えてもコードのピルルク相手になんにもしないのでかなり無理がありますね。すみません。

 

オールスターだとさすがに使うことはほぼないはずですが、カラテンなどと同様の「対戦相手が能動的に発動させることを選べる強制ドロー」なので定時ほーに思いっきりひっかかります。何かの理由で使う際は覚悟しておきましょう。