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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

【ディーヴァセレクション】2/1構築ルール変更とリメンバ

なんか唐突にディーヴァセレクションの構築ルールが変更されるとのアナウンスがあったのでそれについてちょろっと書きます。

なんか新しいデッキ作れればいいなぁ、とかそんな感じの話です。

 

注意書き:

1. ブログの性質上センタールリグがリメンバであること前提で書いています。ご了承ください。

2. カード画像についてはすべて公式サイトのカード検索のものを使用しています。

 

 

1.はじめに

というわけで唐突に構築ルール変更のアナウンスがあり、内容としては「複数色あるルリグに関する構築制限の追加」と「ルリグの色による構築制限の撤廃」というものになります。前者は次弾で出てくるタマとイオナの別色関連でだいぶ順当ですが、後者は単にアップデートというにはかなりドラスティックな話であり、いきなりそんなことする!?というのが正直なところです。

そうした理由については不明ですが、直近のにじさんじDIVAにおけるバーチャルにしても次弾のディソナにしてもカード側で強く構築に制限をかける(そうでないカードの入る余地が多くない)カードデザインであるため、パワーインフレとの兼ね合いや新規参入の余地などの都合か何かでいわゆるデザイナーズデッキ的なものを強く推していく方向に舵を切りつつある、という話なのだと思います。そういうカードデザインの恩恵として両セットともにそれだけでデッキが組めるという触れ込みを出しているわけですが、既存の構築ルールでも2色しかない関係で1セット内に十分なカードプールを確保できるにじさんじDIVAと比べて次弾のDISSONANCE DIVAはきっちり5色ある都合どうしてもデッキを組む際の選択肢がだいぶ狭まってしまうため、1弾分だけである程度の選択肢を担保するためには仕方のない変更なのかもしれません。

※上記の文はDISSONANCE DIVAのカードがほぼ公開されていない時点での憶測である、ということは一応付記しておきます。

 

少し長い前置きになってしまいましたが、ここでルール変更自体の妥当性について云々しても詮無いことではあるので、じゃあそうなったら何が起こるのということについて考えていきましょう。全体的なデッキパワーが向上してゲームスピードが~みたいな話は私の手に余るのでここでは触れないことにして、新しいデッキのきっかけになりそうな部分についてだけ書いていきます。

 

2.変わったときに起こること

・ドリームチームピースの選択肢の増加

通常の色付きピースは使用条件に「該当色のルリグがいること」が入っているのでそのあたりでの変化はあまりありません(起動能力付与系は条件がなかったりはします)が、ドリームチームピースに関してはにじさんじDIVAの2枚を除いて3色であること以外の条件はないため、かなり様々な選択肢を取れるようになります。該当色のエナが必要なものもありますが、メインデッキ側の構築制限も撤廃されているのでたいした問題にはならないでしょう。

 

特筆すべきはウルトラスーパーヒーローズなどの各ルリグの色に応じて効果を発揮するタイプのピースで、ピース自身の色には対応していないので3つのうち2つしか使えませんよというデザインでしたが、構築制限が撤廃されることで3色分すべての効果を利用することが可能になります。

白絡みだと

・ウルトラスーパーヒーローズ(1エナ):

(白)5枚中2枚手札

(赤)12000以下バニッシュ

(黒)10枚落とし

・舞イ踊リ色紬(2エナ):

(白)1体バウンス

(赤)レベル3にアサシン

(青)ルリグ凍結

・Colorful Wish(1エナ):

(白)ガード回収

(黒)レベル2と3回収

(緑)10000以上バニッシュ

の3枚ですが、舞イ踊リ色紬がバニッシュを伴わないほぼ無条件2点要求+ルリグ凍結とかなりえげつない性能になれるので個人的にはここに注目してみたい感じがありますね。

 

また、ブレイブリー・ヒロインズやアフタヌーンティーショーといった「それを使うために色を決める」側面が少なからずあるピースがデッキの色を選ばなくなる、ということも見逃せないところです。

 

・ハーモニーシグニを運用するハードルの低下

これまでハーモニーシグニを運用するためには

-色が合っているルリグ

-ハーモニー条件でダウンするためのルリグ

の2人が必須であり使えるデッキにかなりの制限がかかっていましたが、構築制限が撤廃されることによって前者が必要なくなり、運用するためのハードルがかなり下がります。

 

おそらく最も注目すべきはZrO2で、アタック時の条件の関係上2体並べることのメリットが非常に大きいシグニであり、アシストを黒2人にして2枚ランダムハンデスを入れつつ打点も狙いにいける、というこれまでのセンターリメンバではできなかった動きができるようになります。ホタルイカも白単構成からランダムハンデスを飛ばしにいけるようになるのでなかなか面白いところでしょうか。

 

・クラス系デッキの選択肢の増加

これまでクラス系デッキを組む場合はデッキの色制限にかなり縛られており、どうしても不満な部分が他の色にちゃんと埋められるカードがあるにもかかわらず埋めきれなかったり(例:全色にまんべんなくいてカードを個別に見ると何かとできることが多い天使)、強いシグニを使おうとすると一色固定されてできることがかなり狭まったり(例:赤エナをほぼ要求されないのに赤シグニがやたら強い宇宙)といったことがわりとありましたが、色制限が撤廃されることにより常にクラス全体からシグニを採用することができるようになります。

 

特にプリパラはこれまでほぼ3色固定構成だったところが色に縛られずに変化を付けられるようになるので、何か新しい発見があるかもしれません。真中のんを緑ではないデッキで採用できるようになる、あたりの切り口からいってみるといいでしょうか……?

 

3.おわりに

考えつくところは以上の3点になります。構築ルール変更自体についてはいろいろ意見はあるかと思いますが、私のようなデッキを組めればとりあえずだいたいOK、みたいな人間にとっては単純に可能性が広がるのでけっこう好意的です(やるならもう少しちゃんと経緯の説明入れろや、というのは正直思わなくもないですが)

……この流れだと新弾のカードはかなりディソナ内で完結したシナジーに寄りそうなのでそのへんやや不安ですが、そのあたりの合間をなんとか縫っていくのもTCGの面白いところではあると思うので、いろいろデッキを模索しつつ新しいカードにも期待していきたいところではあります。