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【能力予想】メモリアでシグニなリメンバ~リメンバ登場7周年によせて~

こんなブログを書いている私自身もけっこう忘れるのでおおっぴらに言いがたいところはありますが、8月19日はリメンバがWIXOSSのカードとして登場した記念日で、1年目の2014年登場なのでWIXOSS共々今年で7周年になります。

 

今回はそれの記念と言うことで普段やっているカードやらデッキの話とは少し趣向を変え、ちょうど次次弾WELCOME BACK DIVA~selector~に登場することが決まっているリメンバのメモリーシグニの能力予想をすることにしましょう。

……気がついたらとんでもなく長くなってたんですが、暇のある方はお付き合いいただければ幸いです。

 

ちなみにこのブログ的にもこれでちょうど100記事です。案外長続きするなぁ……。

 

注意:

・現時点で公開されていないカードの能力予想という性質上、いわゆるオリカ作成に近い内容を多分に含みます。ご了承ください。

・予想はあくまで予想であり、実際にその内容でカードが発売されることを保証するものではありません。公式とは無関係な人間が勝手に書いている、ということを理解の上でお読みください。

 

 

リメンバのメモリーシグニについて、現在公開されている情報はこれだけです。

 

1.基本特性

まずとっかかりとして、名前とイラストから基本的な特性を予想してみましょう。

・クラス:電機

接頭語が電機にしかつかないコードハートなので確定です。

順当にいけば宇宙だと思ってたのでちょっと意外ですね。とはいえselector期はシグニのカードプールがホロスコープ以外ピルルクと同じだったのでこれはこれで順当なのかもしれません。

ディーヴァセレクションでの電機は明確にスペル関連の能力が割り当てられていますが、リメンバの方にスペルを多用するイメージがあまりない(もともとそういうデッキになりうるピルルクと同タイプ持ちではあるので全くないわけではないです)ので、実際にどうなるかは正直わかりません。

 

……メモリーシグニ故の特別扱いとして奏械じゃなくて精械である可能性もなくはない気がしますが、特性的には誤差レベルの差異しかないのでここでは触れないでおきます。

 

・レアリティ:SR

接頭語がSR電機につくコードハートなので確定です。

能力予想にはあまり関係ないかもしれませんが、一定以上複雑な能力を持つことにはなるでしょう。

 

・色:白青多色

順当にいけば白ですし、上の情報でも白シグニとして扱われている(台詞部分の色が白い)んですが、イラストを見るといくぶん違和感が出てきます。

というのも、リメンバの衣装の配色は本来赤紫(アニメ公式のツイートがわかりやすいですね)のはずですが、今回のメモリーシグニのイラストでは背景共々明確に青に寄っており、他のメモリーシグニのイラストはリメンバと同様複数色持ちだったアンとイオナを含めてもとの配色と特に変わっていないので、これはかなり特殊な扱いになります。キーセレリメンバ(来夢の巫女)と混同している可能性についても、そもそもあっちの衣装が白に青の縁取りである以上はかなり薄いでしょう。ラストナイトの衣装部分は青いですが、ラストナイトはリボンが完全に白いのでこれとも違います。そのため、全体的に青に寄っているのは意図的に元のデザインから変更している、と考えたほうがいいでしょう。

 

ではなぜそういうイラストになったかを考えてみると、「純粋な白シグニではないから」というのが一番素直な答えになるはずです。すなわち「能力のコストなどに青要素を含む白シグニ」か「素の色から白青の多色シグニ」のどちらかですが、白シグニのイラストが青に寄っているとカードとしての視認性の問題が発生する(よく見ないと白シグニだと認識しにくくなる)ので、少し青要素がある、ぐらいでもともと白っぽいデザインをわざわざ青側に寄せるのは考えにくいように思います。

 

……というわけで、シグニの色としてはSRゆえの特例として白青多色になるのではないでしょうか。その線で行くと他のSR枠にもともと白絡み複数色のイオナとアンがいて白が飽和しそう(非SR枠にユキもいる以上イオナは黒単でしょうけど)なのが気がかりではありますが、あくまでこれは予想記事、ということで大胆な方向に寄せていきましょう。

 

・レベル:レベル3

SRということもありレベル3である可能性は高いと思いますが、ディーヴァセレクション内でもすでにレベル1SRシグニであるヒャッハーが公開されているので断言はできません。

ただ、後述しますが「リメンバらしい能力」の中に「対戦相手のルリグへの妨害」が入っており、それはレベル2以下だとちょっと実装しにくい能力である以上だいたいレベル3であろう、ということでこの記事ではレベル3で通します。

 

 ・パワー:(能力とレベルから見積もった順当な数値)

……ここは能力がわからないとなんとも言えない部分なのでとりあえずこれでいいです。なにもなければレベル3なので12000になります。

 

カードとしての基本的な特性はこんなところでしょう。イラストと名前だけでもわかる(確定でない事項も当然ありますが)ことは案外多いものです。

 

2-a.能力予想の前に:リメンバらしい能力

1.で基本的な特性を予想したので、いよいよここから本題である能力の予想……といきたいところですが、その前にルリグとしてのリメンバらしい能力は何かについても改めて確認したほうがいいでしょう。リメンバはどういう方向性の能力を持っているものなのか、の前提がないと適切な能力は予想できません。

 

特定のルリグらしい能力、というのは言い換えればルリグ本体もしくは限定カードでフィーチャーされやすい能力、ということになりますが、リメンバのそれは大きく分けると2つあります。

・凍結関係(シグニの凍結、凍結を踏み台にした各種効果)

一般的にリメンバといえばこれですね。どういうものになるかはともかく、テキストに「凍結」と書いてないことはほぼなさそうです。

ちなみにルリグの凍結については、2年目のクロス対応ルリグが出た際にリメンバとピルルクでそれぞれシグニ凍結とルリグ凍結というふうに能力が明確に分かれていたことがあり、どちらかといえばピルルクが持っていそうな雰囲気はあります。重なっている部分もそこそこあるリメンバとピルルクの能力については、リメンバのほうが盤面への干渉能力が高く、ピルルクのほうはそれ以外(主に手札)への干渉能力が高い、という感じで差別化されて……話がずれてきたのでこれぐらいにします。

 

凍結そのものについては言わずもがななのでわざわざ書く必要はないとして、凍結した後の効果についても細かく見ていくときりがなくなるので、羅列しておくだけにとどめておきます。単に凍結(ダウン込み)する効果を除いた、ルリグもしくは限定・ルリグタイプ指定カードが持っている凍結関連の効果は以下の通りです。

※ピルルクタイプのものはきりがないので除外しています。

※キーセレクションのものはselector期のそれとは言いがたい(来夢の巫女の範疇)ので除外しています。

■凍結状態のシグニをバニッシュ

ナイトの起動能力、デッドナイトの起動能力、クリスタル・ブレイク

■凍結状態のシグニを手札に戻す

ラストナイトの起動能力、ホロスコープ、ジュメニーズ、シブンギ、レオニズ(厳密には異なります)

■凍結状態のシグニの能力を消す

デッドナイトの常時能力、ラストナイトの常時能力、ペルセデス(厳密には異なります)

■凍結状態のシグニの移動先を置き換え

レオニズ

■凍結状態のシグニの数だけドロー

デッドナイトの起動能力

■凍結時にハンデス

レイトナイトの自動能力

■凍結状態のシグニの数だけハンデス

ミッドナイトの起動能力

 

全体として、白と青のできることから逸脱することは基本的にないですが、できることはおおむねできるイメージですね。やっていないのはデッキバウンスぐらいでしょうか(ディーヴァセレクションにスノミュがいるので、範囲外ということもないとは思います)。

 

・対戦相手のシグニ、ルリグへの妨害

シグニについてはラストナイトとデッドナイト、ペルセデスの持つ「シグニの能力の無効化」を指しますが、すべて上で書いた凍結を経由しているもの(ペルセデスは厳密に言えば異なりますが、イメージ上はおおむね同じということでいいでしょう)なのでここで改めて書くことは特にありません。ルリグについてはナイトとレイトナイトが持っている「ルリグの起動能力のコスト増加」を指します。

どちらにしても、全体的になんだか青っぽいリメンバの持つ明確な白要素、と言っていいでしょう。シグニの方はユキも……というかユキの方がよく使っているわけですが、ルリグの方は他のルリグはしないところ(確認してないのでいたらごめんなさい)ので地味にリメンバ固有。

個人的にはこっちのほうがリメンバっぽいイメージがあります。ナイトの常時能力(ルリグの起動能力のコスト増)がかなり存在を忘れられやすく、指摘することがかなり多かったので印象が強いんでしょうね。あくまで個人的な印象なのでこれが一般的な認識なのかはわかりませんが、ラストナイトに関して言えば一般的にも能力無効の印象が一番強いんじゃないかな、と思います。

 

 

2-b.能力予想の前に2:リメンバの能力構成

2-aで能力単体について一通り挙げたわけですが、ルリグとしてのリメンバらしい能力の羅列だけでは1つのカードのデザインとは到底いえないので、説得力のある予想のためにはリメンバの能力構成上の特徴も考える必要があります。ここでレベル4以上のリメンバのルリグカードの能力を見てみましょう。

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(画像はすべて公式サイトのカード検索からです)

ここからわかる能力構成の傾向としては下記の2つです。

 

・「シグニの凍結」「対戦相手のシグニ・ルリグの妨害」「凍結を踏み台にした能力」がすべて入っている

妨害については凍結を踏み台にしている場合としていない場合がありますが、それぞれ別個に最低でも1つは入っています。

ディーヴァセレクションの一般的なSRシグニの能力は基本的に2つで時々3つ(ごく稀に1つ)ある場合がある、という感じですが、直近のSR凍結シグニ2体(ワッフルアイスとオリオン)が3つなので、メモリーシグニもおおむね上記の能力が1つずつある、という構成でよさそうに思います。もともとルリグカードとして能力の数は多い部類ですしね。

 

……これ書いててやっと気づいたんですが、ナイトの凍結する方の起動能力って自分のシグニ凍結できるんですね……。7年越しの新事実。

 

・クラスを参照しない

もともと各ルリグの担当クラスが固まっていない時期に登場し、かつ長い間ピルルクとカードプールがほぼ同一だったことが大きいと思いますが、リメンバがルリグ側で特定のクラスを参照していたことは一度もありません。シグニ側ではアンブレイカブルセレクターでやっと宇宙クラスを参照するシブンギが出ましたが、それを受けてオールスターリメンバのデッキを宇宙中心にした人もそこまで多くない(そもそもシブンギが確定で入るかどうかが微妙なラインにいる印象です)と思われます。

というわけで、ディーヴァセレクションの電機クラス自体スペル参照が主で電機クラスは特に参照しない、ということもあり、リメンバのメモリーシグニでシグニのクラスを参照することは基本的になさそうです。

 

 

3.能力予想

リメンバらしい能力と能力構成として考慮すべきところはあらかた挙げたので、本題である能力の予想に入りましょう。

ここからは2-bで挙げた通り

・シグニの凍結

・対戦相手のシグニもしくはルリグへの妨害

・凍結を踏み台にしたなんらかの能力

の3つの能力があるという前提で話を進めます。ライフバーストについてはその後で。

デザイン上の制限が緩いところから始めるのが道理だと思うので、順序としては下記の順でいきます。

・対戦相手のシグニもしくはルリグへの妨害

・凍結を踏み台にしたなんらかの能力

・シグニの凍結

 

■対戦相手のシグニもしくはルリグへの妨害

2-aで書いたように、順当にいくならシグニの能力無効化かルリグ起動のコスト増加ということになりそうですが、能力無効については同弾のメモリーシグニにそちらに特化しているユキがいることは確定しているので、わざわざリメンバの方にも入れる可能性は薄いように思います。ここはやはりリメンバ固有のルリグ起動のコスト増加、ということになりそうです。とりあえずナイトのそれをそのまま乗せた場合を考えてみましょう。

 

能力案1:【常】:対戦相手のルリグの【起】を使用するためのコストは(無)増える。

 

現行のディーヴァセレクションだとだいたいのルリグは1つぐらい起動能力を持っているので意味のない能力ではないんですが、たいていゲーム1なのでタイミングを外してしまうともはやなにもしない能力なのはなんだか微妙な感じですし、逆に起動能力を毎ターン使うことを前提としたルリグ(主にINTERLUDE組)に対しては刺さりすぎのきらいがあり、特に総リソース量があまり多くないさんばか相手に複数並んでしまうとひどいことになりそうです。

もとのナイトの能力自体登場当時はピルルクΩに対して異様に刺さって他はまあほどほど、という感じではあったのでむしろリメンバっぽさが出ていると言われればそうなんですが、新展開を始める弾で新しく出すタイプのお披露目SRが特定ルリグ対策、というのはちょっとどぎつすぎるでしょうか。……ALTERNATIVEのアトラン?あれは一応そこそこ汎用的な効果なので……ということで矛を収めときます。

また、せっかくメモリーシグニとして出るのだから当人のデッキにも入れたい、というのが人の情と言うものですが、ルリグと同じ能力だとどうしてもデッキに入れる優先度は低下してしまいます。別に必須みたいな性能にまでしなくてもいいと思いますが、もう少し使いたくなる感じの落としどころを考えたほうがいいでしょう。

 

他に干渉できそうなルリグに関する行動ですぐ思いつくのは「グロウ」と「出現時能力」あたりになりますが、どちらにしてもディーヴァセレクションでの先攻複数置きで相手の順当なグロウを強烈に阻害してしまうことが目に見えているのでさすがにやめたほうがよさそうです(最近の繭の部屋送りになるカードはだいたいグロウ事故絡み)。「ピースの使用」だといい案配になりそうですがほぼディーヴァセレクション専用になりますし、ルリグの妨害要素をうまい具合に落とし込むのはなかなか大変です。

 

……よくよく考えてみればリメンバ側がルリグからシグニになっているので、妨害対象の方もそれに準じて変わる、というのはありかもしれません。書き直してみましょう。

 

能力案2:【常】:対戦相手のシグニの【出】を発動するためのコストは(無)増える。

※注記:コストのない【出】についても(無)をコストとして追加する(【出】の発動については使用者側が選択できる)、という挙動を想定しています

 

【起】だとベンザイテンに完全に見劣りするので【出】にしていますが、ディーヴァセレクションでそこそこ影響力を持ちつつ回避も十分できる範囲ですし、オールスターでもフォーマット移行時のルール改定で弱体化したペルセデスの補完、という意味合いを持てます。だいたいこのあたりがいい案配でしょうか。

 

それでもやっぱり複数置きしたときが危ないとは思うので、少し制限を足しておくのがよさそうです。追加しましょう。

 

能力案3:【常】:このシグニがアップ状態であるかぎり、対戦相手のシグニの【出】を使用するためのコストは(無)増える。

 

攻めているときに使いづらいように制限を足しました。ディーヴァセレクション以外だと相手ターンに効果を発揮する機会はあまりなさそうですが、ペルセデスの補完だけならこれでも十分なのでリメンバデッキでの価値はそこまで減じていないはずです。これでいきましょう。

 

■凍結を踏み台にしたなんらかの能力

2-aではとりあえず羅列だけにとどめましたが、凍結状態が対戦相手のターンまで持続しない性質上、この手の能力は基本的に「除去」か「凍結を条件にしたリソースのやりとり」にまとめられます。

ただ、他にも能力を持たせるつもりである都合上、「除去」である場合だと同系統のロイヤルブルーとジャコビニ(アサシン付与なので正確には違いますが、「凍結を打点に換えている」点では同じです)より効率よくできるのは白青であることがディーヴァセレクションではデメリット寄りであることを考慮したとしてもさすがに許されず、かなりどうでもいい感じの能力にせざるを得なくなります。せっかくのメモリーシグニなのにそれではちょっと寂しいところでしょう。

というわけで「凍結を条件にしたリソースのやりとり」ということになりますが、リソース獲得系はワッフルアイスという先達よりいい感じにはたぶんできないので避けたほうがよさそうです。リソース削減系ー白青であればおおむね手札破壊ーで考えることにしましょう。どうせハンデス系になるであろう新ピルルクのデッキに仲間面して入りやすいというメリットもありますしね

 

・リソース削減系にも既にヒュプノスプラダマンテという先達がいるので、それらともある程度差別化したい

・上でアップ状態条件の能力を持たせることにしたので、自身がダウンすることにも意味を持たせたい(ダウンを伴う起動能力かアタックで発動しうる能力が望ましい)

ということを考慮に入れると、ひとまずこんな感じの能力を検討してみるのがいいでしょうか。

 

能力案1:【自】対戦相手の凍結状態のシグニ1体が場を離れたとき、(白)か(青)を支払ってもよい。そうした場合、対戦相手はカードを1枚捨てる。

 

要はヒュプノスの能力条件を緩くした代わりに支払いが必要になった、という形ですが……ちょっと考えなくても複数立てて少しがんばればあっさり手札を根こそぎ持っていけるのでさすがに強すぎますね。オールスターですらかなり危険なレベルと思われます。もう少し制限をかけるべきでしょう。

単純にターン1をつければ穏当な感じに収まりそうですが、自身で凍結を振れるようにするつもりである以上実質的にブルーノあたりの下位能力に限りなく近くなってしまうので、もう一ひねり何かほしいところです。支払いコストを下げたり追加でカードを引けるようにするのが手っ取り早いですが、特定の行動への妨害というメタ寄りの能力を持っているカードが使い得な能力も合わせ持っているのは危険とまでは言わずともあまりよろしくないようには思います。

 

幸いリメンバはカード1枚よりささやかなプラス要素として凍結を使えるので、追加で凍結を振れるようにするのがちょうどいいでしょうか。調整してみます。

 

能力案2:【自】[ターン1]対戦相手の凍結状態のシグニ1体が場を離れたとき、手札から白か青のシグニを1枚捨ててもよい。そうした場合、対戦相手のシグニ1体を凍結し、対戦相手はカードを1枚捨てる。

 

凍結を追加するということで、ナイトの起動能力のコストに合わせて支払いを手札に変更しました。妨害能力も合わせてナイトの能力に近づいたのでリメンバっぽさも増しましたし、オールスターでラストナイトとの併用も考慮できるようになったので、かなりちょうどいいところに収まったように思います。これでいきましょう。

 

■シグニの凍結

他の能力の都合でほぼ一択です。

 

能力案1:【出】対戦相手のシグニ1体を対象とし、それを凍結する。

 

複数凍結にしてしまうと凍結条件の方の能力に凍結を追加したかいがないですし、最終的に他の2つともナイトの持っている能力に近いところに落ち着いているので、凍結のほうもナイトの出現時能力に合わせるのが一番いいでしょう。

 

 

これで能力については一通りまとまったので、最後にライフバーストの有無について考えましょう。……パワーは普通に12000でいいと思います。

■ライフバースト

カードリストを一通り見るとわかりますが、ディーヴァセレクションには打点役にライフバーストを持たせない傾向があり、持っているのはビュレトやクインのような対象範囲がかなり限定されているもの、Geやスカンダのようなコストの条件や量が厳しめのものに限られており、例外は対象範囲もコストもほどほどのアンナ・ミラージュぐらいです。

裏を返すと打点役でないシグニはライフバースト持ちになりやすいということであり、デッキの主力という位置づけになるレベル3SRであれば尚更でしょう。というわけで、上で決めた能力構成であればライフバーストは持っているということでよさそうです。

 

ライフバーストの文面自体は普通のレベル3青シグニが持っているものでいいでしょう。凍結ですしね。

 

ライフバースト案:対戦相手のシグニ1体を対象とし、それをダウンし凍結する。カードを1枚引く。

 

 

というわけで、能力予想はこれですべて完了です。こんな感じにまとまりました。

 

3 コードハート リメンバ//メモリア 白/青

奏械:電機

【常】:対戦相手のシグニの【出】を発動するためのコストは(無)増える。

【自】:[ターン1]対戦相手の凍結状態のシグニ1体が場を離れたとき、手札から白か青のシグニを1枚捨ててもよい。そうした場合、対戦相手のシグニ1体を対象としてそれを凍結し、対戦相手はカードを1枚捨てる。

【出】:対戦相手のシグニ1体を対象とし、それを凍結する。

[ライフバースト]:対戦相手のシグニ1体を対象とし、それをダウンし凍結する。カードを1枚引く。

12000

 

だいぶナイトの能力に近づけられましたし、われながらけっこういい線いってそうには思うんですが、実際のところはどうなるでしょうか。カード公開を楽しみにしておきましょう。

 

4.おわりに

こんなブログ5年も書いてるんだからいいかげん記念日ぐらいちゃんとした記事を書こう、ということで延々まだ存在すらしていないカードの話をしてしまったわけですが、リメンバというルリグはどういうものなのか、について改めて振り返る機会にはなりましたし、ちゃんとしてるかどうかはともかくある意味記念日にふさわしい記事にはなったのかな、と書いた側としては思います。

……いかんせん異常に長い(ここまでで9000文字越えてます)ので、ここまで読んでくれている方がどれぐらいいるのかはちょっとアレですが……。読んでくれた方、書いた当人しか認識してなさそうな記念日のための記事にここまで延々付き合って頂いて本当にありがとうございます。余計な時間を取らせてごめんなさい。

 

最後に繰り返しますが、8月19日はリメンバがWIXOSSのカードとして登場した記念日なので、リメンバと縁のある方はささやかにでも祝って頂ければと思います。祝ったところで別に誰かが喜ぶというものでもないですが、たまにはそういうのもいいと思いますよ。