新弾記事の続き。ルリグデッキ編がアシストルリグだけで思ったより長くなってしまったのでピースについて別記事を立てます。
たぶん今までの流れだと電音部用ピースが1枚ぐらいあるかと思いますが、そちらが出たら電音部コラボ編で書くことにしましょう。
更新履歴:
7/10:記事作成
7/16:ブルー・ナイトショーを追加
7/18:ハピネス・フロート、カオス!chaos!混沌!を追加
フェゾーネ DIVA with 電音部新弾記事リンク:
・赤編
・ルリグデッキ編 ー その2(この記事)
・青編
・緑編
・黒編 ※7/12記事作成
・白編 ー リメンバ//フェゾーネ特別編 ※7/19記事作成
注意書き:
1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、基本的に他のルリグで使用する場合を考慮していません。
2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。
3. 今弾は電音部コラボカードを含むため必然的にそれらのカードに対する言及が含まれる可能性がありますが、あくまでカードとしての能力の話をするつもりなので、該当のキャラクターに対してと考えた場合失礼な言動になる可能性が少なからずあります。あらかじめご了承ください。
目次:
7/10記事作成時:スプラッシュフィールド、CONNECTスピニング
7/16追加分:ブルー・ナイトショー
7/18追加分:ハピネス・フロート、カオス!chaos!混沌!
・スプラッシュフィールド
【💡WXDi-P14 収録カード紹介】
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2023年7月8日
「フェゾーネ DIVA with 電音部」
<ピース>
「スプラッシュフィールド」
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白ピース。シグニ&ルリグバリアは白系のギミックとしてこれからも使われていきそうですね。
・白1エナなので初手で使える
・1.の5枚見て2枚加える効果で加えるカードの制限がない(=サーバント#を持ってこれる)
・シグニバリアを持て余す相手は(特に序盤に取得したのであれば)基本的にいないが、ルリグバリアはこちらがサーバントをちゃんと確保できていれば不要な場合がある
ということを考えると多くの場合は序盤に1.を使って防御面での安定化を図るかんじになるかと思いますが、2.の無条件1体トラッシュも強力な効果であり、後にとっておいた(あるいはとっておけた)場合もしっかり攻撃に使えるというなかなか無駄のないピースです。デッキに安定感を出したいならかなり有力な選択肢といえるでしょう。序盤にシグニバリアを使うとライフが割れる量が減る分序盤に使えるエナが必然的に少なくなるので、そこだけは意識する必要はあります。
ちなみにディソナだとシグニバリアとルリグバリア両方を得られる黒点の記憶がありますが、
・1エナ軽い
・ディソナの他のカードではほとんど探せないサーバント#を持ってこれる
・場合によっては攻撃にも使える
点からディソナ系であっても黒点の記憶ではなくこちらを使う、という選択肢も十分ありそうです。ディソナだと先述の序盤にシグニバリアを張った場合のエナ不足問題をコメッチなどでフォローしやすくもなるので、むしろディソナのほうがポテンシャルを発揮しやすいかもしれません。
・CONNECTスプリング
【💡WXDi-P14 収録カード紹介】
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2023年7月9日
「フェゾーネ DIVA with 電音部」
<ピース>
「CONNECTスピニング」
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赤ピース。イラストの前面にいるのが遊月、花代、緑子と全員漢字名*1でCONNECT(英単語)スプリング(カタカナ)なのはけっこうな面白みがありますね……まで書いたところで後ろにタマがいることに気づきました。……まあドリームチームピースには三色必要ですもんね……。
マイアズマ・ラビリンスやENERGY DOORといった「4つからセンタールリグのレベルの数だけ選ぶ」ピースの赤版という立ち位置であり、赤らしく大半の能力が攻撃に寄っています。といっても2.と4.に主眼を置いてとにかく詰めにいくようなデッキ専用かと言われるとそんなこともなく、2.と3.をメインにして一定の打点力を残りの選択肢で確保しつつリソースで勝負しにいくという感じの運用も十分可能でしょう。
見た目より(3エナかかること以外は)だいぶ癖が少なそうなピースであり、そういったピースが4.のライフ割りでなかったはずのワンチャンスを作りにいける効果を持っているのはかなり魅力的だと思います。LOVIT-CROSSFADEでライフ割りを重ね……まではやらなくてもいい気がしてますが、採用したくなることは何かとありそうです。
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※7/16追加分
・ブルー・ナイトショー
【💡WXDi-P14 収録カード紹介】
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2023年7月15日
「フェゾーネ DIVA with 電音部」
<ピース>
「ブルー・ナイトショー」
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青ピース。アーツやピースで自身の色がカード名に入っているやつ、青だけなんかやたら多い気がするので調べてみたら黒も同じぐらいありました。チェインB&B(ブルー&ブラック)とか蒼黒GAIAとかありますもんね……。
デッキ下送り、ルリグ凍結、3ドロー、2枚ランダムハンデスと青で使いたい効果はひととおり揃っており、3エナさえ払えればどんなところからでもいい感じの状況に持ち込むことができそうです。積極的に点を取りにいくようなデッキだと3エナかけてレベル3を除去することができない点が祟りそうなので、どちらかといえばゆっくりしたデッキのほうが向いているようには思います。リメンバ//メモリアとゲイヴォルグを立ててゆっくりリソースを取っていくなんてデッキを見かけなくなってだいぶ経ちますが、時の流れでそういったデッキが復権すれば出番も十分あるでしょう。
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※7/18追加分
・ハピネス・フロート
【💡WXDi-P14 収録カード紹介】
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2023年7月16日
「フェゾーネ DIVA with 電音部」
<ピース>
「ハピネス・フロート」
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緑ピース。やっぱり緑といえばSランサーじゃなきゃ、という風潮になってきたのを感じますね。
1.の効果がとにかく強力で、パワーさえきちんとあればセンターゆかゆかやシイラでも持ち出されないかぎりどんな盤面からでも3面要求までいける上に使用したターンのエナ状況だけで見ればかのアンバランス・ダンスよりも優位(=そのターンに防御されづらい)という凄まじい威力です。ごていねいにエナゾーンからの展開補助までついているので、エナさえちゃんと確保できていれば肝心の立てるシグニが足りない、ということもほとんど起こらないでしょう。
2.の効果は要はレベル3のときに使うとデッキ修復のついでに4エナ増えますというもので、ルリグデッキから瞬間的に得られるエナの量としてはトップクラスです。とはいえ量的に多くても結局は単なるエナチャージとデッキ修復のために貴重なドリームチームピースの枠を割くかと言われるとさすがにちょっとあやしいラインではありますが、1.で点を取りに行く必要がないorできない場合*2のオプションとしては(特にできない場合は必然的にゲームが長引くうえにエナの消費もかさみがちなことを考えると)だいぶありがたい効果です。
とにかく3点を取りにいくピースとしてはかなり強力なのでそれだけで緑を含むいろいろなデッキに採用できるかと思います。単に積極的に点を取るデッキのダメ押しとしてでもいいですし、リメンバ//メモリア(白)を振り回すようなゆっくりしたデッキでダメージレースに最低限追いつく手段として採用するのも十分ありうるでしょう。後者のほうが2.の効果を活かしやすいのでむしろそっちのほうがいい可能性もあります。
・カオス!chaos!混沌!
【💡WXDi-P14 収録カード紹介】
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2023年7月17日
「フェゾーネ DIVA with 電音部」
<ピース>
「カオス!chaos!混沌!」
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黒ピース。……この弾の初報でこれの左端部分が入っていないイラストが公開されていたので、ちょっと前のプレイマットで全貌が公開されたときに「エルドラいたんだ……」ってなった人は私だけじゃないと思います。ドリームチームピース条件に律義なイラストです。
3.の効果は10枚落としにおまけがついたという感じの効果であり、次の対戦相手のターンのメイン&アタックフェイズに発生する影響を具体的に書くと
・デッキ修復が困難になる*3
・種類を問わずトラッシュ回収系のカードが機能しなくなる
・↑の補足としてサーバントもトラッシュからは回収できない
というところになり、デッキ修復が困難になるついでに少なからず展開のハードルが上がり、相手によっては1ターン機能停止する可能性すらあるけっこうすごい効果です。共宴のゲーム1とこれを1ターンずつ使うだけでうっかり勝ててしまう相手すらいそう*4なのが恐ろしい話であり、基本的にはこの効果を主眼に採用することになるでしょう。
1.と2.に関しては必要なときに適宜みたいな効果であり、3.でデッキ修復の裏目が起きにくい関係上リフレッシュ目当てならタイミングはそこまで気にしなくてもいいことを考慮すると、3.がよほど刺さる相手でないなら必要なときにとりあえずで、刺さる相手なら刺さりそうなタイミング、という使い方になるでしょうか。ドリームチームピース以外の色条件や構築制限のない10枚落としピースはこれが初めてなので、それだけで黒が入っていれば検討できる機会も多くなりそうです。
なお、3.の効果でトラッシュ移動制限がかかるのはあくまで「次の対戦相手のメインフェイズとアタックフェイズの間」なので、このピースを使用したターンについてはなんの制限もかかっていません。そのため、アタックフェイズに使用できるイノセントバトルとママ・お片付けがあるとデッキ修復できる可能性があることには注意してください。
ちなみに「対戦相手の効果で」なので制限が適用されている間もクーフーリン(「ライズ条件で」トラッシュのカードを下に置く)やメジェドの起動能力(「コストとして」同名カードをトラッシュから4枚除外)は通常通り使用できます。ディソナピルルクの自動能力(アタックフェイズにトラッシュにあるディソナスペルを使用)は……たぶんできると思う*5んですがどうなんですかね……?
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*1:遊月はルリグタイプ的にはユヅキではありますが、細かいことはこの際置いておきましょう
*2:ライフバーストが上振れすぎた、だとか相手がゆかゆか、だとか
*3:リフレッシュは「デッキが0枚になった際のルール上の処理」である関係上通常通り発生するので、鈴原るるのチーム常時能力下でリフレッシュすれば疑似的にできはします
*4:黒タマあたりはわりと……
*5:わかりにくいですが、スペルは使用する際に一度チェックゾーンに置かれるので「トラッシュからスペルをチェックゾーンに移動する効果」として扱われるかどうかという話です。該当の能力は使用するまでが効果でチェックゾーンに置かれるのは使用した後のルール上の処理である……と思うんですが……