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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

フェゾーネ DIVA with 電音部とリメンバ ルリグデッキ編

新弾記事の続き。アシストルリグとピースについて随時書く予定です。

※7/10:アシストルリグについて書くのが思ったより長くなったのでピースについては別記事を作成しました。

 

最初の記事で書き忘れたことを書いておくと、一応今弾もおそらくシグニとしてリメンバが出るはずですが、さすがに3連続SRということもないと思うのでそうであればそれ単体で記事は書かない(白編もしくは青編の中で書く)つもりです。うっかりSRだったりよほど書くことが多そうだったりすれば話は別ですが……。

 

更新履歴:

6/19:記事作成

6/25:ママレベル1、レベル2を追加

6/25:ママ♡カンニングについて一部記述を修正

7/2:グズ子レベル1、レベル2を追加

 

フェゾーネ DIVA with 電音部新弾記事リンク:

赤編

・ルリグデッキ編(この記事)ーその2 ※7/10記事作成

青編 ※6/21記事作成

緑編 ※7/5記事作成

黒編 ※7/12記事作成

白編 ※6/30記事作成 リメンバ//フェゾーネ特別編 ※7/19記事作成

電音部コラボ編 ※6/27記事作成

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、基本的に他のルリグで使用する場合を考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

3. 今弾は電音部コラボカードを含むため必然的にそれらのカードに対する言及が含まれる可能性がありますが、あくまでカードとしての能力の話をするつもりなので、該当のキャラクターに対してと考えた場合失礼な言動になる可能性が少なからずあります。あらかじめご了承ください。

 

 

目次:

6/19作成時:ミルルンレベル1、レベル2

6/25追加分:ママレベル1、レベル2

7/2追加分:グズ子レベル1、レベル2

 

・レベル1ミルルン(ミルルン☆ウェルカム、ミルルン☆スラッシュ)

アシストミルルン。ミルルンはいつでもスペルを使ったり使わせなかったりする担当ですが、センター側でスペルを標準搭載しているフェゾーネだとどうなるんでしょうね。

 

ミルルン☆ウェルカムはマドカフロート……というよりはエクスエコーのそれに近い3ドロー系アシストで、まとまった量のスペルが入っているデッキであればそれらと同等のパワーはあるといえます。

ただ、捨てる必要があるのがスペルというのはけっこう難しい話で、最大出力を安定させようとするなら後から引いてもいいことを加味しても10枚ぐらいはスペルを入れる必要がありますし、スペルだとシグニよりも「使うために入れている」側面が強いはずなので、たくさんスペルが入っているからといってとりあえずで採用しても案外噛み合わない……ということも十分ありそうです*1

ピルルクAPEX//メモリアなどの能力トリガーのために七光あたりのリソース変換系を多めに入れている、という感じのデッキであれば大きな問題は出なさそうなので、使うならそっち系のデッキになるでしょうか。

 

ミルルン☆スラッシュは青としてはかなり珍しいバニッシュ系アシストであり、しっかりレベル2以下なので打点としての信頼性は非常に高いです。最近は(主にバクチクを筆頭としたレベル1ディソナ各種のせいで)ダメージレースが苛烈になってきたこともあって「打点系アシストでレベル2から点が取れること」がだいぶ重要になってきているので、アシストを選ぶ際の決め手になることは何かと多い能力になるように思います。

 

・レベル2ミルルン(ミルルン☆スレトゥン、ミルルン☆キャッチ、ミルルン☆フラッシュ)

アシストミルルンの2。……フォーチューン・ファイブの昔からミルルンはけっこう変なことする系のルリグなので1枚ぐらいは意味不明な挙動のレベル2が来る気がちょっとしてたんですが、思ったより正気だったので安心……なんでしょうか……?

 

ミルルン☆スレトゥンはバニッシュできないならマドカ//ダブやエルドラ!オンステージ!あたりと比べて出力的にかなり厳しくなってしまうので、使おうとする場合はスペルを使用する相手が世の中にどれぐらいいるか、というところが焦点になります。

アシストにミルルンが見えている時点で相手がスペルの使用を避けてくる可能性はないこともないですが、だいたいにおいてスペルは使うために入れている以上そこを無理して避けてしまうと展開に支障が出やすく、バニッシュされるものと割り切った方がいいという話に落ち着くはずなのでそのへんの心配はあまりいらないでしょう。

とはいえ打点系スペルだと1ターンぐらいなら後に回せることは多そうであり、1面止め系防御なので2ターン目の返しに使いたい場合も多いものと思いますが、きちんとバニッシュを狙うならこちらもある程度使うのを引っ張れるようなデッキにしたほうが効果を挙げやすいはずです。スペルがそもそもなかったりたまに役立てばいいぐらいで七光1枚だけ入ってるようなデッキだと引っ張り損が発生する場合もあるのでそのへんの見極めも大事といえます。

 

ミルルン☆キャッチはピルルクD-Mやあーやの魅力にメロメロ!と同系統の3エナ2体ダウンで、おまけ部分のランダムハンデスが量的な負担が軽くて効果も挙げやすいものであることが売りという感じです。といってもこの系統のアシストの判断基準はおまけ部分というよりはレベル1で何をするかのほうが重要になりやすい*2ので、おまけがどうこうよりはまずそっちから……というところはあります。幸いミルルンのレベル1アシストはどちらも出力としては高めでまとまっているので採用できる機会は何かと多そうです。

 

ミルルン☆フラッシュは最大出力だと3面防御+デッキ修復ができて5エナ*3、というかなりの出力を誇ります。その分下準備の手間があり、使いたいタイミングで7~9種類のシグニをトラッシュに揃えることになりますが、サーバント#とスペルが対象外であることもあってデッキ全体のシグニの種類数をなんとかしてかさ増しする必要が出てくるので安定した出力を得ようとするとデッキ自体が不安定になりやすく、トラッシュの枚数を増やしすぎるとそのぶんデッキ枚数が減って思わぬリフレッシュの危険も増してしまう、というのもあるので、グロウコストの5エナぶんを勘定に入れていいことを考えても安定した出力を求めるのはなかなか大変です。

ディソナ系だとカードプール的にどうしても4積みが多くなりやすいので狂奏で使うのはさすがにちょっと難しそうですが、共宴だとターン1起動能力のおかげでデッキ内容が散っていてもある程度カバーしやすく、デッキを合わせる適性としては高いほうになるかと思います。前述の通りアシストとしての出力は非常に高いので、ディーヴァセレクション2年半分のカードプールを駆使してなんとかまとめていくだけの価値は十分にあるでしょう。

なお、グロウコストが5エナなのでブレイブリー・ヒロインズでコストを4エナ軽減できますが、これに関してはトラッシュのカードを参照する都合上素直に5エナ払ったほうがエナゾーンのカードをトラッシュにおけるぶん安定した出力を出しやすいので実はあまり相性がよくありません。もちろんすでにトラッシュが用意できていれば軽減しても問題はないので、左右両方のアシストを4エナ軽減できるものにして状況に応じて使い分ける……という感じのデッキも十分考えられはしそうです。ブレイブリー・ヒロインズの軽減対象で有力なものが白に集中気味なのでセンターリメンバだと実現はなかなか難しいですが、まほまほ☆べーんと2枚看板なら一応できなくもない……でしょうか……?

 

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※6/25追加分

 

・レベル1ママ(ママ♡ハッピー、ママ♡アタック)

ママ。これでコインがもらえるレベル1アシストがないのは黒だけになりましたね。順当にいけば黒でその役回りになるのはグズ子になる思われます。

 

ママ♡ハッピーは2コインもらえるレベル1アシストの緑版になりますが、あーやの踊りについてきてね!と同様「コインの分もらえるリソースが減っている」形になっています。正直そのパターンはかなり厳しいので、たとえコインを使ってよほどしたいことがあったとしても起用するハードルは非常に高いです。リル・炎舞やドーナ『応援してね!』のような「コインの分除去の対象が狭まっている」形だと起用しやすかったんですが……。

 

ママ♡アタックはママが何かとレベル参照が多いルリグであることを意識してかいつもの7000以上バニッシュではなくレベル2以上バニッシュとなっており、7000以上バニッシュ系にありがちな「序盤に対象がいないせいで切りどころを見失う」という欠点についてはレベル25000に手が届くことでだいぶ改善されているものと思います。

といってもママがアシストに見えた時点で相手にレベル2を並べないなどの対応をされる可能性はやはりありますが、アイビーのようなシグニを採用しているデッキの場合だとそれらを2ターン目に並べないという選択肢をそもそも取りづらいので3ターン以内に切れない、というパターンは見た目より発生しづらいものと思います。後攻2ターン目に切れないケースがちょっと心配ではありますが構築段階でなんとかできる範囲ではあるはず*4なので、緑アシストを除去側に振りたいというときはかなり優先的に検討できるアシストといえるでしょう。

 

・レベル2ママ(ママ♡カンニング、ママ♡ディフェンス、ママ♡お片付け)

レベル2ママ。ママの大技といえば全知全能(ラブライクラブ)というイメージなのでないのはちょっと意外な気もしますが、あれはさすがにどうやってもダメなやつにしかならなかったとかでしょうか……。2体トラッシュ送り2エナ落とし2枚ハンデス1ライフ回復はさすがにね……。

 

ママ♡カンニングは若干遠回しな0コスト1点防御という感じであり、あまり点を取らないデッキだと打点自体を止められないパターンがあるとはいえとりあえず切る枠としてはそんなに悪くないものと思いますが、ママのレベル1アシストだと後攻2ターン目に切りづらいパターンが発生しうるママ♡アタックの方が優先度が高そうなことを考えるとレベル2をそういう枠にしづらく、どうしてもそのぶんこちらの優先度は下がりそうではあります。

 

※6/25修正:よくよく考えると先攻2ターン目は確実に切れないわけなので「後攻」はいらなかったですね……。該当部分を削除しました。ママ♡アタックについては先攻2ターン目には別に切れなくてもいいと思って書いているので修正はしません。

 

ママ♡ディフェンスは最大2回シグニアタック無効+ルリグアタック無効となかなかの出力であり、ダメージでなくアタック無効とはいえ対象は指定できるのでそこまで大きな裏目はなさそうです。シグニ3点やダメージ3点はそれなりにいてもシグニ2点+ルリグ1点は意外といない*5ので、頼れる機会はけっこうありそうです。シグニを止めるだけなら緑エナは不要なところもなかなかといえます。

 

ママ♡お片付けはデッキ修復+ライフ回復であり、リフレッシュで点を取ろうとする相手だとリフレッシュ用の1面は点を取りにいっていないケースが多いので、そういう相手に対しての防御力はかなり高いです。とはいえそれ以外だとただの1ライフ回復にしかならないことは多く、なまじデッキ修復を行ってしまうぶんバーストお祈りもしにくいと使いづらい部分が目立ちやすいので、もともとデッキ修復のためにイノセントバトルやLANCER IN THE DARKを使うようなデッキが他のピースを使いたい場合にアシストをこちらにする、という感じのほうが力を発揮しやすいかもしれません。

 

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※7/2追加分

 

・レベル1グズ子(グズ子~ハプニング~、グズ子~クライ~)

グズ子。これで全色にコインを取得できるアシストルリグが出揃いました。

 

グズ子~ハプニング~は最後のコイン2枚取得アシストでリルやドーナと同系統の「コインの分対象の範囲が狭くなっている」タイプであり、ママやあーやのようなリソース量が直接減っているタイプと比べて除去してしまえば1点であることに変わりはないぶん起用のハードルがはるかに低くなっています。これで今までセンターリメンバで三色かつコインを使うデッキがリル・炎舞→抜刀ほぼ一択を脱して多少は組みやすくなったので8リメも捗ることでしょう(?)。LION//フェゾーネでキョウシュウに止められるケースを回避できるようになったおかげでレベル1バニッシュを空振りにくくなったのも地味な追い風です。

 

グズ子~クライ~はいつもの2枚落とし2枚回収で、「異なるレベル」が条件となっています。

この系統のアシストは

・ウリス(マッド)、美兎(罪):同クラスのガードのないシグニ2枚

デウスリカバリ):赤と黒のシグニそれぞれ1枚

・グズ子(クライ)、ナナシ(探索)*6:レベルが異なりガードのないシグニ2枚

・ムジカ(ドルフィン)、イオナエイボン):共通する色を持たずガードのないシグニ2枚

・とこ(レベル1):バーチャル2枚(これだけデッキ落としが3枚)

という感じでなんだかんだ種類が多いので、デッキに合わせていろいろ検討するといいかと思います。レベル2をどうするか、という話も絡むのでこれだけでは決めにくいというのもまた確かですが……。

 

・レベル2グズ子(グズ子~アピール~、グズ子~ダブルピース~、グズ子~サドネス~)

レベル2グズ子。アキノにもダブルピースがあるので名前被りが発生しているんですが、そういうアシストはこれが初……と思いきやINTERLUDE DIVAのさんばかアシストは基本的にダッシュ(’)の数だけで種類分けされていた関係上全員被っているので実は初ではありません。……あれ見るときはイラストあるからいいんですけど書くときに分けるのわりとつらいんですよね……。

 

グズ子~アピール~は0エナで1体蘇生+除去というアタックフェイズに使えないぶんそのターンはかなり強く動けますよというものですが、この手のアシストはゆかゆか★ぴーひゃらやサシェ=バラディといったよほど強烈なことができるものでないとほとんど使われないので便利なだけではちょっと難しいかもしれません。持ってきたいシグニがトラッシュにいる必要があるので、あえて起用するのであればちゃんとトラッシュを用意できるようにしないと適切なタイミングで使えない場合があるのでそのあたりも注意する必要があります。

 

グズ子~ダブルピース~は自分のシグニと引き換えに相手のシグニをバニッシュできるアシストということになりますが、よくよく考えてみるとウェカワやセイレーンあたりを持ち出さないかぎり根本的に防御としては成立していません。禍キ眼の疼キや翠子//メモリアでアタックできないゾーンを発生させたうえでウェカワやセイレーンを使う、ぐらいでないとおそらくまともに活かせないので、そこまでどうやって持ち込むかを考えてみましょう。うまくいけばだいぶローコストで守りつつ除去までいけます。

 

グズ子~サドネス~はかなり特殊な防御で、デッキの中にさえいれば特定のシグニ*7を確実に場に出すことができますが、デッキの中にいるかどうかを確認する手段がディーヴァセレクションだとほとんどない、というところが曲者です。いなかった場合は何もしなかったうえで強制リフレッシュというかなり悲惨なことになる*8ので、なんとかして目当てのシグニの所在を確認しにいくことになります。

一応ハニエルなどで下に置いたシグニは確実にいるわけですが、それで指定するとデッキがリフレッシュ寸前までいく可能性が少なからずあり、リフレッシュでライフが減ることまで加味すると防御としてどうなのという話になるのでどこまでいっても序盤に使うハードルは極めて高いといえます。5ターン目ぐらいまでいけばそこまで無理しなくてもライフも2枚程度になってデッキに残っているカードもある程度把握できてはいるはずなので、追加3エナでもう1体分まで使って最後の防御ということであればだいたい大丈夫ではあるでしょう。

とはいえそれだと場出し系特有のケアされやすさ*9を考えるとちょっと出力がわりにあってない気もするので、序盤にリスク覚悟でシンフォーズを出すぐらいのことは狙った方がいいのかもしれません。外しさえしなければイノセントバトルなりLANCER IN THE DARKなり使えばリカバリーはきくので、もしかしたらすごいデッキが作れる可能性はあります。すごい勢いで自爆もしそうなのはさておき。

 

ちなみに能動的にリフレッシュに入ることが可能なのでドラゴンメイドとわりと相性がよく、自動能力が相手ターンでも発動するので防御の追加も可能です。なんとかしてデッキ下に置ければあわよくば2体分狙うこともできなくはないですが、そこまでそんなに都合よくできるかどうかは……まあがんばってください(?)。

 

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*1:このへんはオーバー・バシュートやEXTRAあたりについて考えてみるとわかりやすいかと思います

*2:もちろん役立つおまけのほうが(ゲームの進行的に)うれしいので判断基準にならないということはないです。念のため。

*3:ウムル=アウトサイダーを考えると3面防御はエナだけなら6エナが相場です

*4:例えば白単系であればレベル1×3はかなり点を取りやすい盤面なので、相手もレベル1だけの盤面にはなかなかしづらいものと思います

*5:リゼ【氷壁】が一番近いところでしょうか

*6:ナナシー探索はウイルス用の1エナがいります

*7:場に出る以上のことができるシグニだとシンフォーズ、シイラ、ヘスチアあたりが挙げられるでしょうか

*8:なお、カード名を宣言してそれがめくれるまで公開するのはコストがない出現時能力なので強制です

*9:他のレベル2を考えるとアシストのグズ子が見えた時点で特殊なギミックがなければほぼこれ確定なので……