今まであまりにも新3弾で出るリメンバ関連カードの公開がないので、大全まで1枚も公開されないものと覚悟していたんですが、昨日(8/17)あっさり公式Twitterで公開されました。
ここまでの流れを見るかぎり、3日ぐらいは連続して公開されるはずですので、逐一感想を書いていってみようと思います。
なお、特にことわりがなければキーセレクションでの話をしています。そこだけ念頭に置いてどうぞ。
※8/19追記:8/18公開分(紋英の採取 シモン)を追加。なんか公開終わっちゃいましたね……。他のカードについてはカード大全発売後に書くことになりそうです。
・衆英の出資 クラファン
9月1日からWIXOSS PARTYの参加賞で配布される「パーティパックVol.3」の封入カードを先行公開!
— WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) August 8, 2018
本日は2枚目のカード
通常Ver.とホロVer.の2種を公開!
「衆英の出資 クラファン」
イラスト: ぶんたん
WIXOSS PARTY 概要ページ⬇️https://t.co/e8EE0nnrng#WIXOSS pic.twitter.com/PzX5mdKkkM
これは前から公開されてましたし、厳密に言えば新3弾のカードではないんですが、せっかくなのでここで一筆書いておきます。
要はエンダカやショクエンなんかのデッキ下参照のサポート系シグニの亜種なわけですが、こっちは手札に絡まない分デッキを見る枚数が多くなっています。手札交換に使えないというのはちょっと問題ではあるんですが、デッキの下にカードを送ることに限って言うならそこまで使い勝手は変わらないでしょう。青英知のバーストなしレベル1シグニは今までどうもパッとしなかったので、そこの枠にすんなり入れられると思います。上から4枚が全部引きたいカードだったりすることはありますが、そもそも見なければわからない領域の話なのでこいつのせいではないです。
能力の過程で1枚デッキからトラッシュに置けるので、オレオレを入れておくと序盤の点取り要員としてある程度機能したりします。オレオレはグズ子限定の黒シグニなので事故要因ではあるんですが、もともとリメンバは手札調整がしやすい部類ですし、新3弾後はサイクロンインターセプターの登場によって色の面で無駄になりにくくもできるので、デッキが歪みすぎる、ということはおそらくないはずです。
オールスターだとオレオレと同様の能力持ちとしてイフリードがいるので、序盤の点取り要員として運用するならそっちを採用することになるでしょう。レベル2なのでクウキホウとも相性がいいですし、通らなくなる終盤は防御札として使えるため無駄がありません。イフリードは4枚ワンセットな都合上けっこう手に入れにくいので、使いたいなら今のうちに探しておいたほうがいいかもしれません。私はクウキホウの時点で揃えました。結局まだ使ってないけど
どうあれ、出すだけで4枚見られるこいつの登場によって、デッキの中身をすべて把握することがさらに容易になるので、(特にキーセレクション下で)リメンバを使う時には今まで以上に記憶力が重要になりそうです。名は体を表す、ですね。
……パーティーパック配布組の位置づけがピルルクと同じ(バーストなしレベル1潤滑油要員)なのに若干の意図を感じなくもないですが、さすがに考えすぎでしょうか……。
・最英の相棒 ワトソン
8月30日(木)発売、ブースター第3弾
— WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) August 17, 2018
「ユートピア」収録の新カードを紹介!
「最英の相棒 ワトソン」
イラスト: オーミー
ユートピア商品情報ページ⬇️https://t.co/jg6jrbDjkj#WIXOSS
※本日は公式HPの更新はございません。 pic.twitter.com/O3dKE93N71
明らかにレベル4(SRかどうかは知らない)にホームズがいる流れです。三国志由来な15弾バーストなし武勇で他の有名どころをことごとく差し置いて黄巾賊と南蛮王出してきたTCGなので、ひょっとしたらいない可能性はありますが……。
条件さえ揃えればノーコストで1点取れるわけですが、4枚きれいに揃えられなければならないため、条件のハードルはかなり高いです。地味にレベル4をトラッシュに置かなければいけないのもつらいところ。-2000が通用するレベル帯ではすでになくなっているので、クラファンで触れたようにオレオレと併用するのも現実味は薄いでしょう。
とはいえノーコストなので、特に何も仕込まずに適当にアタックしても点が取れるかもしれないというのは一つの長所ではあります。ただ、キーセレクション下で軽率にリフレッシュするとその1点分で負けたりするので、あまり迂闊にアタックして4枚落とすべきではない気もします。
リメンバは最後の5枚ぐらいでデッキ内の質が極端に低くなりがちなので、そのタイミングならむしろリフレッシュを入れたいこともありますが、その場合レベル4が1枚もいない可能性が高いので、そのときに条件まで満たせるかというとちょっと難しいでしょう。≡コウドウ≡互換なんかが出ればまた話は違ってくるのですが……。
オールスターの場合、先に書いた≡コウドウ≡なんかの赤宇宙組を使えばある程度条件は満たしやすくなりますし、いっそスピネルを使えば一発です。どうしてもデッキの枠をかなり取ってしまうので、そこまでして1体バニッシュするなら素直にイカとか使えばよくない?というのは、まあ……。
どちらかというと4枚トラッシュに置けることに着目して、テキサハンマなんかを落として打点のフォロー役にする方が現実的でしょうか。レベル3である都合上ミョルニルから出てこれるので、そのへんを駆使すればかなり回避しにくい盤面ができる……かもしれません。厳しめとはいえレベル2と3の枚数にさえ気を使えば別に条件を満たせないわけではないので、1点取れることが役立つこともあるでしょう。
いろいろ書きましたが、バーストなしレベル3かつノーコストで点が取れるシグニはわりと貴重なので、ちゃんとサポートなりフォローなりできれば強力なのは確かです。現時点だとオールスターはともかくキーセレクションで使うのはかなり厳しい感がありますが、新3弾の他のカードに期待しておきましょう。
・紋英の採取 シモン
8月30日(木)発売、ブースター第3弾
— WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) August 18, 2018
「ユートピア」収録の新カードを紹介!
「紋英の採取 シモン」
イラスト: コウサク
ユートピア商品情報ページ⬇️https://t.co/jg6jrbDjkj#WIXOSS pic.twitter.com/1kIPDOD5tk
指紋。そういえばincitedの回想のとき別に手袋とかしてなかった……みたいな話はやめておきましょう。
成功すれば手札1枚分得できます。とはいえ終盤に何もしないレベル1パワー1000がいても困るということは多々あるので、序盤にあわよくば要員として割り切るか、華代キーやFROZEN FINGERなどを使ってレベル1パワー1000でもなにかしら役立てられる方法を考えたほうがいいでしょう。
序盤に利用する場合、1ターン目だと他にシグニを置くわけにはいかないですし、2ターン目はマグナスを置きたいところなので、エンダカやクラファンなどのデッキ下操作系を使う隙間はあまりないと思われます。失敗してもそこまでリスクはないので、素直にサイコロを振っていきましょう。レベル4が落ちたら打点面でちょっと危なかったりはしますが……。
総じて、4枚積んでギミックを組むというよりは、1、2枚ぐらい入れて時々得できたらうれしい、ぐらいのシグニだと思います。サユラギ級のレベル1シグニが出たら話は別ですが、リメンバでそういうのが出ることはたぶんないのであまり期待しない方向で……。