remember me!

だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

PRISMATIC DIVAとリメンバ その3(7/1更新)

PRISMATIC DIVAとリメンバ その2(6/27更新) - remember me!の続き。やっぱり量多いですね……。

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、他のルリグで使用する場合は考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

3. 今回プリパラコラボということもありコラボシグニについて何かと言及するはずですが、あくまでカードとしての能力の話をするつもりなので、該当キャラに対してと考えた場合失礼な言動になる場合が少なからずあると思います。あらかじめご了承ください。

 

 

更新履歴

6/30追加:蒼魔 アロス・ピルルク//メモリア、コードハート ピルルクW//メモリア、枝折を追加

7/1追加:羅植姫 ユキ//メモリアを追加。カード公開が終わったのでこれで最後です。

 

・ライク・ア・フレンズ

黒ピース。イラスト上の白緑黒の組み合わせだとハンデスはできない気がしますが、オールスターのハナレはわりとできるのでそういうことにしておきましょう。緑子もやってた時期があったとかいう話はしなくてもいいです。

 

1体トラッシュ1エナ落とし1ハンデス2枚デッキ落としと、なんかデッキ落としだけ微妙にインパクト薄いですがまんべんなくリソースを削る効果になっており、最低限1体トラッシュで1点取れるのでそれなりに安定したピースになっています。リソース削りのほうはトラッシュ送りが実質的な1エナ減少とみなせるとはいえそれなりなので、効果的に使うには手札でもエナでも別のカードで追い打ちをかけにいくことが必要でしょう。基本的にリソース削りに寄ったデッキはどうしても打点の方がほどほどになりがちなので、うまい具合に相互補完できるといいでしょうか。ドリームチームピースである以上他のドリームチームピースとは併用できず、リソース削り系のピースは蒼黒GAIAやGO TO the TOP!といったドリームチームピースでないものもあるので、そのあたりは色もあわせてちゃんと取捨選択する必要があります。

 

なお、シグニをトラッシュに送る効果の方はそう書かれていない以上対象をおそらく取っていないので、シャドウを持っていても(対戦相手が選んだ場合は)トラッシュに送ることができると思われます。そもそもテキストミスだったりする可能性はあるので要確認ですが……。

 

・羅菌 メル//メモリア

キーセレメル。といってもキーセレメルはわりとトラッシュからチャーム付与してたので能力的にはオールスターのメルに近いんですが、トラッシュから下に置くだとか除外するとかだとさすがに危険な香りがするからだめだったやつでしょうか……。

 

見た通り出現時もしくはエナゾーンからの+3000付与で、エナゾーンからもできることで必要なときに使える状態にしやすい、というのがアピールポイントです。といってもそれが効果的なシグニは大半赤緑の地獣なのでちゃんとしたデッキにはなりにくい(さすがに白センターで赤緑メインはちょっと……)ですが、緑があるときに1枚入れておくとたまに12000以下系の防御手段を回避できてうれしい、みたいなことは時々あるかもしれません。

 

・羅星姫 ミュウ//メモリア

キーセレミュウ。そういえば基本的にレベル参照でしたね。

 

要は手札のレベル1を払うと枚数に応じたレベルのシグニに対してバニッシュが打てますよ、出現時で少しコストを融通できますよ、という能力ですが、「バニッシュするための(実質的な)コストを手札のみで払える」「バニッシュする対象範囲がパワーに依存していない」点で非常に使いやすく、出現時能力についてもコストの融通だけではない汎用性があるので、黒が入っていて手札を増やしやすいデッキなら何かと重宝するカードといえるでしょう。

 

ずっとコストと書いてはいますが実際はカードを下に置いてその枚数を参照しているという話なので、1ターン残った場合はノーコスト(枚数が足りない場合は足す必要があります)でバニッシュできます。とはいえ狙うには当人がただの12000なので、無理して守ろうとするべきでは基本的にないです。地味に出現時能力でムーン・バイツを回収できるので、使いまわしについてははそれなりにしやすいです。レベル1が足りるかどうかはまた別の話ですが……。

 

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※6/30追加分

 

・蒼魔 アロス・ピルルク//メモリア

アロピル。上のミュウもそうですが、冷静に考えると同名のメモリーシグニをクラスごとの定型句だけでカード名として区別させてるの、わりと無茶やってますよね……。

 

出現時能力は相場的には決して重すぎるというわけではないんですが、そうはいっても手札をまとめて3枚捨てるのはかなりの負担ですし、自身の自動能力での補填をあてにするとタイムラグのせいでだいぶひどいことになりそうな気がします。ちゃんと使おうとするならとにかくカードを引けるデッキであることは前提で、1、2枚入れておくとだぶついた手札を無理なく打点に換えられます、という役回りとして考えるのがいいでしょうか。手札を打点に換える、という役回りだとすでにより扱いやすいミュウ//メモリア(宇宙)がおり、さすがに1ターンに5枚も6枚も手札を消費できるデッキなんてそうそうできないので、レベル2の青悪魔であることに何かを見出していく必要はあるでしょう。他のレベル3を立てられる、というところに何かありそうには思いますが……。

 

・コードハート ピルルクW//メモリア、枝折

緑のピルルク。枝折は「しおり」って読むらしいですが、普通に栞と同義なんだそうで。

 

ピルルクW//メモリアはひらたくいえばダウンして打点を取るシグニですが、ダウンさせるのは自分でなくてもいい、というのがかなり特殊で、それによって自身が持つアタックフェイズにリソースを取る能力と無理せず両立させることができる(自分がダウンしている場合は必要な打点量によってはリムーブする必要が出てくるが、自分がダウンしていないなら横のシグニをリムーブすればよい)、という寸法になっています。パワーさえ足りていれば付与するシグニはなんでもいいので、グラシャラなどのダウン後も使い切れるようなシグニに使えるといいですね。

あとはコストに使うスペルですが、コストとして捨てたということは当然ながらそのスペルを使うことはできないわけなので、「余った」スペルが発生するようなデッキでないと思ったような動きができなくなります。ある程度専用にデザインされている枝折にしてもまず引き込まなければいけないわけなので、ドロースペルをたくさん入れてだぶついたらコスト、という形が基本になるでしょうか。

なお、

・自前でパワー15000になれる

・ダウン状態にすることに意義がある

・エナ→手札の変換効率が極めて高いスペルの条件になっている

の3点からなぜかリメンバ//メモリアとの相性がやたらといいので、いっそ併用するのも悪くないでしょう。逆に起動能力を2回経由する関係上相手に回すとやたら苦労しますが、それは清衣ちゃんだといつものことなので問題ないです(?)。

 

枝折は最小限のエナ変換はできますし、捨てたときにパワー+2000も振れるわけですが、ピルルクW//メモリアの能力の補助になれることを加味してもスペルであること自体のリスクがどうしてもついてまわるので、雑に4枚積んだりするのはあまりいいやり方ではなさそうです。ピルルク//メモリア(青のレベル1)などでだぶついたら処理できる体制を整えたり、枚数を抑えてセンターリメンバの起動やドロースペルで引っ張ってきたりするのがいいでしょうか。

 

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※7/1追加分

 

・羅植姫 ユキ//メモリア

ユキ。オールスターのアルテマイオナだと序盤のルリグで開花させる気のないシードを埋めて以降の不要カードを弾く小テクがあるらしく、初めて聞いたときはちょっと感動した覚えがあります。

 

次ターンのための手札を準備しておいてシグニを表返せれば+5000もおまけにつけられる、という意味合いの能力で、よほどのこと(禍ツ目ノ疼キぐらい)がなければ最低でもリソース要員として活用できます。ライフバーストもきちんと当たれば非常に強力な類なのでそれだけでも十分だとはと思いますが、それだけだと当人が無耐性12000ということもありやはり少し物足りなくはあるので、シグニを表返した場合の+5000ボーナスを強く使いたいところです。

といってもターンをまたぐどころか生きていればずっと+5000というかなり破格な修整なので適当に表返してもまあまあ堅い盤面になったりはするんですが、15000以上だと処理手段もだいぶ限られてくるので、居座って強いタイプのレベル3シグニをうまく表返せれば威力は飛躍的に高まります。とりあえずパワー17000(ダウンすれば20000)リメンバ//メモリアを出してひたすらコスト要求に励んでもいいですし、コンテンポラで鉄壁の守りを講じてみてもいいでしょう。

といっても使いやすいレベル参照バニッシュを持つミュウ//メモリア(宇宙)が追加されていたりもするので処理されるときはあっさり処理されそうですが、結局のところこっちは無料で引っ張ってきたシグニを表返しているだけなので(引っ張ってくるときに無理をしていなければ)それでよしで済みますし、あっさり処理されそうなら普通に手札に加えておけばいいだけの話なので気軽に狙っていけるのがいいところです。

一つ注意点として、表返したシグニは場に出た扱いではないので、出現時能力や場に出たときにトリガーする自動能力については発動しません。ヒデヨシなどの「出現時で他の能力の準備をしているシグニ」については+5000したところで基本的に機能しないので、そのへんは考慮して選んだほうがいいでしょう。同理由でハーモニーやライズの出現条件も無視されるので、タマモゼンとは相性がよかったり逆にクーフーリンとは相性が悪かったりします。

 

若干長々と書きましたが、要は然るべきシグニさえデッキに用意できていればすごい上振れができることがありますよという話で、パワー17000コンテンポラに手を出せなくて終わりみたいなことも発生することもありうるだいぶ夢のあるシグニです。お膳立てすれば確実に上振れみたいなこともできるとは思いますが、タイムラグの関係上3ターン目にはユキ本人を出したいのでお膳立てに取れる時間は少なく、狙いすぎるとデッキにもプレイにも相当な歪みが出るはずなので、無理はせずに適当に使って当たったらうれしい、ぐらいのほうが個人的には好みです。