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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

にじさんじDIVAとリメンバ その2

新弾カード記事の続き。公開期間はすでに終わっているのでとりあえず残り全部、ということになります。

……と見せかけてアシストルリグについて書いてないんですが、書くのに時間かかりすぎてデッキ組むのに支障が生じそうなので余力があったらということにします。……すみません。

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、基本的ににじさんじ系を含めて他のルリグで使用する場合を考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

3. 今弾はにじさんじコラボパックであるため必然的に実在するVtuberをモチーフにしたカードについて言及することになりますが、カードの感想・評価という記事の性質上、該当するVtuberに対してと考えた場合失礼な表現になる可能性が少なからずあります。あらかじめご了承ください。

 

 

・コード2434 東堂コハク

世怜音女学院の1。世怜音女学院は当然クラス名としては最長なので、クラス欄が奏械:バーチャル/世怜音女学院とそのへんのシグニのカード名より余裕で長いというすごいことになっていますね。

 

レベル1バウンスを持つレベル2シグニは序盤の攻め手として十分ですし、中盤以降でもレベル1が全く出ないとまではいかないので折に触れては1点を狙えるという非常に強力なシグニです。当然他にバーチャルがいる場合というある程度の条件はついていますがレベル2白シグニとしては若干異様ですらある打点力なので、バーチャルで固めたようなデッキでなくてもレベル1だけバーチャルにして合わせに行く、ぐらいはしてもいいレベルのはずです。

 

・コード2434 朝日南アカネ

世怜音女学院の2。レベル1の高耐性系がだいたいライフバーストを持っているところはバーチャルクラスのいいところだと思います。トキユキ+αがだいたいバーストなし8枠埋めるのけっこう歯がゆいんですよね……。

 

他の世怜音女学院組のパワーラインが1人を除いて総じて低めなのでそっち条件の+2000はあまり信用できないところがありますが、バーチャル条件の+2000は全体にかかるので、コギツネマルを筆頭にしたこの手のシグニって結局書いてあるパワーしか持ってないじゃん問題はある程度緩和されていそうに思います。健屋花那あたりを駆使すれば序盤にだいぶ堅い盤面を作れるはずなので、そこまで世怜音女学院を重視していなくてもバーチャル系デッキであればとりあえず考慮できるところでしょうか。

 

・コード2434 北小路ヒスイ

世怜音女学院の3。そういえばディーヴァセレクションになってカードのレイアウトやらフォントやらが更新されているわけですが、Vtuberコラボだとだいぶ映えていいですね。(キーセレクションのものものしいフォントで書かれたあはぁ~!とかを見ながら)

 

レベル1の相手デッキ落としとしては信頼性と枚数のバランスがかなりいい部類で、バーチャルシグニのデッキ落とし系は他にも何人かいるのでウルトラスーパーヒーローズあたりを介すれば1点にたどり着くことも視野に入る範囲でしょう。出現時能力である程度色調整ができるので、センターと違う色であることによるグロウ事故もある程度抑制できるのもうれしいところといえます。

ただ、2000という吹けば飛ぶようなパワーであり、腹をくくってダメージレースするか他のシグニでカバーするかはある程度考えておいた方がいいでしょう。といってもカバーしようとするとだいたい他のことがしづらくなって本末転倒になりがちなので腹をくくったほうがよさそうではあります。

 

・コード2434 西園チグサ

世怜音女学院の4。……公式サイトのカード検索で世怜音女学院クラスを検索できない(12/21時点)ことに気づいたんですが、まあ発売するまでには直されるでしょう。一応ブースター単位で検索すれば出ます。

 

バーチャルシグニが3人いればシグニのアタックに制約がかからない追加のルリグアタックを付与しかつ条件を揃えるためのバーチャルシグニを自分で一部確保可能、というかなりすごい能力ですが、ルリグアタックに入る前にバーチャルシグニを1人でも対処されてしまうと発動することができず、欲張って大ダメージを狙おうとしてしまうとレプスあたりのライフバーストにひっかかってすべてがご破算……ということに案外なりやすそうな感じがします。

とはいえライフバーストのリスクを重く見て打点要求をほどほどにすると今度はアシストから対処されて1ターン足踏みというパターンも当然ありうるので、やっていること自体は単純に強力ですが、きちんと強力に使うためにはここ一番!というタイミングを見極めることが必要となるでしょうか。バーチャルシグニにはガードに追加エナを要求できるフィナーナ竜宮もいるので、そのあたりも駆使してうまく決めていきましょう。

 

ちなみに自動能力は最初のルリグアタックで必ず発動する関係上、自身を2人並べても追加でアタックできるのは1回だけです(2人目も発動はしますが、コストを支払ってもすでにアップ状態のシグニがアップするだけなので全く意味がありません)し、そのままでは他の追加ルリグアタック系とも組み合わせることはできません。

……他と組み合わせる方法がないというわけではなく、別途追加ルリグアタックを付与してルリグアタックまでに1面空けておきキラキラ★メモリーズの後出しで西園チグサを出す、という手順で一応3連ルリグアタックが可能です。けっこう無理やりな方法ですが、バーチャルシグニ内で自身のアタック時に場を離れることができる笹木咲がいるので小ネタとして案外通用はするかもしれません。

 

・コード2434 周央サンゴ

世怜音女学院の4。35000はテキストに書かれたパワーの値としては最大……と思いきやかなり昔に50000(幻獣 フラミー)がいるので思ったより壁は高かったりします。もっと上は……いるんでしたっけ……?

 

世怜音女学院の5人は能力的な方向性はあまり統一されていないものの適度にレベルが散っており、北小路ヒスイである程度お膳立てもきくので5種類条件を満たすことは十分可能な範囲です。出現時の場に出す能力もバーチャル全体でできることが多めな分強力ではあってもレベル3シグニでそれだけ……?と言われるとちょっとあやしいので、採用するなら基本的には5種類条件を狙いにいったほうが良いと思われます。35000パワーはちょっと過剰気味とはいえ通常の黒や赤相手であればほとんど除去されない領域ですし、ランサー持ちやファラリスに軽率に踏まれないという点もあって相手は少し選ぶものの心強い場面は何かとあるはずです。ライフバースト持ちなので打点役と枠を棲み分けやすく、ライフバースト自体も強力な部類(地味にバーチャル限定ではありません)なのもいいところといえます。

 

・OBSYDIA SALVAGE、LazuLight FLASH

リレーピースの2。コラボライバーはにじさんじ系のルリグでないと用途が一切ないですが、何かを見せびらかしたいときに使うこともあるいはあるかもしれませんね(?)

 

OBSYDIA SALVAGEは世怜音女学院After Schoolと同様手札へのバーチャルシグニの補充、という感じの効果ですが、トラッシュからという関係上手札に加えること自体も手札に加える内容も安定させることが可能で、構築時点で要求されるバーチャルシグニの枚数もある程度少なめにできます。その分1エナかかることもあって序盤では使いにくくなっており、どっちがいいか、というのはゲーム中のどのあたりを重視するかによります。

LazuLight FLASHにじさんじ系ルリグでなければ無条件1バウンスとリソース補充ということになりますが、リソース補充側の柔軟性が異様なレベルで高く、しれっとノーコスト白ピースでありながらいきなり3エナ増やすことが可能です。無条件リフレッシュの世怜音女学院Moon Nightと比較するとインパクトはさすがに一歩及ばないかもしれませんが、サーバント暴発もしなければ引きすぎも発生しないこの柔軟性はかなりの魅力です。

 

なお、2つある各リレーピースに対応するドリームチームピースは別に互いのカード名を指定しているわけではないので、世怜音女学院After School→LazuLight FLASHやOBSYDIA SALVAGE→世怜音女学院Moon Nightという形にしても問題なく使用できます。その気になればリソースたっぷりの白単、みたいなこともできるのでいろいろ試してみるのがいいかもしれませんね。

 

・コード2434 でびでび・でびる、コード2434 鷹宮リオン

残り7名(アシストルリグを除く)。コラボパックという関係上特定の誰かを書き落とすのはさすがにアレかな……と思って全員何かしら書くつもりでいたんですが、Vtuber関連に全く詳しくない身でカードとしての話一本で押し通すのけっこう大変ですね……。

 

おおむね葉加瀬冬雪&夜見れなと同様コンビで打点役を務めますよという形の能力ですが、比較するとこちらはリソースも使いつつ最大出力もほどほどな分鷹宮リオンからでびでび・でびるを呼べるのでかなり安定して並べられるという長所があります。そのためどちらが主軸に据えやすいかというのは一概には言えませんが、夜見れながバースト持ちだったりトラッシュから呼べればいいでびでび・でびるの枚数に関してはある程度切り詰められたりで案外両方併用できそうな雰囲気はあります。

 

なお、出現時能力で呼んでくるのはレベル1バーチャルであればでびでび・でびるである必要はないので、能力無効持ちのエリーラ ペンドラやデッキ修復持ちの海妹四葉、トラッシュ回収持ちの花畑チャイカといった感じでかなり柔軟に動くことができます。-5000と能力無効を選べるならディーヴァセレクション以外の環境でもアーツと併用した防御要員として活躍できなくもなさそうな感じはしますが、キーセレクションなら多少ありそうでもオールスターはちょっと無理しすぎでしょうか……?

 

・コード2434 空星きらめ

残り5人。新規R/C枠はこれが最後です。

 

他にバーチャルがいればキョウシュウ相当の耐性+パワー5000ラインと非常に強固な耐性があり、キュウシュウで止めきれなかったバーバリアンやタンゴカードあたりも止めることが可能です。他がどうにかされてしまうとただの3000ではありますが、それまでは相手によっては序盤をほぼシャットアウトできるレベル(パワーが上がるだけではない、ということがけっこう大事)の耐性を持てるので、高パワー帯レベル2バーチャルをしっかり立てたり自身を複数並べたりできちんと穴埋めしていくといいでしょう。

 

・コード2434 笹木咲、コード2434 椎名唯華

残り4人。SRPの背景がカラフルすぎて色がかなりわかりづらいですが、笹木咲が黒で椎名唯華が白です。

 

笹木咲はかなり特殊な能力で、バーチャルを15枚トラッシュに用意して自分で+3000するか他のカードの能力と合わせて3000以上パワーを上げることでアタック時に12000を除去しつつ1点、ということが可能になります。といってもバーチャル以外に頼ると出現時能力で勝手にダウンしてすべてがご破算、という感じになってしまうので、他のシグニに頼るのであれば基本的には椎名唯華、ということになるかと思います。12000ラインを突破できるシグニはかなり限られており、その大半が10000ラインなので自身の能力でだいたい10000より上にはなっている点で出現時のデメリットを加味してもかなり強力といえます。

なお、パワーが12000に到達していなくても-12000を振ることは可能であり、完全に何もなくても(出現時はなんとかくぐる感じで)他にシグニさえ立っていれば自分はバニッシュされても無理やり点を取りに行けます。この「アタック時に自分がバニッシュされる」というのはかなり重要で、

1.2体目のパイモンなどで盤面をパイモンとウェカワの2体にする

2.パイモンでウェカワをトラッシュに送って-5000

3.ウェカワの能力で郡道美玲をダウン状態で場に出す

4.郡道美玲の能力でシスター・クレアを場に出す

5.シスター・クレアの能力で郡道美玲をアップ

という流れの追加打点(3点にウェカワのアタック分で1点追加)ギミックが一部で知られていますが、自分でバニッシュされることでこの1.の部分のお膳立てが可能です。リミットが8必要ではありますが突破できる盤面のラインがかなり向上し、出現時でのダウンはギミックの構成メンバーにもともと入っているシスター・クレアでフォローもできるので、バーチャル系のデッキでなくてもギミック前提である程度考慮されるラインに入ります。……といってもバーチャル系でないと単独運用がほぼできなくなるのでさすがにそっち側にウェカワとパイモンを組み込む、という形に落ち着くような気はしますが、こういうギミックが存在する、ということは頭に留めておいたほうがいいでしょう。

 

椎名唯華は全体のパワーラインを上げつつバーチャルシグニを補充、という(パワーライン上昇を活かすならだいたい起動能力でダウンした方がいいので)防御寄りながらかなり扱いやすいシグニで、ダウン凍結により3面処理する必要性を薄くできるセンターリメンバとの相性はかなりよい部類といえます。「出現時で見た一番上のカードがサーバントだった」場合が精神衛生上だいぶよくないので、出すつもりがあるならセンターリメンバのターン1起動は後に取っておいてフォローに回せるようにしておくとよさそうです。

 

・コード2434 天宮こころ

あと2人。今弾は2色しかないコラボパックということもあり普段より枚数は少なめなんですが、それでもSRが8枚あるのけっこうすごいですね……。

 

自動能力は対象の取り方がやや特殊ですが、3-3-1で並べて1に付与すればとりあえず盤面の穴を埋めやすくなり、当人はちゃんと12000なのでそこそこの盤面を保証してくれます。バーチャルシグニであることを指定していないので、ライフバーストが空振りしにくいこと(他の同系統のシグニのバーストはだいたいアップ状態指定)を活かせば特にバーチャル感のないデッキでも検討できる余地は十分ありそうです。こちらのライフのほうが多い場合の防御力がやや心もとなくはありますが、そういう場合はある程度攻撃に回るはずなのでそこまで重大な話にはなりにくいでしょうか。

起動能力は正味2エナのサーバント回収で、「単体で一定以上の防御力を持ったライフバースト持ち」が保有している能力としてはかなり破格です。その分コストにバーチャル縛りがつきますが、バニラシグニ2人(星川サラと魔使マオ)と天宮こころ自身をある程度入れておけばそこまで固めなくても支払える範囲になると思われます。

 

他と比べて採用するために構築時点で要求されるバーチャルシグニの枚数がかなり少なく、自身含めて10枚ぐらい割いておけば盤面を固めつつサーバントも増やす、といった感じで非常に有力な防御手段として活躍を見込むことができそうです。もちろんバーチャルで固めても唯一のサーバント回収役として存在感があるので、何かと採用することは多くなりそうな気がします。

 

・コード2434 レイン・パターソン

最後の1人。得物が同系統なせいか笹木咲と思いっきりイラストの構図が被っていますが、ここまできれいに被ってしまっているのも珍しい気がしますね……実は何か由来があったりするんでしょうか。

 

「相手のデッキの上3枚のレベル合計が7」というのは基本的にお膳立て不可能であり、あてにしたのにうまくいかなくてこのターン足踏み、というのはさすがに避けたいところなので、採用するのであれば普段からデッキ落としを重ねつつたまにうまくいけば手間が省けてうれしい、ぐらいの感じにする必要はあるでしょう。ライフバースト持ち12000ということで枠は割きやすく盤面の穴にもあまりならない立ち位置なので、打点は別途確保しつつこまめに削っていくという形がいいでしょうか。こまめに3枚削るだけだとリフレッシュを狙うには少し枚数が足りないはずなので、ウリススケアー→アフリクトやマイアズマ・ラビリンスあたりでのサポートは用意しておきましょう。ちなみに世怜音女学院Moon Nightはそれ単体でリフレッシュまでいけてしまう関係でむしろ相性が悪いです。

 

常時能力で一応バニッシュの身代わりになれますが、レベル3パワー12000が身代わりにならなければいけないタイミングがぜんぜん思いつかないのでたぶん忘れていいです。強いてあげるならアシストとしてWOLF-MIRAGEを採用している場合に周央サンゴを場に残しておきたいぐらいはあるかもしれませんが……さすがに……?