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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

WELCOME BACK DIVA~selector~とリメンバ -リメンバ//メモリア(+α)編-

新弾記事のリメンバ特別枠です。本編はこちら

 

ここではリメンバのメモリーシグニと名前参照スペルの2枚について見ていきます。

 

この間能力予想記事を書きましたが、おおむね外しているのはまだまだ修行が足りなかった(?)というところでしょうか。……白シグニなのでという理由もあるにしても、案外開発の方もリメンバに凍結って認識をそこまで強くは持ってないんですかね。

あと順当といえば順当に白シグニでしたが、SRはともかくSRPが枠まで含めて露骨に青っぽい(一応言っておきますが、色指標は見た通り白のままなのでSRPも白シグニです)のは視認性的に大丈夫なんですかね……?

 

注意書き:

基本的にキーセレクションもしくはオールスターのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、ディーヴァセレクションおよび他のルリグで使用する場合は考慮していません。

 

 

・コードハート リメンバ//メモリア

というわけでご本人。上で凍結と書いてないことについてちょろっと書きましたが、よくよく考えてみればキーのときは凍結(とダウン)しかしていなかったので、単に被りを避けたという話のような気はしてきました。凍結を振る青ルリグ、という観点だとアロピルが一応いますしね。アロピルの凍結って8割オタガメだった気はしなくもないですけど。

 

1つめの常時能力は星占ナイトの持っているそれの範囲を変えたもので、対戦相手のターンのみになったかわりにシグニの方もひっかかるようになった、ということになります。本家のそれが時を重ねるごとに攻撃的な意味合い(ルリグ起動による防御の妨害)がかなり強くなっていたのに対し、こちらは対戦相手のターンに限定されたことであくまで牽制としての一線を越えないように設計されていますね。なんかもったいない……

ルリグもシグニも一切自ターンに起動能力を使わない、というデッキはどのフォーマットでもおそらくほとんどないので、場にさえ残れればそれなりに存在感は示せるでしょう。レベル3パワー12000(自身の能力で最大15000)なので、ベンザイテンを筆頭としてレベル2パワー5000が多かったこの系統のシグニとしては場残りもそこそこ期待できるはずです。

とはいえやっていることはあくまで牽制レベルであり、起動能力を完全に止められるかというとそういうわけでもないので、他できちんとリソースを減らしにかかっておかないとそこまでのプレッシャーはありません。そういう意味では、もともとリソースを減らす能力がかなり高いオールスターリメンバ向きの能力であるとはいえます。

 

2つめの常時能力は相手のガード妨害+パワー補強で、ダウン状態という条件はありますが、アタックすればいいだけの話なのでこれ自体別にお膳立てが必要というわけでもありません。ガード妨害の追加1エナはそこまで強烈なものではないとはいえ、複数並べたりルリグアタックの回数を増やしたりリソース削減と併用したりのお膳立てをきちんとすれば十分な存在感は出せるはずです。

ただ、ルリグアタックを通す、という観点で見るなら手札自体を減らせる場合はそうしたほうがいいはずなので、どちらかといえば手札への干渉能力があまり高くないキーセレリメンバ向きの能力といえるでしょうか。

パワー+3000はちょっとしたおまけに近いですが、単体で15000になれるレベル3はけっこう貴重で、高パワーの耐性持ち(オールスターのガブリエルトが筆頭)の処理に困ったときにとりあえず踏んでおく、ということができるのは時々役立ちそうではあります。単純に除去耐性としてそれなりに向上しているので、1つめの常時能力の補助としてもなんとなく機能してはいそうです。

 

起動能力はライフクロスの一番上を見られますが、わざわざシグニ1体ダウンしてまでする行動ではないので、処理用のライズを別途用意した上で無意味なバブリーの予防に使う、ぐらいしか用途はないと思います。相手のも見られればもう少し広がりはあったかもしれませんが……何もないよりはいいのでこのへんにしておきましょう。

 

全体として見ると2つの常時能力が刺さる時は刺さる、ぐらいの立ち位置でしかないので、単体で採用するのであれば1つめの常時能力が明確に刺さる相手を意識するか、お膳立てのできる2つめの常時能力を尖らせるかのどちらかが必要です。前者は蓋を開けてみないとわからない話なのでとりあえず置いておいて、ひとまず後者のために複数並べてルリグアタックの回数を増やす、という感じになるでしょうか。キーセレクションだとタマVSウリスキー、オールスターだとそれに加えてロンゴミニアドとアーク・ディストラクトあたりが候補に挙がると思いますので、そのへんでいろいろ考えてみるのがいいと思います。ピルピルキーを持ち出されても泣かない覚悟でいきましょう。……最終的にはオールスターで1つめの能力が刺さりそうな相手がいる気がするので今日は1枚入れとくか、ぐらいの立ち位置に落ち着く気はしなくもないです。

 

なお、「単体で採用するのであれば」と書きましたが、次に書くゲット・リメンバーがこのシグニを参照しており、わりと汎用性が高い性能をしているので、本人の能力はそこそこにそちらの参照用に使う、というのはかなりありそうに感じます。詳しくは下記で。

 

・ゲット・リメンバー

というわけで名称参照スペル。3枚デッキ操作に2ドローということでやっていることは完全にキーセレリメンバのそれ(地味にデッキ操作後の上下に置く順番が逆だったりはします)ですが、一応来夢の方のリメンバも星占の方と同一……の?はず?……なので、この手の効果が白になったことに合わせた一種のファンサービスということにしておきましょう。……conflated本編に出ているリメンバは全部白ルリグなので、実は来夢のリメンバってストーリー上のどこにも存在していない可能性あるんですよね……。学園編もなんか星占っぽいですし……。

 

1エナで3枚操作して1枚引く、でもカードの種類を選ばないことまで考慮すると1エナかけるかはあやしくてもそんなにひどい効果ではないですが、2枚引く、になるとリソース自体の減少もなくなって非常に強力なスペルになれます。スペル自体の効果は申し分ないので、あとはどんな感じで運用するかを考えてみましょう。

 

キーセレクションの場合、スペルを使用するということで真っ先に思いつくのはAPEXキーということになるでしょう。APEXキー系は引きに左右されやすく消費もやたら多いデッキになりがちなので、そのあたりをだいぶ軽減してくれそうに思います。リメンバ//メモリア側の直接打点に絡めないという点もある程度埋められますしね。ついでにデッキの下も操作できるので、スペルを使いつつDr.デメニも回すという夢のデッキ(?)もあるいは作れるかもしれません。

 

オールスターの場合、もともとサーチが多く、次でサシェ//メモリアも出るのであんまり必要ない気はしますが、それら全ての範囲から漏れるカードというのもあることはある(定時ほーやらメツミやらのピンポイント対策系やスペル)ので、それらへのアクセスをしやすくする、という用途は考えられるでしょう。これ自身を引っ張ってくる方法がないのが気がかりですが、リメンバ//メモリアの方は簡単に引っ張ってこれるので、一応現実的な範囲ではあるだろうと思います。

あと、地味に白スペルでリソースの減少がないのはこれとアビリティ・マインドと宇宙4体並べてメテオ・アドバンテージぐらいしかないので、こっちでAPEXキーを使う場合も候補に挙がるでしょうか。

 

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というわけでリメンバ関連カード2種でしたが、当のリメンバのデッキとの相性を本当にざっくりまとめると「特殊なことを考えるなら採用する余地がある」ぐらいの立ち位置になるんだろうな、と思います。手放しで入る性能でないのはちょっと残念ですが、リメンバっぽくないかと言われるとかなりリメンバっぽい能力ではあるのでまあこんなところなのでしょう。電機なのもそもそもselector期のリメンバの主力はACGとかHTRとかMPPだったので当時のリメンバに宇宙の印象そんなにないですしね(ホロスコープは確かにいましたが、サメHTRMPPの盤面としての完成度が高すぎたので……)。

 

ちなみにディーヴァセレクションだとどっちもかなり強力な部類だと思われます。いずれルリグの方のリメンバも出るようですが、順当にいけば白ルリグでこれと噛み合う効果(今回なかったので、白単色である場合に凍結主体になる可能性は低いと思われます)になるはずなので、今のうちに前もって揃えておくのもいいでしょう。私はそうします。

 

……リメンバ//メモリアが複数並ぶとそれだけでさんばかが全員詰むような気がする(1つめの常時能力を避けてパワー15000を除去する手段がほとんどない……どころか、下手すると2回引っかかるまであるので……)のでちょっと心配なんですが、大丈夫なんですかね……?もともと最初の星占リメンバの時点で露骨にピルルクΩを詰ませる能力ではあったのでこれもらしいといえばらしいのかもしれませんが……。