もう明けてから半月ぐらいたっていますが、ひとまずあけましておめでとうございます。2021年もよろしくお願いします。
……1月の時点でご時世がけっこうアレですが、カード見るぶんには特に問題ない(普段から新弾のカードの話以外ほとんど書いてないのの裏返しともいう)のでブログのほうは平常運転でいける……かなぁ……。
去年末に書いた構築済デッキ編の続きです。ご時世とか販売スケジュールの都合なのか公開ペースが異様に早かったので全部まとめて書きました。私の方もいろいろ余裕がなかったので、発売日ギリギリになってしまったのはごめんなさい。次弾は構築済デッキがないぶん多少楽なはず……。
注意書き:
1.基本的にキーセレクションもしくはオールスターのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、ディーヴァセレクションおよび他のルリグで使用する場合は考慮していません。
2.特にことわりがない場合はキーセレクションの話をしています。
3.書くことがないカードは書きません。
・アシストルリグ、ピース
ルリグデッキの枠、というかなり大きめのハードルがあることもあり、構築済デッキ編のときは正直あまり真面目に見てなかったせいでルールの勘違いが発生したんですが、わりといい感じのものが出てきたと思うので今回は触れておきましょう。
ルリグデッキの枠の都合上、基本的に片方のみをレベル2にしてもう片方はレベル0のまま、という運用を想定しています。アーツとキーの合計1枚でなんとかする形がどれぐらい現実的なのかは謎です。
■ノヴァ=ミュート
1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」収録カード〈アシストルリグ〉紹介❗️
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2020年12月28日
チーム「うちゅうのはじまり」
ノヴァ(レベル1~2)
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現在公開されている全レベル1アシストルリグのうち、ノヴァ=ミュートのみアタックフェイズに防御手段として使用することができます。キーセレクションやオールスターにてアシストルリグを極力防御力を減らさずに採用したいならこれ、という感じになるでしょうか。効果としてはロマネディフェンス相当(厳密には手札を1枚捨てるのがコストに含まれている点でやや弱いです)なので本当に最低限ですが、切りどころを見失うことも少ないので十分といえば十分でしょう。
レベル2は攻撃(スーパーノヴァ)と防御(それ以外)の両方あり、キーセレクションとオールスターどちらであってもルリグデッキの枠を考えると攻撃に振った方がいい……はずなんですが、4エナ払う余裕があるかはかなり謎です。
■DJ.LOVIT-W-SCRATCH
1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」収録カード〈アシストルリグ〉紹介❗️
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2020年12月30日
チーム「Card Jockey」
DJ.LOVIT(レベル1~2)
予約‣https://t.co/RIKlUfo4Aw
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序盤にダブルクラッシュを用意するだけなら鎮護国禍がすでにあり、それよりも基本的にコストが重いしおまけも特につかないわけですが、コインを使わずに赤シグニ以外にも付与できる、という利点を生かせば何かしらできることはあるはずです。序盤にコインと同時に使おうとすると必然的に初手3枚(後攻なら+1)スタートになるので、まずはそれをどうするかからでしょうか。
■レイ*月華
1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」収録カード〈アシストルリグ〉紹介❗️
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2020年12月31日
チーム「No Limit」
レイ(レベル1~2)
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構築済みデッキのレイ*無我斬とあわせれば合計3枚ドロー3枚ハンデス(無作為)なので、序盤の立ち上がりでかなり優位に立てます。そういうことをするならルリグデッキの枠的にアンシエントグルーヴのほうが取り回しはよさそうではありますが、そのぶんハンデス性能やコストの面で上回ってはいるので、最終的には増えるエクシードやリミットの活用法、ピースのラインナップ次第ということになるでしょう。
■GO TO the TOP!
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— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2021年1月1日
TVアニメ『#WIXOSS DIVA(A)LIVE』
📣放送まであと7️⃣日
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1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」から〈ピース〉カード紹介❗️
「GO TO the TOP!(ゴートゥーザトップ)」
Illust:keypot先生
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3エナ減少(+1枚サーチ)というほとんど追加のロックユーみたいな効果で、使うならそういうデッキ、ということになります。横のアシストルリグがレベル0だけでも使用できるので、アーツかキー3枚+ピース2枚で押し切れる術を探してみましょう。
・白シグニ
1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」収録〈白シグニ〉カード紹介❗️
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2021年1月1日
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■聖将 チョウウン
緑ではないのでおおむねアトは守れません。残念。
序盤から点を取るようなデッキの多くはシグニから対象を取って……という流れで打点を稼ぎにいくので、レベル2以下のシグニから対象にされない、というのは除去耐性として非常に強力です。パワーが低いぶんランサーやら魅惑ハナレキーやらには弱いので万全とはいきませんが、キーセレクションであれオールスターであれ序盤の守りがほしいときにはとりあえず……という感じで扱えそうです。
・青シグニ
1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」収録〈青シグニ〉カード紹介❗️
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■蒼天 カロン
出現時能力で無条件かつ確実に手札を増やせる低レベル帯青シグニは今までいそうでいなかったので、キーセレクション下だと(主にタピピの回収先として)何かと重宝するかと思います。
……オールスターだともっと扱いやすいやつがいるのでさすがになさそうですが、その大半がディーヴァセレクション以降に追加された白シグニ(本間ひまわりと後述の白SR)、というのに時代の流れを感じますね。
■蒼将 プラダマンテ
レベル1の凍結利用系&手札破壊系ということで、前弾のヒュプノスと合わせてようやっとキーセレリメンバも普通の動きから手札を攻めにいけるようになりました。とはいえヒュプノス共々打点を取ろうとすると基本的に機能しなくなる能力なので、できるとしてやるかどうか、というのはちょっとあやしいでしょうか……?
オールスターだとラストナイトと競合しそうで別に競合しない(能力の性質上必ず先に凍結しているので後から付与する形になる)ので使う分には特に問題ありませんが、レオニズでトラッシュに叩き込んでもリソース量的には特に変わらないのでちょっと遠回しな気がしますね。レオニズの常時とも複合できるのでないとまでは言いません。
■羅星 アンチラ
戻すシグニはライフバーストを持っていても問題ないので、クラファンなりミッドナイトの自動能力なりを噛ませてDr.デメニのサポートに使うのがよさそうです。それなりにレベル1のバースト持ちを確保する必要がありますが、自身のバーストもある程度強力なので追加で打点枠1枚程度(メリッサ・キンレンカあたり?)あれば十分でしょう。
オールスターだとタネガスペやシブンギを駆使すればそれなりにリソースを稼げそうですが、それってその2種類だけで十分成り立ってるし余計なもの入れなくてよくない?と言われると返す言葉もないです。
・スペル
1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」収録〈スペル〉カード紹介❗️
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2021年1月6日
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■TROUBLE
非限定だと長らく出ていなかったリソースの減少が発生しない純粋なドロースペル(THREE OUTSIDEは引いていないので……)で、キーセレクションであれオールスターであれ、手札補充手段が欲しければスペルを多用するデッキでなくても常に選択肢に入るぐらいのカードパワーに収まっています。他のドロー系スペルはだいたいバーストを持っていないことを考えれば、ライフバーストを持っていることもどちらかといえば長所でしょう。ライフバースト自体も強力です。
・白SR
1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2021年1月9日
収録【SR】白シグニカードを紹介❗️
「聖天姫 アークゲイン」
「羅星姫 リーブラー」
「コードハート Pロマピ」
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■聖天姫 アークゲイン
対戦相手のターンにシャドウ、というのはかなり強めの除去耐性で、置いておけばとりあえずダメージを1点減らせる、という状況はかなり多いはずです。手札を増やす方の能力も3枚見られる上に制限がほとんどないのでかなり強力です。下2枚が確定することも特にキーセレクションだと重要だったり。
あとはおおむね同じ能力構成である本間ひまわりとの比較になりますが、手札を増やす方の能力は同等でシャドウを得る条件がこちらの方がゆるいので、カード単体のパワーで見るならこちらの方が強力、ということはいえるでしょう。問題はライフバースト持ちである点で、除去されにくくて手札を増やせるという以外は打点も取れないし相手のリソースにも触れられないシグニなので、そういう観点だとライフバーストを持っていない本間ひまわりの方が入れる枠を作りやすくはあります。
最終的には枠やデッキのやりたいこととの相談になるので、手札を増やす能力の細かな差異も含めていろいろ考えてみるのがよさそうです。手札を増やす、という観点だと後述のPロマピも浮上してくるので、ディーヴァセレクション以降のレベル3白シグニは謎に激戦区になっていますね。
オールスターだとチアシグニがいる関係でシャドウ1体だけだと機能しにくかったりバーチャルの数をほぼ用意できなかったりする事情から比較はもう少し楽で、シャドウに期待して多数投入するならこっち、ドロー目当てで1、2枚だけ投入するならライフバーストを持たない本間ひまわり、とわりとくっきり分かれるように思います。ここでもPロマピは絡んできますが、それも使えるデッキがわりとはっきりしているのであまり悩むこともないでしょう。
ところでアークゲインって名乗るからにはもっと耐性強くてもよくないですか?
■コードハート Pロマピ
Card Jockey専用能力のほうはとりあえず無視して、手札を増やす能力の方は前述のアークゲインや本間ひまわりの持つそれの亜種、ということになります。引っ張ってこれるシグニが白だけになりましたが、スペルがあれば追加で持ってこれるので、うまくいけばリソースを増やすことが可能です。
出現時能力だけでリソースが増えるのは相応に魅力的な話ですが、シグニとして他の色はともかく無色(おおむねサーバント)を引っ張ってこれなくなるのはかなりきつめの制限なので、
・まとまった量のスペルと白シグニが入っており、リソースを増やせる可能性が高い
・白シグニ中心で、必要なときにどうしても引きたいスペルが入っている(メインフェイズにスペルを探す手段は現状でもあまり多くないので)
という感じのデッキでなければアークゲインなり本間ひまわりなりを使うべきでしょう。最低でも主力が白に寄っていなければ厳しいです。
具体的には
・APEXキーを中心として白に寄せたキーセレクションのデッキ
・切り札的なスペル(たぶんアーク・オーダー)が入ったオールスターのデッキ
のどちらかになると思われます。特に今弾は強めのスペルもスペルへのサポートもそこそこあるので、APEXキー系の前途はかなり有望です。
・赤SR
1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2021年1月10日
収録【SR】赤シグニカードを紹介❗️
「紅将姫 ノブナガ」
「羅輝石 ローズクォーツ」
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■紅将姫 ノブナガ
ダブルクラッシュを付与するまでのハードルが低く、ブロンズが出た今なら赤にもある程度寄せやすいので、いざというときのダメージレース要員として機能させることは十分可能でしょう。ヘルボロス(赤いほう)の回収対象なのでいざというときにいないということもそんなになさそうです。
なお、カード名は「ノブナガ」なので「オダノブ」を参照するオイチからのサポートは特にありません。名前と略称程度の差しかない関係でけっこう間違えやすいと思うので、ちゃんと覚えておいた方がいいと思います。私は間違えました。
・青SR
1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2021年1月11日
収録【SR】青シグニカードを紹介❗️
「蒼魔姫 フェンリル」
「羅星姫 サタン」
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■蒼魔姫 フェンリル
初の出現時2体凍結です。スリストがいる今だとそんなに驚きもないですが、一応エフエックス→こいつ→アルキメスかIZRHできれいに3面要求はできます。ただ、それ以外に2面凍結が活きてくるケースはせいぜいUNFORGETTABLEとホロスチャート程度なので、キーセレクションだといてよかった、となるタイミングはあまり多くなさそうです。
オールスターだと凍結が1体分足りない、となることが案外多いので、主戦場はどちらかといえばこっちかもしれません。スリストのほうがやれることも多くて便利だとは思いますが、手札1枚は無視できるほどのコストではないので、こちらを起用する利点もないわけではないはずです。悪魔ですが精像ではないのでダーク・コグネイトのコストにできないのが惜しいところですね……。
■羅星姫 サタン
デッキとトラッシュにあるシグニのレベルを書き換える常時能力はかなり特殊で、これまでできなかったことができるようになるカードなのはおそらく間違いないと思われます。キーセレリメンバがデッキ下のレベルをしばしば参照するので影響を受けやすい、というのも確かなんですが、わざわざレベル2と3を1にしてもうれしいことがほとんどない(シモンのみです)ので、基本的に一切噛み合いません。……一応効果バニッシュ耐性をわりと簡単に付与できるので、エフエックスで2体バニッシュ→エフエックスをリムーブ→こいつと適当なレベル1*2というムーブはそれなりではありますが……。
オールスターですらシブンギやペルセデスと喧嘩してしまうのでリメンバとははっきり相性が悪いんですが、やっていることがかなり特殊なカードなので、何かを見つけることができれば使うこともあるかもしれません。一応存在は覚えておいた方がいいです。
・緑SR
1/16(土)発売 拡張パック「GLOWING DIVA」
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2021年1月12日
収録【SR】緑シグニカードを紹介❗️
「翠将姫 ロビンフッド」
「コードラビリント クイン」
「幻獣神 オサギツネ」
予約‣https://t.co/RIKlUfo4Aw
🔻商品情報https://t.co/ZrPJ7XCttM#グロウイングディーヴァ#WIXOSS pic.twitter.com/mst8ObrAOI
■翠将姫 ロビンフッド
アタック時については発動した時点でおおむねそのターンは1点しか通らなくなるわけなので、それを狙うよりは裏返したシグニはそのターンほぼ除去されない、ということに着目して使うべきでしょう。裏返して打点が減った分を埋め合わせる必要があるので、使うなら基本的にはアークゲイン(レベル3のほう)や本間ひまわりなどの強めの耐性持ちを守りつつとりあえず1点、という感じになると思われます。
ちなみに、表に返すことに失敗した時点でもう表に返すタイミングがなくなってしまうので、少し工夫すれば自分の場に何もしないカードを積み上げることが可能です。B・オブザデッドが輝く時が来たかもしれませんね(?)。
■幻獣神 オサギツネ
アタック時の条件は満たそうとしないと満たせず、かといってシグニからエナチャージしようとすると引きの問題が出てきて不安定になるので、キーからエナチャージを用意するのが一番楽でしょう。つまりはワールド・エンドです。能力自体は出現時と合わせれば7000まで問題ないですし、緑に寄っていないと用意しにくいエナゾーン送りなので、レベル3から出せる打点としてはかなり高級な部類といえます。
出現時は他のパワー修正系よろしくパワーに依存する打点の補強や除去耐性の付与が可能で、修正値も+5000と高いのでそれだけでも十分強力ですが、ついでに相手のシグニにも修正を付与することでオサギツネ自身やアタランテなどの「特定値以上のパワーを参照したバニッシュ」のサポートもできます。2体までなのでケサキリのアタック時を両方サポートできたりもします。……ケサキリはちょっと引きに左右されすぎているかもしれませんが、それは置いといてもレベル3の打点役のできることとしてはかなり破格です。
アタック時さえ安定すればできることがかなり広いうえにだいたい強力なので、緑に手を伸ばすならワールドエンドともどもぜひ採用したいところです。奏生:地獣が被ることもほぼないでしょうし、ワールド・エンドのクラス条件についても心配は不要でしょう。
オールスターは……名前にオサキってついてたらわりとひどいことになってた気がします。……色々問題がありすぎるのでさすがに仕方ないんですが、コサキがちょっとかわいそう。