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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

【オールスター】きっと夜が更けるリメンバ

今年もなんだか色々ありましたが、気がついたらもう年末になっていました。

 

だからというわけでもないですが、久々にオールスターのデッキに手を入れてセレモニーに出てきたので今回はそれについて書きます。やっぱりセレモニーがあるとそういうのが捗りますね。

 

※12/24追記:カード個別の項でなぜかワールド・エンドについて書くのを忘れていたので追加。すみません。

 

 

■デッキ内容

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-ルリグデッキ

リメンバ

来夢の巫女 リメンバ・アリモ

星占の巫女 リメンバ・モーニ

星占の巫女 リメンバ・ダスク

星占の巫女 リメンバ・ラストナイト

星占の巫女 リメンバ・レイトナイト

劫末の唄鍵 ワールド・エンド

ロック・ユアハート

メンダコギロチン

ジャイアント・キリング

 

-メインデッキ

★ライフバースト

1 羅星 シブンギ

1 国英の変動 エンダカ

1 幻水 ネオンテトラ

2 サーバント #

3 コードオーダー ワッフルアイス

1 星銀の童話 バズイール

3 羅星姫 レオニズ

2 羅星姫 ペルセデス

2 羅原姫 Zr

1 聖墓の蒼天 ムンカルン

1 幻水姫 ダイホウイカ

1 弩書 ザ・ロウ

1 不可思議な誇超 コンテンポラ

★バーストなし

3 探求の思想 ハニエル

1 羅星 プロシオス

1 聖蒼将 ヨリシゲ

1 コードメイズ ユキ//メモリア

1 サーバント O2

3 コードVL ルイス・キャミー

1 コードメイズ アステカレンダー

1 蒼将 ブルーノ

2 サーバント D2

4 羅星 ジュメニーズ

2 サーバント T2

 

■デッキ概要

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※画像は公式サイトより

 

見ての通りレイトナイトです。レイトナイトを起用する場合、

・レベル5ルリグである都合上、幅広く防御するための枠があまり取れない

・防御としては5回分のダウン凍結のみであり、2、3ターン程度でおおむね防御は打ち止めになる

という関係上ルリグ自身の防御性能で相手の息切れまで粘る……というのはあまり現実的ではない(それをやりたいならおそらくラストナイトの方が向いています)ので、「序盤からしっかり打点を取っていき、白青という色とリメンバ特有のリソース削減も絡めて6ターン程度でゲームを終わらせる」という方向性で構築しています。

それを実現するためには必然的に序盤(特に2ターン目)の安定した打点役が必要になりますが、今回はルイス・キャミーをその枠に採用しました。序盤用のシグニから枠をいくぶん割いておけばルリグデッキからのお膳立てが特に必要ないので、枠の負担があまりないところが魅力です。

 

また、オールスターリメンバではルリグ側でリソースが一切増加しない関係上何かしらの方法でリソースを確保しないとだいたい足りなくなりますが、今回その枠としてはワールドエンドとワッフルアイスを採用しています。ワールドエンドは打点補助と防御手段の下支え、ワッフルアイスは凍結と何かとデッキの方向性自体に噛み合いが多いのが利点です。

 

■アーツ構成

ラストナイトまで上がってからはルリグ本体+Zrでかなりの部分を賄えるので、防御アーツに求められるのは

・ルリグ本体とメインデッキでカバーできない部分への対応

・ルリグ耐性系に対応するための除去

・ラストナイトに上がるまでの序盤用の防御

というところになります。

 

今回はそれに追加して対ルリグ向けの防御が1枚ぐらい必要そうなことも考慮して、

・ロック・ユアハート

・メンダコギロチン

ジャイアント・キリング

の3枚にしました。

……序盤用の防御については正直かなりあやしいですが、そのへんはまたあとで……。

 

■カード個別

★ルリグデッキ

・星占の巫女 リメンバ・レイトナイト

基本的に防御能力はラストナイトの方が高く、ここまでグロウするとだいたいにおいてあと2ターンぐらいしかもたないので、コインが尽きてやむなくか2ターンで終わらせる算段がついたらグロウする感じになります(それが5ターン目であることももちろんあります)。

自動能力は対戦相手のシグニが凍結状態に「なる」のが条件なので、自ターンにも発動させたいなら防御する際相手側に凍結していないシグニを1体以上残しておく必要があります。もちろんペルセデスがいれば全員凍結していても可能ではあるんですが、相手は出さないという選択を常にできるわけなので、何も考えずに全員ダウン凍結するのはなるべく控えましょう。

 

※12/24追記:なぜかワールド・エンドについて書くのを忘れていたので追加しました。すみません。

・劫末の唄鍵 ワールド・エンド

自動能力についてはそこそこクラスが散っている関係上よほどのことがなければ発動します。序盤はアリモの出現時分の補完が必要ですしサーバントも引きにいきたいので、基本的にはカードを引いておけば問題ないでしょう。中盤以降は足りなさそうなほうを選べばだいたい問題ないと思います。

コイン起動についてはラストナイトの起動能力とコインを分け合うことになりますが、3ターン目に手から打点が出せない場合はダスクの2枚分を雑に切ってしまって問題ありません。ターン1であるラストナイトの起動能力を何回も使うことはあまり多くないので、しっかり打点を出してゲームを閉じに行くことの方が大事です。

もう1つの起動能力を使う機会はあまり多くないですが、手札やエナのコストがない関係で釣ってくる場所の融通が利かないので、使いそうな場合は釣りたい対象を先にちゃんとトラッシュに落としておく必要があることを留意しておきましょう。このデッキだとだいたいユキ//メモリアか(もう1枚のジュメニーズで凍結したうえでの)ジュメニーズかコンテンポラになると思います。アステカレンダーは回してて全然なんもしない感じだったのでだいたい忘れていいです。

 

・ロック・ユアハート

ルイス・キャミーを起用する都合上メインデッキからリンゼが押し出されたので、入っているのはその補完のための意味合いが強いです。世の中にスペルを連打してくるようなデッキがどれぐらいあるのか正直わからないので本当に必要なのかどうかはよくわかってないですが……。

防御アーツとしての信頼性は刺さる相手こそそこそこいるものの根本的にあまり高くはないので、刺さらなさそうな相手で適切に使えそうなタイミングがあればさっさと切ってしまったほうがいいと思います。……速攻系にはほとんど機能しないので、そのへんからちゃんと守りたいならここはそういうアーツにしたほうがいいはずです。それでも清衣ちゃんボーナス(?)ということで入れたくはある、という声もあります。

 

・メンダコギロチン

これもスペル対策として機能することを書いている今思い出しましたが、使い切りな上に他にもやれることが多いのでできますよってことをたまに思い出すぐらいでいいと思います。

除外しないと勝てない相手(ウムルあたりがそうだと思ってるんですが、最近当たってないので実態は不明)はいるもののそういうのを気にするよりもう少し明確に守れるアーツのほうがいいのでは、という気もたまにするんですが、それでも手札補充やら(手札を捨てることに寄る)Zr起動の補助やらいろいろできる柔軟性はやはり代えがたいものがあります。

 

ジャイアント・キリング

対ルリグ用。デッキからコスモウスが抜けたのでその補完という意味合いもあります。

……なんか気がついたらアーツ構成がスペル系絶対許さないみたいな感じになってるんですが、そもそも白青のアーツの選択肢自体があまり多くないので、リメンバでもともと高いルリグの防御性能を補完するという観点から選ぶと多かれ少なかれこうなってしまうみたいなところはあります。たぶんラストナイトでもたいして変わらないです。

 

★メインデッキ

・コードVL ルイス・キャミー

序盤の主役です。2ターン目は「レベル1青シグニ+ルイス・キャミー*2」を揃えるのが基本になります。ハニエルとルイス・キャミー自身のサーチを駆使してがんばって揃えましょう。言うほどハードルが高いわけではないのでわりと大丈夫です。

2ターン目に素で全部揃っていて追加でサーチする必要がないことがありますが、その時もワッフルアイスがいないなら引っ張ってきておいた方がだいたいいいと思います。

 

・探求の思想 ハニエル

先述の通り、2ターン目の理想盤面は「レベル1青シグニ+ルイス・キャミー*2」なので可能ならば1ターン目に出してルイス・キャミーを引っ張ってきたいところです(すでに2体いるなら多色バニラ組でいいです)。引きの都合で2ターン目に出すことになってもルイス・キャミーを引っ張ってくればルイス・キャミーから青シグニを引っ張ってきて1点取れるのでとりあえずルイス・キャミーをサーチしておきましょう。

 

・羅星 プロシオス、聖蒼将 ヨリシゲ

2ターン目にルイス・キャミーの条件達成を円滑にするため、「ハニエルでサーチできる青シグニ」として入っています。1枚挿しは絶対ライフに埋まってるので2枚。

そういう目的なので、他のレベル1青シグニを手に残せるとかでなければ1ターン目に出すべきではないです。先攻なら残らないこともないとは思いますが……。

 

・その他序盤用(レベル2以下)シグニ

それぞれ

-コードメイズ ユキ//メモリア:ワールドエンドで釣る用、追加の能力無効役

-幻水 ネオンテトラ:追加の凍結役、わりとバースト要員

-羅星 シブンギ:簡易リソース役、追加の打点役

-国英の変動 エンダカ:事故防止枠

-蒼将 ブルーノ:序盤のリソース、終盤のハンデス

-コードメイズ アステカレンダー:ワールドエンドで釣る用

という感じなんですが、ユキ//メモリア以外は正直いてもいなくても……という感じだったのでZrの条件とデッキの色バランス(ルイス・キャミーの条件用含む)さえ念頭に置けているならもっといい選択が存在するはずです。理由は後述しますが、おそらくバースト重視で選んだほうがよかったと思います。

 

・羅星 ジュメニーズ

常に4枚いるいつもの存在すぎて書くことが全く思いつきません。困った。

一応、トラッシュで起動できる能力があるからといって雑に切ると後で打点が取れなくて困ったりするので、手札でだぶついても適当に切らないほうがいいです。

 

・コードオーダー ワッフルアイス

ディーヴァセレクション以降は凍結関係のカードパワーがキーセレクションよりまた一段階向上しているんですが、それによる恩恵の最たるものがこのシグニといえるでしょう。1体で凍結を2体分振りつつ除去できればリソースも追加し、余った分もZrの条件達成に寄与できるので無駄になりません。ついでにパワー10000でそこそこ除去されづらい上にバーストまで強いのでいたれりつくせりです。

3ターン目以降は状況が許す限り出してリソースを取りに行きたいですし、特に4ターン目にレオニズから引っ張ってこれるかがかなり重要なので十分に枚数を確保するべきカードです。といっても普通にレオニズのサーチ対象なので3枚入っていればべつだん困らないでしょう。

あと、便利すぎて雑に出すと自分の意志と関係なく(?)すごい勢いでデッキを削り始めることがあるので、相手のメンダコとリフレッシュにはちゃんと気をつけましょう。

 

・星銀の童話 バズイール

レオニズから引っ張ってこれないコンテンポラをサーチしてくるために入っています。レベル3を間に挟むとペルセデスでサーチしやすくなったりルイス・キャミーのサーチ圏内に入れたりするので、必要な時に引っ張ってくるのがだいぶ楽になるという寸法です。

それ以外にできることはないですしバーストもただの1ドローですが、何かの対策として入っているカードを必要な時に引っ張ってこれないのはそれこそ枠の無駄遣いでしかないので、そういうカードを使うつもりならこういう枠は必要経費だと思います。幸いザ・ロウもサーチ対象なので本当になにもできないということはあまりないでしょう。

 

・羅星姫 レオニズ

オールスターリメンバをオールスターリメンバたらしめている元凶(?)。4ターン目はとりあえずレオニズ+ワッフルアイス+ジュメニーズでかけつけ2面トラッシュから始めるのが基本です。

出現時能力で引っ張ってくるシグニはとりあえず今必要なやつか次のターンぐらいに必要になるやつ(7割がたレオニズ)かでだいたい大丈夫です。枠の都合で3枚にしてますが、4ターン目にないとわりときついので4枚入れたほうが安心感は出せます。3枚でも別に回りはしますが……。

ペルセデスの有無+自動能力の発動の有無で打点の要求方法をある程度変えられるので、(特にペルセデスの起動能力を使う場合)雑にサーチし始める前にどういう盤面にしたいかは念頭に置いておきましょう。レイトナイトだと常時能力があるので相手シグニの有無はかなり重要です。

 

・羅星姫 ペルセデス

ディーヴァセレクション以降時のルール改定で起動能力で相手が場に出したシグニの出現時を無効化できなくなってわりと弱体化しましたが、今でも別に弱いというわけではなく、適当に立ってるだけで5ドーナとかを封殺できていたもとが異常だっただけだと思います。起動能力を使うのはメインフェイズ中ということもあり現実的にそこまで致命的な出現時能力はあまりないと思いますが、ペルセデス自身を除去されるなどの面倒な状況は十分起こりうるので相手のデッキはちゃんと確認したほうがいいです。

 

そういえば今回は差し込む枠がありませんでしたが、起動能力によってお互いが場に出すシグニは双方が決定するまでは非公開なので、「出現時能力が無効化されなくなった」ことを利用してレベル2から定時ほーを引っ張ってきて相手の出現時強制ドローシグニを狙い撃ち……という小ネタがあります。たぶんひっかかる余地があるのはタウィル(サホヒメ)とリワト(§ミネルバ§)とあーや(コンルス)ぐらいだと思いますが、一発目はみんなひっかかってくれると思うのでそのへんを使いそうな人が周りにいたら試してみるのもいい……んでしょうか?※蘇生系を経由すると別のレベルにも対応できますが、レベル4にはそもそも出現時でドローするやつが少なく、レベル1は適切な蘇生系が不在で、レベル3もえま★おうがすとぐらいしかいないのであんまり実現性は高くないです。レベル1で何かいるともう少し話が変わりそうな気がするんですが……。

 

・幻水姫 ダイホウイカ

ちょっと手札が足りなかったりサーバントを引きたかったり1点分要求しておきたいときに雑に出す感じです。回しているときに使うことはあまりありませんでしたが、§オタガメ§同様コンテンポラとのシナジーが(自ターンのみ)そこそこあるので時々思い出しておきましょう。

 

・聖墓の蒼天 ムンカルン

ハンデス枠です。もともとこの枠は≡コスモウス≡だったんですが、赤シグニであるコスモウスを手際よく引っ張ってくる方法があまりないのが気になった(構成を変える前はワールドエンドの枠が明治&有栖&江良だったので比較的引っ張ってきやすかった、というのもあります)ので青であるこっちに代わりました。必要な時(ルリグアタックを通したい、とにかく相手の手札を減らしたい)に出せばいいのでそれ以上書くことはあまりないです。

 

・不可思議な誇超 コンテンポラ

おやつ感覚で全体ルリグ耐性を付与してくるシェムハザがあまりに許せなかったので入れました。バニッシュ以外への耐性によって出てしまうとタウィルはほぼ触れない(たぶんダーク・コグネイトぐらいだと思われます)上にトラッシュのクラス無効でルリグ起動による防御も妨害できるのでかなり有効……なはずですが入れてから当たったことないので正確なところはわかりません。

ともあれ、バニッシュ以外耐性かトラッシュの色とクラス無効のどちらかが刺さるルリグはそれなりにいるはずなので、刺さりそうな相手ならとりあえず立てておくのがいいと思います。もう1つの許せない対象である本家コンテンポラ擁するアンにも(彫心鏤骨がバウンスである関係上)そこそこ刺さるはずですしね。

刺さらないルリグに対しては特に何もしませんが、ダイホウイカと合わせて自ターンだけなら§オタガメ§同様の動きはできますし、その機会がなかったとしてもライフバーストが全バースト中でもトップレベルの強さなので最低限バーストお祈りの足しにはなるのがいいところです。

 

・弩書 ザ・ロウ

サーバントやら今必要なシグニを適宜回収して1点取ったり取らなかったりするだけなのであえて書くことは特にないです。たまにパワー13000は機能します、ぐらいでしょうか。

……一応ワッフルアイスで下のカードを多めにできたりしますが、どう考えてもやらないほうがいいです。リソース取ってください。

 

・羅原姫 Zr

最近どこに行っても対策されているような気がしてうかつにトラッシュに置けない今日このごろですが、メンダコギロチンなりジャイアントキリングなりで手札から捨てることで比較的安全に起動までいける(ジャイアントキリングならエナゾーンからでもいいです)ことは念頭に置いておきましょう。場合によっては自ターンに使ったほうがいいこともあります。

 

■大会結果

第29回WIXOSS Ceremony in YSマジッカーズ★ハイパーアリーナ

1回戦:ミュウ(宇宙) 〇

2回戦:イオナマユ 〇

3回戦:ナナシ 〇

4回戦:ダッシュタマ 〇

5回戦:祝輪タマ ×

決勝T1回戦:花代 ×

という顛末でした。ちなみに9位だったらしいです。

おおむね勝った相手は序盤の打点要求がゆるかったかロック・ユアハートが思いっきり刺さったかで、負けた相手はレイトナイトどころかラストナイトまで行く前に終わった、という感じなので、わりと順当な勝敗という感じはあります。

 

■反省点・改善案

・2止め系に対する対策をほとんどしていなかった

これに尽きます。もともとオールスターリメンバ自体ラストナイトにさえ乗ってしまえばルリグ耐性以外はわりとなんとかなるデッキなので、そこにちゃんと上がれるようにする根拠をもう少し用意するべきでした。

 

改善案としてはこんなところでしょうか。

1.ワールド・エンドを明治&有栖&江良に変更する

面は止まらないので気休めかもしれませんが、序盤にサーバントを引けなかったせいで終わり、というのがなくなるだけでもだいぶハードルは下がるはずです。特に対2止め系。

ワールド・エンドと比較しても総リソース量はこちらがいくらか多くなる場合もありますしサーチとトラッシュ回収によって安定性にも貢献しますが、ワールドエンドの方にもコイン起動による打点力の安定化やらドローとエナチャージが選べる柔軟性やらでけっこう利点はあるので、気休めよりちょい上レベルで替えていいものかどうかは悩みどころです。

 

2.ロック・ユアハートを対2止め系向けアーツに変更する

候補としては下記になるでしょうか。

■ナンバー・バインド

■焼風水月

■オカルティック・サインかエース・スパイク

序盤は基本的に白シグニを並べるということもあり、序盤に使えるようにという1点で決めるならナンバー・バインドになるんですが、序盤以外だとどうしても微妙に力不足感が出てくるアーツではあるので、ちょっと無理しても終盤に除去や飛び道具としての用途が持てる焼風水月を使いたい、という気持ちはやはり出てきます。2ターンぐらい猶予があれば打てない範囲では全然ないでしょうし……(とか言ってると捲火重来とかが飛んでくるわけですが)。

オカルティック・サインとエース・スパイクは一応挙げましたが、除去はできるものの切るタイミング自体がどうしても限定されてしまうので基本的にやりたくはないです。

差し替えを検討するのは仕方ない部分こそあれロック・ユアハートでないと守れない相手も確かに存在するので、このあたりはどうしても何かに目をつぶる必要は出てきてしまいます。難しいところですね。

 

3.ライフバーストを意識的に強化して効率よくお祈りする

冗談で言っているわけではなく、相手のキルターンを1ターンずらしてラストナイトまで上がれればルリグの防御性能でわりとそのまま逃げ切れるので、ケアしにくいところで可能性を少しでも上げておくのは大事だという話です。

といっても重視しすぎてデッキのコンセプトが崩壊するのは本末転倒なのでしかるべき枠を探す必要がありますが、「その他序盤用シグニ」でまとめた部分はZr条件と色バランスさえ考慮すれば差し替えてもコンセプトに支障はないので、さしあたりそこを極力打点の止まるバースト持ちでまとめていくのがよさそうです。

ディーヴァセレクションのレベル1白青シグニから能力を活かす余地があり、バーストから一定以上の信頼性で打点が止まるシグニを探すと、

・幻水 ネオンテトラ(1体ダウン凍結1ドロー)

・幻水 チンアナゴ(1体ダウン凍結1ドロー)

・羅石 ベニトアイト(1体ダウン凍結1ドロー)

・羅星 ハイドラス(上3枚から1枚手札か場)

・聖天 マルティエル(上3枚から1枚手札か場)

あたりになります。バーストの信頼性と能力的にベニトアイトとネオンテトラがある程度優先的に入りそう(ネオンテトラはすでに入ってますけど)ですが、他はなんともいえないところではあります。マルティエルもバーストの信頼性は落ちこそすれど相手のトラッシュに触れるわりとありがたい能力があるので、雑に入れられる枠があるならなんで入れてなかったんだろう……という気が今ちょっとしてます。

バズイールを2枚目のコンテンポラに差し替えるのも1つの手でしょうか。引き込みやすさがだいぶ犠牲になりますが、コンテンポラが4ターン目に必要なことはあまりないのでドローをもう少し厚くできればなんとかなる範囲ではあるでしょう。コンテンポラのバーストはお祈りしがいのある威力をしているので1枚増えるだけでもだいぶ心強くなるはずです。

あと、ペルセデスのバーストでも下準備さえちゃんとしていれば1面止まるので、お祈りが必要そうな相手なら序盤にユキ//メモリア(いなくても最低限レベル1シグニ)を探してきてトラッシュに置く下準備をちゃんと済ませたほうがいいでしょう。天命を待つのは人事を尽くしてから。

 

 

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こんな感じです。オールスターリメンバはクラス縛りがほとんどない関係上メインデッキのカード選択に融通が利きやすいので、ライフバーストについてもしっかりこだわったほうがよりよくなりそう、というのがこのデッキを回して得た最大の収穫のような気がします。……とかなんとか理由をつけてお祈りしたいだけの可能性はあります。

 

今年のイベントは次弾が出るぐらいでもうだいたい終わりましたが(セレモニーに出る可能性はありますが、ディーヴァセレクションなのでここでは書きません)、なんだか最近妙にオールスターのやる気が出ているので、今年中にもう少し何か書くかもしれません。デッキに入ったり入らなかったりするかもしれないカードについてあたり。