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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

フェゾーネ DIVA with 電音部とリメンバ 電音部コラボ編

新弾記事の続き。電音部コラボカード編です。

 

……電音部に関してはまったく知識がないので、的外れなことを書いてしまう可能性が少なからずあります。そうなったらごめんなさい。

 

なんか色彩的ににじさんじコラボ同様白黒だけかなとか思ってたんですが、よくよく見たら5×3の構成なので各色3人ずつなパターンですねこれ……?

 

更新履歴:

6/27:記事作成

6/29:電音部 日高零奈、電音部 東雲和音を追加

7/4:電音部 灰島銀華、電音部 白金煌を追加

7/6:電音部 黒鉄たまを追加

7/11:電音部 犬吠埼紫杏、電音部 水上雛を追加

7/12:電音部 桜乃美々兎を追加

7/14:電音部 大賀ルキア、電音部 瀬戸海月を追加

7/16:電音部 鳳凰火凛を追加

7/20:電音部 りむる、電音部 安倍=シャクジ=摩耶、電音部 大神纏を追加

7/21修正:電音部 大神纏の注釈にてアシストルリグの名前を間違えていたので修正しました(サンガ//スイング→サンガ//シェイク)。すみません。

7/26:ちゅーにんぐあっぷ!を追加

7/26修正:電音部 大賀ルキアの項目にて捨てた時の能力のトリガーについて失念していた部分があったので追記しました。すみません。

 

フェゾーネ DIVA with 電音部新弾記事リンク:

赤編

ルリグデッキ編その2 ※7/10記事作成

青編

緑編 ※7/5記事作成

黒編 ※7/12記事作成

白編 ※6/30記事作成リメンバ//フェゾーネ特別編 ※7/19記事作成

・電音部コラボ編(この記事)

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、基本的に他のルリグで使用する場合を考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

3. 今弾は電音部コラボカードを含むため必然的にそれらのカードに対する言及が含まれる可能性がありますが、あくまでカードとしての能力の話をするつもりなので、該当のキャラクターに対してと考えた場合失礼な言動になる可能性が少なからずあります。あらかじめご了承ください。

 

 

目次

6/27記事作成時:電音部 茅野ふたば

6/29追加分:電音部 日高零奈、電音部 東雲和音

7/4追加分:電音部 灰島銀華、電音部 白金煌

7/6追加分:電音部 黒鉄たま

7/11追加分:電音部 犬吠埼紫杏、電音部 水上雛

7/12追加分:電音部 桜乃美々兎

7/14追加分:電音部 大賀ルキア、電音部 瀬戸海月

7/16追加分:電音部 鳳凰火凛

7/20追加分:電音部 りむる、電音部 安倍=シャクジ=摩耶、電音部 大神纏

7/26追加分:ちゅーにんぐあっぷ!

 

・電音部 茅野ふたば

アキバエリアのひとりめ。……こころなしか右上の色指標がいつもより白いですが、カードレイアウトが普段と違うのでコラボということも考慮してわかりやすいように、という感じでしょうか……?

 

自動能力は条件さえ満たせば手札とエナが「両方」増えるこの手の能力としては出力が非常に高いものであり、安定させられればもう一生リソースに困らない、といっていいぐらいの威力です。とはいえ「パワーを3000上げる」という条件はやろうとしないと基本的に満たせず、フル稼働させるためにはデッキの上3枚中2枚が電音部である必要もあるので既存のカードでサポートしようとしてもあまりいい形にはならないでしょう。

せっかくのコラボカードなのにアキノセンター以外*1ではまともに起用できないということもないと思うので、電音部コラボカード内でパワー増加系の能力持ちがいるのはだいたい間違いないと思います。センターリメンバで起用できるかどうかはそちら次第、ということになるでしょうか。

常時能力は横にいる電音部に相手ターン+2000という防御寄りの能力であり、自身のパワーは増加しないということもあって防御としての信頼性はないよりはましよりちょっと上ぐらい(?)という感じですが、最終的にこれがものをいって守れました、ということも十分あるので自動能力の威力を考えると申し分のないところです。

 

とにかく自動能力が強力であり、起用するのであればまずは自然に+3000を付与する方法を確立したいところです。既存のカードだとメル//メモリア(微菌)あたりがちょうどよさそうですが、前述の通りそもそもデッキ内のかなりの割合を電音部にしないと威力が発揮されないわけなので、このへんは素直にこれからのカード公開を待った方がいいでしょう。

……性質上自身が2人並ぶと(自身に+2000が付与されるため)常時能力の信頼性が大きく向上することもあり、できればレベル1で2人分+3000の面倒を見られるカードがあるのが望ましいんですが、そんな都合のいいカードはさすがに出ない*2気がしますね……。

 

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※6/29追加分

 

・電音部 日高零奈

アキバエリアのふたりめ。よくよく見るとパラレル版が最初に公開されてたやつとは別物ですが、別枠でもあったりするんでしょうか。開発中のものですと言われればまあそれまでですが。

 

出現時能力は茅野ふたばの自動能力の条件を満たせますし、そうでない場合もターンをまたぐのである程度の防御として機能させることができます。起動能力についてもサーバントの回収によってガードできる機会を増やすことも今更改めて書くまでもなく重要であり、電音部で固めたデッキであればエナの融通も利かせやすいのでかなりありがたい能力です。

ただ、基本的には防御寄りの能力といえるものの、

・自身は特に耐性のないレベル25000であり基本的にあっさり除去されがち

・ライフバーストはガードの機会増加には寄与するものの1点追加で守ることはできない系統のもの

という点が防御に寄ったシグニを入れるようなデッキとやや噛み合いづらく、手放しで4枚採用していいかと言われると茅野ふたばのサポートということを考えたとしてもちょっと難しいところがあります。

といっても(特に起動能力のサーバント回収は)ゲーム中に必要になるタイミングが来ないことの方が珍しい能力なのは間違いないので、採用枚数的には抑えつつも必要な時にはしっかり場に出していけるような体制をデッキ内でしっかりと整えておければ十二分に活躍してくれることでしょう。リメンバ・ディナーのターン1起動能力で探したりカウントダウン・ヒールズで茅野ふたばともどもトラッシュから連れてきたりとやり方はいろいろあります。

 

・電音部 東雲和音

アキバエリアのさんにんめ。……背景見てて思ったんですが、街中に商業施設が多いようなところだと商標とか屋号とかをよけるの大変そうですね……。実はちゃんと許可とか取ってるということならごめんなさい。

 

白のレベル1に多い条件付きドロー系で、

・ターン終了時にアップ状態である必要があるため、能力を使う場合は基本的にアタックできない

・条件を満たせなかった場合は何もしないので、デッキ内にかなりの割合で電音部を入れておく必要がある

とそこそこ制限が強いですが、とにかく序盤から手札を増やしたい、というデッキだと活躍させやすいはずです。とはいえ現状だと電音部内で手札を増やして何ができるか、というのがまだわからないので、どのぐらい重要になるかはこれからのカード公開次第、といえるでしょうか。

 

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※7/4追加分

 

・電音部 灰島銀華

アザブエリアのひとりめ。5色に各1エリア3人の割り当てではないんですね……。

 

相手ターンの全体+2000そのものはパワー参照系の除去をそれなりに回避できるもので、自身にもかかるためそこそこ強力ではありますが条件に他の電音部を要求しているため安定性は基本的になく、例えば先攻1ターン目に2人並べても1人はアシストルリグなりピースなりでどかされて結局残った1人はレベル13000にしかなれないという感じになりやすいです。それでも+2000が機能する場合はそれなりにあるはずですし、レベル1のライフバースト持ちでバースト自体も標準的なので電音部であるというだけでもなんだかんだ採用することは多いものと思います。

 

「自身が除去されにくく、灰島銀華にある程度の除去耐性を付与することができる」レベル2、レベル3電音部がいると能力の信頼性がだいぶ引き上がるので、これからの公開に期待するのもいいでしょう。茅野ふたば(+2000)だともう一声、というかんじです。

 

・電音部 白金煌

アザブエリアのふたりめ。PRISMATIC DIVAでのプリパラコラボ以降、新規のシグニであるコラボカードはテキストで必ずそのクラスを参照している*3んですが、今回もそんな感じっぽいですね。

 

白のレベル2としてはだんだん定番になりつつあるレベル1バウンス能力持ちであり、電音部で固めてさえいれば無理なく条件もコストも用意できるので序盤に点を取っていきたいときはかなり頼れる存在です。アタックフェイズ開始時なので中盤以降だとやや使いにくくなる場合がありますが、そもそもレベル1バウンスが存在する白系のデッキ相手だと中盤以降は相手がレベル1を場に残すこと自体を避けてくることが多いので、序盤に点を取りに行けるようになれば十分です。もちろん中盤以降も取れるときは取れるので、そういうときはありがたく取っていきましょう。

 

なお、相手のレベル1シグニが場にいる場合、能力でバウンスするしないに関わらず対象を取ること自体は強制です。エクシアなんかがいるとたまに問題になるので気をつけましょう。

 

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※7/6追加分

 

・電音部 黒鉄たま

アサブエリアのさんにんめ。アサブエリア組が白だったことで電音部コラボが5色である可能性はだいぶ減りましたが*4、アキノセンター前提としてもアシストの自由度のために全色でなくても色エナはあったほうがいいはずなので単色ということもないと思うんですよね……。

 

自動能力の対象に条件のないバウンスというのは打点役としてかなり優秀であり、3エナかかりますが出現時能力である程度カバーできるので連発も十分できる範囲でしょう。といってもさすがに対象がなんであろうがとりあえず使う、というのはちょっとエナがもったいないので、もう少し効率よく除去を飛ばせる相手ならそちらに任せておいて、いざレベル3がきたというときに活躍してもらったほうがだいたいはいいはずです。相手がレベル1であれば白金煌がいるのでそちらでいいですが、レベル28000ぐらいの相手をどうにかする手段は電音部内だと現状いないのでそのあたりはこれからの公開に期待するところでしょうか。いないならいないでそのあたりだけ電音部の外から連れてくる、という手もあるかもしれません。

 

出現時能力は基本的には電音部である程度固めたデッキであれば手札→エナの変換ができる能力で、実質的に自動能力のコストを1枚分手札でも払えるというだけでも十分ではあります。そこから追加で見た中にアサブエリアの他の2人がいた場合には手札に連れてこれる、となるとかなりの性能であり、対象に制限のない打点役が持っているリソース関連の能力としてはトップクラスといえる性能です。フルに使うには当然灰島銀華と白金煌を十分な枚数採用する必要がありますが、幸い2人とも4積みして特に問題は出ないタイプの能力なので、連れてくることはそこまで無理しなくても十分狙える範囲にいます。

 

自動能力も出現時能力もかなり優秀であり、現時点だと電音部でデッキを組んだ際には間違いなく主力として採用することになるでしょう。自動能力を使わなければ出現時能力で単にエナを確保することも可能であり、できることが多い分4枚では足りない事態も発生しそうではあるので、いざというときにトラッシュから連れてこれる手段も整えておくとさらなる活躍が見込めるものと思います。

 

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※7/11追加分

 

・電音部 犬吠埼紫杏

ハラジュクエリアのひとりめ。赤です。2色目ですね。

 

レベル1から5000以下バニッシュ、というのは今をときめくバクチク//ディソナと同等の除去能力であり、あちら同様打点役としての性能は非常に優秀です。これで電音部内で白金煌とあわせて序盤の打点力に関しては十分確保できるようになったといえるでしょう。序盤にしっかり打点を取りにいきたい場合、レベル1にもう1人打点役がいるとだいぶ安心感が出てきますが、さて……?

 

なお、白金煌……というか黒鉄たまも上で書いてなかっただけでそうなんですが、彼女らと同様アタックフェイズ開始時に対象を取るところまでは強制なので、対戦相手の場に5000以下のシグニがいる場合はバニッシュするしないに関わらず必ず対象に取ることになります。ここまでの打点役が全員そういう仕様である以上電音部でデッキを組む場合相手のエクシアがだいぶ鬼門になりそうなので、何かしらの対策は考えておいたほうがいいかもしれません。1ターンだけなら共宴のゲーム1起動能力でなんとかなりますが……。

 

・電音部 水上雛

ハラジュクエリアのふたりめ。赤でエナチャージ要員なのはけっこう珍しいですが、赤ルリグである花代やカーニバルが手札1枚でドローもしくはエナチャージができる能力を持っているのでその延長線上という感じなんでしょうか。

 

電音部内の手札をエナに変換できる能力持ちとしてはすでに黒鉄たまがいますが、彼女はどちらかというと打点役という役回りになりやすい(のでエナ変換のためだけに出しづらい)はずで、レベル2ということで比較的早期に出せることもあってエナを確保したいなら出番は十分あるでしょう。アタックフェイズ開始時なのでややタイミング的な融通は利かせにくいものの、その分レベル2パワー8000とこういった役回りとしては防御力が高めなので立てておくことはしやすいと思います。

手札をいったんエナに換えておいて必要に応じてピルルク/D-Mやまほまほ★どがーんといったアシストルリグで戻しにいける構成にするとより動かしやすくなるので、採用するのであれば少しだけ意識してみるといいかもしれません。

 

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※7/12追加分

 

・電音部 桜乃美々兎

ハラジュクエリアのさんにんめ。よくよく考えると今年は卯年なので当然なのかもしれませんが、前弾のLOVIT//ディソナといい兎の時代、きてますね。

 

アタック時に正味1エナで8000以下バニッシュ、とレベル3シグニとしては申し分のない打点力であり、レベル3に手を出しにくいとはいえ十分主役級として活躍させられる性能ですが、この上でハラジュクエリアのほかの2人がトラッシュにいればエナを回収できたり状況に応じてダブルクラッシュで大打撃を狙えたりとおまけというには影響力が大きすぎる能力が盛り盛りになっています。特にダブルクラッシュは普通にやってはもう手遅れな状況を無理やり勝ちまで持っていけるだけの力があり、普段から普通に点を取りにいけるタイプのシグニが持っている能力としては3エナでも持っているだけでかなり破格といえます。

 

かなり能力が盛り盛りとはいえさすがにレベル3に対しては何もなしだと手を出せないので、そのあたりは黒鉄たまなりルリグやピースなりになんとかしてもらいましょう。他に取ってもらった後にダブルクラッシュだけ狙いに行くのもいいですね。

 

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※7/14追加分

 

・電音部 大賀ルキア

シブヤエリアのひとりめ。3色目ですが、公式ストーリーに普通に電音部のメンバーがいるのでNo Limit(白青赤)と同色でまとめる感じでしょうか?

 

場にいるときの能力としては青のハンデス系レベル1シグニの定番であるマノミンとスキュラを足して2で割ったような感じの性能で、アタックしないと捨てさせることができないのはけっこう裏目に出たりしますがそれでも相手の手札を攻めるには十分な能力といえるでしょう。といっても電音部に1人だけではさすがに攻めきれるものではないので、もう1人か2人ぐらい同じ方向性を目指してくれることに期待したいところです。

 

もう1つの能力はひらたくいえば電音部の能力で消費した手札の減りをエナで補填できますよという能力で、現時点では

・大賀ルキアの自動能力(アタック時)

・大賀ルキアのライフバースト

・瀬戸海月の自動能力

※7/16追記:鳳凰火凛の自動能力もそうなります。ちなみに日高零奈のライフバーストの発動後、ガード時に大賀ルキアを捨てた場合はライフバースト自体は手札から捨てる効果ではないので能力は発動しない……はずです。

※7/26追記:水上雛の自動能力とライフバーストもそうです。完全に失念してました。すみません。ちなみに水上雛の自動能力は手札1枚をエナに換える能力なのでそれを手札に換えなおしても意味がないように見えますが、(特に2ターン目に)無理やりサーバントを引きにいけるのでけっこう必要なときはありそうです。

の3つが該当します。「効果によって捨てられたとき」である関係上黒鉄たまの出現時能力で捨てた場合は(あくまでコストとして捨てているので)発動しないことには注意してください。効果としてはエナのほうが手札より不足しやすい傾向にある関係上多用はあまりしないと思いますが、あと1枚引きたいということは少なからず発生する*5のでお世話になる機会も何かとあることでしょう。

 

・電音部 瀬戸海月

シブヤエリアのふたりめ。そういえばシブヤエリアの3人のCVはにじさんじの人だそうですが、そんな時代になったんですねぇ。

 

要は差し引き1枚手札を増やしますということで、純粋にできる展開を増やしたりサーバントを引きにいったりと何かと便利な能力です。電音部内にアタックフェイズ中の能力持ちが多い関係で特に白金煌あたりの打点役と競合しがちにはなりそうですが、リソースが増える、というのはいつだって大事なのでルリグやらライフバーストやらで空いたところも駆使して隙あらば狙っていきたいところではあります。

 

あとは電音部内で増やした手札から何かができれば申し分ないところですが、そこはシブヤエリアのあと1人に期待するところでしょうか。

 

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※7/16追加分

 

・電音部 鳳凰火凛

※7/16追記:最終項がちょっと説明不足な気がしたので修正+加筆しました。深夜に書くのはよくないですね……。

シブヤエリアのさんにんめ。……ハラジュクエリアで赤がやりそうなことは(エナ落とし以外)ひととおりおさえていてシブヤエリアで青がやりそうなことをひととおりおさえているので、残り1エリアはまた別の色な気がしてきました。白青赤ひとりずつの可能性もなくはないですが。

 

手札3枚で対象の制限のない1体バニッシュ、というのは相場として標準的なラインであり、捨てた手札がすべて電音部なら相手の手札が1枚減る、までついてくるのはかなり破格なおまけといえます。とはいえ手札3枚を用意するのはなかなか大変ですが、そこは自身の出現時能力や大賀ルキアの手札から捨てられたときの能力によってエナ側での補填がある程度きくようになっているので見た目よりは使いやすいでしょうか。

誰からでも点を取りながらハンデスできる、という特性を活かすにはここぞというときに2人並べて両方を機能させたい*6ところですが、それを遂行するには他のカードできちんとリソースを整えたうえで自身を2人連れてくる必要があります。電音部内であれば東雲和音と瀬戸海月で地道に手札を増やしていくのが素直なところで、外に求めるのであればレベル3ではあるものの取得効率がかなり高いメル//フェゾーネ*7あたりに頼ってみるのも悪くないでしょうか。ルリグデッキ側だとカウントダウン・ヒールズは鳳凰火凛をトラッシュから連れてきたうえで自身の出現時能力も加味すると単体で条件を整えるところまでいけますし、ついでに大賀ルキアも連れてこれるのでかなりの高相性といえます。

 

高消費高出力の宿命として相手がリソースを削りにきた場合にかなり使いにくくなることが難点ですが、そこを差し引いてもなんとか使いたくなるだけのものは確実に持っていると思います。なお、大賀ルキア鳳凰火凛の2人でハンデス系としての最低限の体裁は整った感がありますが、それでも2人だけではさすがに相手の手札を空にするまではそうそういかないはずなので、RANDOM BADなどのスペルやブルー・ナイトショーなどのピースによる補助がある程度必要になることは気にしておいた方がいいでしょう。

また、他のハンデス系にはあまりない事情として大賀ルキア鳳凰火凛の自動能力で大賀ルキアを捨てる必要があるケース*8がそれなりに発生するはずなので、大賀ルキアを場に出す機会が想定していたより少なくなってしまう可能性はけっこう高いです。ハンデスとしてきちんと機能させようとするならミュウ//メモリア(宇宙)あたりで大賀ルキアを連れてくる手段を増やすぐらいはやったほうがいいかもしれません。

 

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※7/20追加分

 

・電音部 りむる

カブキエリアのひとりめ。4色目ですね。5色でなくて白が2エリアあるのはコラボ用センターのアキノが白なので多めに割り振ったという感じでしょうか。

 

単体でレベル1パワー8000は序盤の防御力がかなり高く、複数人いればそう簡単に全面突破はされづらくなります。条件についても初手のエナチャージで電音部をエナゾーンに置けばいいので(+5000を維持するためにそのエナを使ってはいけないことに気をつければ)特に難しい話ではありません。電音部レベル1内では最高クラスの耐性なので、序盤に防御力が必要そうならできる限り引きに行くことになります。

常時能力で+5000している関係で能力を消されるとただの3000になってしまうという欠点はありますが、そのあたりはトキユキも太陽ペッパーもみんな通ってきた道なので仕方ないです。相手にしたって特に序盤だとその手のカードを引くのはそう簡単にできないわけなので、序盤に能力を消されたらよく引いた!と素直に相手を褒め称えておきましょう(?)

 

・電音部 安倍=シャクジ=摩耶

カブキエリアのふたりめ。そういえば電音部内だと色エナの要求を全くされないこともあって色バランスとかの話をしてませんでしたが、序盤にセンターカラーを立てる優先度が高ければデッキ全体のセンターカラーが若干少なくても色不足によるグロウ事故は発生しにくく、センター白なら白金煌の優先度が高いのでたぶん大丈夫です。

 

能力としては条件が変則的なエナチャージであり、「他の」がついているのでうまく使うのが少し難しくなっています。といっても他の誰かが点を取りにいけばいいだけの話なのでアシストルリグでの妨害がない前提であれば期待通りのエナチャージはできます。レベル28000とエナチャージ要員としては高めの除去耐性なので序盤に守りつつエナチャージも狙える、というのは実際魅力的な性能ではあるでしょう。

ただ、アシストの妨害が入ると思い通りにいかないことがあり、特に自身を複数立てた場合にアシストの妨害前提だと両方発動させられるケースがかなり少なくなる*9ことを考えると、エナチャージを1人に任せるよりは元手として手札1枚かかる分安定している水上雛とある程度分担したほうがいいように思います。

総じて若干癖はあるものの電音部全体として何かとエナの消費が激しいということもあり、いてよかったということは少なくないはずです。

 

・電音部 大神纏

カブキエリアのさんにんめ。これで15人全員です。

 

3エナでランサーを付与できますというシンプルな能力で、性質上ランサーでは最後の1点を入れられない*10ということもあって他のレベル3打点役と比べると若干地味ですが、

・ランサーの持つ特性としてダメージ無効系の防御を無視できる*11

・電音部の打点系の中では唯一相手シグニを対象にとらない*12

・電音部の打点系レベル3の中では唯一ライフバーストを持っているのでメインデッキの枠の融通が利きやすい

となんだかんだ大事な部分はあるので、3エナの負担を緩和する方法がないこともあって攻めの主軸とは残念ながらいかないと思いますが、要所要所で活躍の場は必ずあるはずです。

 

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※7/26追加分

 

・ちゅーにんぐあっぷ!

コラボピース。……シャドウを付与するピースとしてはなんというかなにもなかった幻影と稲光からはや2年、だいぶちゃんとした感じになりました。あっちもイラストはアキノ(とWOLF)だったのでリベンジ成功といえなくもないかも……?

 

シグニ全体への完全シャドウ付与は防御として非常に強力であり、愚直に開けて殴るタイプの相手であれば1ターンシャットアウトすることも十分ありうるレベルの盤面です。とはいえアンバランス・ダンスやハピネス・フロートを合わせられるとあっさり突破されてしまいますし、1点取るだけならバン//ディソナなどで普通にできる*13デッキも多いので、これがあれば1ターンは安心、というほど信頼がおけるかといわれるとなんともいえません。

今盤面に必要な電音部を安定して連れてこれる、ということは間違いないので、使うのであれば電音部なら誰であってもシャドウが付与されることを活かしてきちんと攻撃もしつつシャドウで1、2点ぐらい守れれば、というぐらいの位置づけにするとよさそうでしょうか。その場合、3エナとピースとしては重めの部類のエナを払ったうえで黒鉄たまや鳳凰火凛*14の能力を稼働させるには(減らしにかかってくる相手もそこそこいることまで加味すると)けっこうな量のリソースが必要であり、電音部内のリソース要員に加えて電音部外のカードなりルリグデッキなりでそのへんをうまいこと調整するのはほぼ必須といえます*15

やや後ろ向きな評価になりましたが使用条件のとくにないピースの出力としてはかなり高い部類であり、リソース面さえ解決すれば明確に強力です。電音部内だけでもリソースはわりと増やせるし手札⇔エナ間の変換もしやすいことを考えると越えられないほど高いハードルではないはずなので、うまくやっていける形を見つけられるといいですね。

 

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*1:パワーを増加させることができるセンタールリグは他にも何人かいる(アトやメルなどの緑ルリグに多いです)ので、現状でも別にそういうわけではないということは秘密です

*2:アキノセンターで1人+別のカード(たぶんレベル2)で1人という感じになりそうな気がしてます

*3:INTERLUDE DIVAのにじさんじコラボ時点だとそうでないものもそれなりにあります

*4:「残り2エリアで別の色+1エリアで残り3色」の可能性もまあまあありそうなので実際どうなるかは蓋を開けてみないとわからないところがあります

*5:共宴リメンバがセンターである場合、デッキの上がわかっている状況がわりと発生しやすいのでなおさらです

*6:さすがに毎ターンは無理があるのでここぞです

*7:メル//フェゾーネはコインを使えば起動能力で茅野ふたばの自動能力の条件を整えることが可能ですが、鳳凰火凛の能力のためのリソース確保という観点だと用意しなければならないもののハードルがやたらと上がってしまうのであまりおすすめはしません。電音部内で茅野ふたば+日高零奈を挙げなかったのもだいたい同じ理由です

*8:サーバントが引けてないので1枚引く必要がある、など

*9:細かい想定は割愛しますが、3面空けてバーストにひっかからない必要があります

*10:ランサーはあくまで「バトルでバニッシュしたときに相手のライフをクラッシュする」という能力であってダメージを与えているわけではないことによるものです。後述のダメージ無効を無視できる、というのもこのことによります

*11:サンガ//フェゾーネのライフバースト、メル=インビジブルなど。サンガ//シェイクのような一部アシストルリグが持つ「アタックを無効にする」だとランサーのトリガーであるバトルでのバニッシュができなくなるので止められます

*12:電音部の打点系のほとんどはアタックフェイズ開始時に相手シグニを対象にとって除去を行うので、エクシアに対して(アタック時である桜乃美々兎で多少迂回はできるものの)非常に弱い可能性が高いです

*13:白タマやコウメイなどのルリグアタック追加系も入れていいでしょう

*14:能力さえ通れば誰からでも点を取れるのがこの2人なので、比較的軽く済む桜乃美々兎や白金煌でできるところはどうにかするとしても1点分ぐらいはどちらかを稼働させる前提にはなるはずです。日高零奈でサーバントを確保しなければいけないケースもあるはずなので実際にはもっと……

*15:ちなみに今弾のアキノであれば自身の能力で茅野ふたばを稼働させやすいことと相まってだいぶリソースを増やしやすいのでそこまで心配はないと思います。注意書きの通りあくまでこのブログはセンターがリメンバであること前提なので……