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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

GROWING DIVAとリメンバ(構築済デッキ編)

いつの間にやら今年も終わりで、いつの間にやら新弾のカード情報も出始めていたので、いつもの通りリメンバデッキで使えそうなものがないか見てみることにしましょう。とりあえず構築済みデッキから。

……キーセレクションとオールスターを回す機会はこのご時世でなくても(少なくともアニメが放送している間は)あるかどうかわからないレベルな気はしますが、こういうのはとりあえず目星をつけとくのが大事なので、まあ、そのへんは……。

 

あと、おそらくこれが今年最後の記事になると思います。よいお年をお迎えください。

 

※1/10:コードアート Kイチュデの項目について、ルリグデッキとピースのルールについて見落としがあったのでその旨修正。失礼しました。

 

注意書き:

1.基本的にキーセレクションもしくはオールスターのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、ディーヴァセレクションおよび他のルリグで使用する場合は考慮していません。

2.特にことわりがない場合はキーセレクションの話をしています。

3.書くことがないカードは書きません。

 

 

 

 

・No Limit

 

■小装 ローメイル

ロートレットも合わせれば4枚目のローメイルですが、「ローメイル」とついているローメイルはこれでやっと2枚目です。ややこしいですね。

 

キーセレクションの場合、レベル1の打点役としてはかなり強めですが、ディーヴァセレクション以降だと1ターン目から5000ラインを立てることがわりとできてしまうので、序盤の打点を期待して入れる、というよりはたまたまデッキが赤くなった場合のレベル1の数合わせ、ぐらいの立ち位置にとどまりそうではあります。別に序盤にパワー3000以下がいないということもそんなにないと思うので、いてよかったということはそれなりにあるでしょう。

 

オールスターだとローメイルなのでレガースの能力の種として利用できますが、レガースの出現時能力(トップをめくるほう)でめくれてもレベル1なので手札には加わりません。とはいえ序盤に使いやすくなる、というだけで何かしたい雰囲気はあります。非限定だと序盤にローメイル側を引っ張ってくる手段があまりない(サンジューぐらい?)ので、そういうのやりたいなら素直にタマでやれ、という結論に落ち着きそうな気はしますが……。

 

■紅将 ランスロット

レベル2が無色1エナのみで5000以下バニッシュ、というのはWIXOSS全体で見ても最高峰といっていい性能で、こと打点絡みについては大きく制限されているディーヴァセレクション下で登場したのは逆の意味で生まれた時代を間違えている感はあります。

 

キーセレクションだと序盤の打点要員として非常に扱いやすく、支払いも赤でなくていいのでデッキへの負担もさほどありません。適当に低レベル帯の打点要員として突っ込むのもいいですが、ヘラやブロンズと合わせて序盤を赤で固める、というのも十分現実味がありそうです。

 

 

・うちゅうのはじまり

 ■蒼魔 シャークスピア

回収対象自体はタピピにアークゲイン(赤いほう)にアミィといった感じでわりとよりどりみどりなので、あとは1体ダウンしたうえで2エナ払えるかどうか、という話になります。……アークゲイン以外は自分もエナを消費してなんぼなやつばかりなのでけっこうきついんですが、レベル1バーストなしの青シグニな本人が枠的に邪魔になりにくい立ち位置なので、数合わせのついでにできることとしては十分、ぐらいはいえるでしょうか。1回ぐらいならまあ、なんとか……。

 

ちなみに、起動能力でコンテンポラ(黒いほう)を含めた3枚が落ちて20枚になった場合、回収するタイミングはコンテンポラの能力を解決する前になるので悪魔を回収した上でコンテンポラを場に出せます。ちょうど悪魔である魔使マオ(青いほう)と合わせてひたすらコンテンポラを使い倒すデッキにするのもいいかもしれませんね。

 

■聖魔 プルソン

キーセレクションでは全体能力無効が必要になる場面はそんなにないと思いますが、オールスターだとシャドウ対策として非常に有効です。といってもラストナイトを使うならスリストの方がだいたいにおいて上だと思われるので、レイトナイトまで上がる場合に考慮するといいでしょう。

能力の発動に相方が必要ですが、同じデッキにいるスクリュー・カーミラが色的にも能力的にも扱いやすいのでとりあえずそれで十分といえるでしょうか。他にも上のシャークスピアなりイグ・バナナンなり探せばいろいろいると思いますが、「効果」でトラッシュに置く必要があることは認識しておきましょう。エフエックスの場合は「コスト」としてトラッシュに置いているので相方として成立しません。

 

■蒼魔 スクリュー・カーミラ

立ち位置としてはビーカーと同じなのでそことの比較になりますが、こと低レベル帯の場合は英知であることのメリットは特になく、デッキを落とすことについても(裏目もそこそこありますが)どちらかといえば落としたい場合のほうが多いはずなので、パワーが3000増えて純粋に強化されている、とみてだいたい間違いはないです。

 

キーセレクションだとマグナスの立ち位置がかなりあやしくなっていることも手伝ってレベル2で凍結するだけのシグニの需要は正直そんなにないはずで、使うならデッキを落とす側に注目することになるかと思います。積極的にリフレッシュに入りやすくなるので、リフレッシュ直前に手が止まりやすいエフエックス系のデッキでタピピの回収先の1つに入れておくと凍結も確保できて便利、ぐらいの使い方になるでしょうか。

 

オールスターの場合、序盤にシブンギを動かしつつZrの起動能力もいくらか動かしやすくできるので、キーセレクションより選択肢に挙がる頻度は高そうです。上記の通りプルソンの相方にもなれるので、何かの起点としての性能がかなり高い、ということは言えるでしょう。

 

■蒼魔 キャプテン・フック

-効果バニッシュ耐性の条件がトラッシュ枚数

-自動能力で戻すカードにガード以外の制限がない(消費が激しいレベル4を戻すことができる)

-ライフバーストがダウン凍結

という具合にすべての能力がエフエックスと噛み合っているため、そういうデッキならかなり魅力的なシグニだと思われます。

ただ、自動能力が強制である関係上フォーチュン・イマジンとの相性が若干悪いので、そこは少し考えた方がいいかもしれません。効果バニッシュ耐性持ちですし、メインフェイズに除去されるぶんには何も起こらないので、あるいはそれほど負担はないのかもしれませんが……。

 

■RANDOM BAD

おおむねPRAYINGの2つのモードを足した(割ってない)性能で、リソースの消費も最低限なので裏目もあまり大きくはありません。ハンデス系やスペル系で少し物足りなさを感じた際、ちょい足しするのにはちょうどいい立ち位置といえるでしょう。たぶん一番相性がいいのはトリトンです。

スペルを多用するタイプのデッキに入るようなスペルはだいたいライフバーストを持っていないので、ライフバーストを持っていることも地味に大事だったりします。

ところでそろそろ主効果で凍結するスペル、増えてもいいんじゃないですか……?

 

 

・Card Jockey

■コードアート Kイチュデ

そこそこ安定して拾うためにはおおむね10枚程度はスペルが必要なはずで、そこまでするようなデッキはだいたいAPEX系、ということになります。APEX系自体スペルが来なければ終わりかつ何かと燃費が悪いデッキなので、アタック時にカード1枚無料で拾えるこいつから受ける恩恵は見た目より大きそうな気がします。

スペルとしては癖のかなり少ないRANDOM BADみたいなのも出ますし、1回試してみるのがよさそうですね。アシストルリグ一式を投入するとエクシード2を4回使える(レベル4まで上がる場合を想定しています)ので、新時代のデッキはもうすでにそこにある可能性もあります。B-スカイジュを出されたら諦めましょう。

 

※1/10追記:

ルリグデッキとピースのルールを確認するかぎり、アシストルリグ使用時の追加2枠はピースしか入れられないですね。失礼しました。

一応アシストルリグ一式(レベル4まで上がる場合はあわせて11枚)から2枚減らせば入れる余地はあるので組めなくはないです(3回にはなります)。

 

■聖天 アテナ

御伽原江良(レベル3のほう)と同様のサーバント回収ですが、相方が必要ない分1エナ重くなっています。とはいえ相方を出す必要がないほうが展開としても楽なので、サーバント回収要員としてどちらか選ぶならこっちになるでしょう。ツバキは色が違ったり回収対象も微妙に違ったり場に残らなかったりするのでまた別のシグニです。

あとはどのフォーマットであれ1ターン凌ぐわたりをつける(凌ぐではない)ためだけに3エナ払えるようなリメンバデッキが存在するかどうか、というところでしょうか。……あるかな……?

 

■コードアート Cヤンデリア

Kイチュデと同様スペル参照ですが、スペルを多用するAPEX系は基本的に面をかなり空けやすくなるので、バニッシュ置換の能力との噛み合いが特段ありません。リソース削減に特化したデッキにRANDOM BADと同時に採用する、というのが基本的なラインでしょうか。少なくとも、こいつの能力でトラッシュに送る場合はだいたいにおいて打点を取れていないので、適当に入れるという感じのカードでは基本的にないです。この手の能力持ちとしては能力込みのパワーも条件もかなり破格なので、どこにも居場所がない、ということもないようには思いますが……。

 

相手のスペルのコストが増えるほうの能力については、当人にたいした除去耐性がない以上はそんなに当てにするものでもないと思います。一応、この手の能力は刺さるタイミングだとわりと双方から存在を忘れられがち(星占のほうのナイトの常時能力は使ってる側もけっこう忘れてました)なので、ちゃんと覚えておいてあげてください。 

 

 

・Diagram

■コードメイズ クマポク

2つめの自動能力でできることの範囲が異様に広いのでどう考えればいいかよくわからない部分はありますが、他の配置替え系と合わせると実質エナゾーン回収ができる、というのは少なくとも言えます。エナ効率的にはそんなにいいわけではないので、ミズドケイやソラサーといった同条件の能力を持つシグニをまとめてワイルドライガーで面倒を見る、といった形のデッキが成立すれば……という感じでしょうか。

自身の配置換え能力については、こいつ自身が単なるパワー2000なのでお膳立てなしではちょっと狙いづらいです。うまくいった場合の見返り自体は上に書いたデッキに入りそうなカード(ワイルドライガーや青いほうのクイン)に繋げるだけでも十分にあるので、刺さりそうなときに当てられればラッキー、ぐらいに思っておきましょう。アタック時しかない相手に複数並べるとか。

 

■羅原 Heg

書いてあること自体は強烈で、うまくいけばメインデッキからルリグアタック自体を止められるカード、ということになりますが、相手のターンに能動的にバニッシュする手段自体がほとんどない(ですし、ディーヴァセレクションの方針を考えると増えることも考えづらいでしょう)ので、おおむね牽制の域を出なさそうではあります。パワー8000あれば牽制としてはまあまあ機能はするはずなので、何もしないカードと言うほどではないでしょうけれど。

ちなみに能動的にバニッシュする方法を具体的に考えると「LOUPEをAPEXキー経由で対戦相手のターンに使う」ぐらいしかないです。一応旧星占ならCRYSTAL SEALを使えますが、旧星占を使う時点でこいつを使うようなデッキにたぶんならないので……。