時勢……というよりは単に忙しいせいで余裕がなかったので記事は書けず大型大会にも一切出てなかったんですが、ディーヴァグランプリにはせっかくなので出てきました。だいぶ落ち着いてもきたのでひとまずそれ用に作ったデッキの記事を書くことにしましょう。
ディーヴァグランプリ自体は1-2であんまりいいところもなく終わったんですが、いろいろな理由で(大半はこっちの行動範囲が狭いせいで)あまり顔を合わせることがない人も元気そうな感じでよかったと思います。リメンバだらけのイベントだったにもかかわらずたいしたことなんもできてないのに思うところはなくもないですが……。
※12/4:アシストルリグの部分に少しだけ追記。
※デッキ満足度について
★☆☆☆☆:デッキとして根本的に噛み合っていない、考え直した方がいい
★★☆☆☆:デッキとして無理があるように感じる、もう少し整理したい
★★★☆☆:デッキとしては普通に回る、でも何か物足りない
★★★★☆:デッキが明確に噛み合っている、細かいところ以外不満はない
★★★★★:デッキとしては完成している、もう何も言うことはない
・デッキリスト
昨日のディーヴァグランプリ、ヒラナ×アロピル○ウムル×(バーストチャンス)の1-2だったけど一応デッキ置いとく(画像) pic.twitter.com/DHB6VpFrsm
— 飛びかかるまっどほーる (@mudhole2001) 2022年11月27日
■ルリグデッキ
-センタールリグ
共宴の巫女 リメンバ
共宴の巫女 リメンバ・ブレック
共宴の巫女 リメンバ・ランチ
共宴の巫女 リメンバ・ディナー
-アシストルリグ1
メル=レディ
メル・リバイズ
メル・インビジブル
-アシストルリグ2
マキナ・ゼロ
マキナウィングスラッシュ
マキナスマッシュ
■メインデッキ
-ライフバースト
4 サーバント #
2 羅星 レプス
3 聖天 ハニエル
3 中装 イシキリマル
4 コードハート リメンバ//メモリア
2 聖天姫 エクシア
1 凶魔 アンナ・ミラージュ
1 七光
-バーストなし
4 聖将 トキユキ
1 小装 ヤエコリ
3 コード2434 星川サラ
2 聖翠美 シュレリス
2 コードメイズ バベタワ
3 聖将姫 コウメイ
2 聖魔姫 オロチマル
2 羅星姫 ミュウ//メモリア
1 オーバー・バシュート
・概要
アストルフォ4積みしたいのでメイン白単構成でいきたい
↓
ヘルエスタセイバーと打点確保のためにちょっとは黒も入れたい
↓
丸くいくならアシストの防御力も確保したいことを考えるとリソース足りない雰囲気があるので確保手段がほしい
↓
……ということでアフタヌーンティーショーでリソースを確保しつつコウメイの自動能力を安定して使うのをメインの打点手段に据えることにした……という感じです。
アストルフォは枠の都合で抜けましたが、序盤に防御の穴を作らないために序盤に並べるシグニは最低限必要なところ(というかハニエル)を除いてほぼパワーライン重視で統一してます。構成上どうしても色確保のために多色バニラ組が必要になるのでそれも兼ねつつ。
・カード個別
■アシストルリグ
やりたいことの関係上
-黒と緑1人ずつ
-コウメイ+リメンバか黒の打点役+レベル1みたいな盤面にしたいので、3ターン目にどちらかがレベル2であることが望ましい
-一定以上の防御力がある(3点は守りたい)
ことはほぼ確定なので、そうできる組み合わせを検討することになります。
最初にやってみたのが
メル:リバイズ→プレゼント
ナナシ:散布→施錠
だったんですが、出力は十分ある反面リソースの負担がやや大きかったりルリグアタック系がつらかったりしたので、最終的に
メル:リバイズ→インビジブル
マキナ:ウィングスラッシュ→スマッシュ
というところで落ち着きました。……なんか順当すぎて面白みがないな、というのはちょっと思わなくもないです。
※12/4追記:ちょっと検討点の確認のためにWIXOSS PARTYで回したところキョウシュウアルテミスのせいでマキナウィングスラッシュが完全に空振る憂き目にあったので、白系の多いご時世なら黒側はまほまほ☆じゃじゃーん→どがーんのほうがいいかもしれないです。
リソースの要。次ターン用のエクシアやらオロチマルやらを回収する、だとかリフレッシュギリギリなのでデッキ枚数を減らしたくないなどの明確な理由がなければ基本エナチャージです。エナゾーンからの回収はセンター同色制限があるので気をつけましょう。
……当然の話ではありますが、使用しなければ何もしないので使うのを忘れないようにしてください。私はデッキ作っている途上で2、3回ぐらい忘れました。本番では忘れなくてよかったです。
■コード2434 星川サラ
マキナスマッシュの黒エナ要員兼ヘルエスタセイバーの回収対象枠として3枚入っています。このデッキにクラス関係のシナジーはないのでマスティマでも特に問題はありません。
レベル2のほう(魔使マオとウリエ)は入っていませんが、これは
-構造上緑エナより黒エナのほうが先に要求されるので、限られた枠でやりくりするならレベル1にとっておくほうが望ましい
-ヘルエスタセイバーでレベル2白黒バニラを回収したいタイミングがない
ことによります。
■聖将 トキユキ
白センターだけに許されたお手軽8000。理由がなければ4積みという気でいますが、序盤の守りとしてはキュウシュウやチョウウンあたりも当然選択肢にいるので実際何が適切なのかは一概にいえません。
ただ、中盤以降になるとレベル1シグニはレベル1相応の耐性持ちよりも純粋にパワーラインが高いほうが防御に貢献しやすい(黒と青の-修整系にある程度耐えられ、緑のバーバリアンに雑に踏まれず、他はレベル1のくくりだとそこまで差は出ない)ので、クラス縛りが薄くてミュウ//メモリア(宇宙)などの回収手段があるなら全く入れないという選択肢はないといっていいと思います。それぐらいのやつです。
■聖天 ハニエル
どこまでいっても2000という吹けば飛ぶようなパワーが不安要素なので正直あまり入れたくなかったりしますが、序盤に手際よくサーバントを探す手段で有力なものが他にほとんどないのでやむなく入れているところはあります。
このデッキだと序盤をわざわざパワーライン重視にした意味がだいぶ減ってしまうというのもあるので、サーバントが見当たらないときはしょうがないですが白相手でもないかぎりは理由もないのに出すのは極力避けましょう。「今レベル2で、横にレベル2が2人立てられる」場合であればギリギリ許容できるとは思いますが……。
■羅星 レプス
無難にパワー5000ラインです。一応この枠の7000ラインとしてタイポがいますが、レベル1アシストルリグの構成と条件が噛み合いづらいので今回は見送っています。……コギツネマル?うーん……。
■小装 ヤエコリ
単体でもレベル1パワー5000ラインで、中盤以降の確保手段もそれなりにあるのでファラリス避けかなにかのために12000を14000にできる可能性をみて1枚だけ枠を都合して入れています。正直どのくらい効果があるのかはよくわからないところがありますが、邪魔にも別にならないので入れておいて損はなさそうです。
■翠聖美 シュレリス、コードメイズ バベタワ
緑エナ要員です。本当はパワーライン的にアストルフォのほうがいいんですが、緑エナ要員の枠がないのでしょうがないです。
ちなみにシュレリスとバベタワ2枚ずつなのは単にシュレリスが2枚しかなかったのでバベタワを足した、というだけの話で全く意味はありませんが、2枚ずつだったおかげでデッキリスト書くときに同じカード名を無駄に2回書かずに済んだのでちょうどよかったなと思います。デッキリストは美しく。
■中装 イシキリマル
レベル2パワー12000というステータスはアシストルリグまで含めても序盤にそこを突破して点を取る手段がかなり限られ、中盤以降もかなり防御力を期待できるのでそのために入っています。最初にアストルフォを4積みしようとしていたのも同じ理由です。3枚になってるのは枠の都合。
ただ、レベル2であれば10000でも十分な場合も多く、ライフバーストでの打点を期待してリンクスに替えるのも十分ありうる選択肢です。もちろん12000でないといけない場面も少なからずあるのでこのへんはトレードオフの範疇ではあります。
■聖将姫 コウメイ
レベル3以降は1面空けてコウメイ、というのが基本的な形になります。もちろんリメンバメモリアが横にいればリソース要求を重ねられますが、エクシアの横に立てるとバニッシュされたときの自動能力を利用できたりするのでそっちも頭にいれておきましょう。アフタヌーンティーショーがあるので3エナはなんだかんだ払える場合があります。
ちなみにバニッシュされたときの能力で戻ってくるのは同じシグニゾーンでなくてもいいので、ちょっとしたファラリス避けとして機能しなくもない(ダメージよりも先に10枚落としが入ることを防ぎやすい、ぐらいの意)です。
■聖天姫 エクシア
地味にコウメイと相性がよかったりリメンバ//メモリアと相性が悪かったりで何かと忙しいですが、とりあえず防御が必要なときの枠として2積みしています。
ただ、アフタヌーンティーショーで使いまわしたいタイミングも見られてやや枚数が足りていなかった感があったので、もう1枠なにかしらの防御用シグニに割いた方がよさそうに思います。
候補としては
-エクシア3枚目:コウメイと合わせて攻守見られる盤面にできるので普通に有力
-シイラ:アサシン対策が全く存在しないのでそのへんの補強、出現時と自動もなんだかんだ便利
-パントマイム:使ったことないので試してみたいけどライフバーストが微妙に信用おけない
あたりになるでしょうか。……エクシア2枚しか持ってないのは善処します。
■コードハート リメンバ//メモリア
リメンバだから入っている……というわけではなくて、メインの打点にコウメイによる連続ルリグアタックを据えているので、その補助を主目的にして入っています。それ以外でもパワー15000で居座って13000以上(特に相手のリメンバメモリア)の処理に回ったりでかなり強力ですが、たいしたことができない場合もそれなりにあってちょっと4積みは持て余していた感が強く、おそらく1枚別のシグニに替えたほうがいいと思われます。
■聖魔姫 オロチマル
サーバント確保兼最後の押し込み用です。そこそこ長期戦になる関係上サーバントを確保できるかどうかが死活問題なので、デッキ内のサーバントを使い切りそうになったらアフタヌーンティーショーなどでこまめに手札に入れておく算段をつけたほうがいいです。
ちなみにレベル3パワー10000はあまり防御面での信頼度が高くないので、サーバントを拾ってそのままアタックフェイズに移行していいかどうかはちゃんと気にした方がいいと思います。そうはいってもエナゾーンにいないとアフタヌーンティーショーで拾えないので、リムーブしたほうがいいかといわれるとそうとも言い切れない部分があるのが難しいところですが……。
■羅星姫 ミュウ//メモリア
打点要員です。黒でシナジーを考慮しなくていい打点要員としては他にダークエナジェとカーニバル//メモリアがいますが、パワーラインと黒エナ要求と融通の利きやすさの関係でミュウ//メモリアになっています。カーニバル//メモリアはさすがに重すぎて代替になりにくいですが、ダークエナジェに関しては5000以下から実質消費なしで1点取れるという長所があるので、ハンデス系相手を想定するなら(白黒バニラ枠を増やすことになると思いますが)わりと一考の余地があります。
黒の打点要員はアンナ・ミラージュもあわせて合計3枚ですが、オーバー・バシュートの枠は一応たまにあるとうれしいぐらいの立ち位置なのでその枠でもう1枚足すのも選択肢としてはあり得るでしょうか。
■凶魔 アンナ・ミラージュ
打点要員その2。こっちは「ライフバースト持ちの打点要員」という立ち位置がそもそもアンナ・ミラージュしかいないので基本的に代替はいません。とはいえ非バースト枠で打点要員を十分取れるなら別に不要かもしれませんが、レベル28000ラインから打点を取って13000が残る、というのはそもそもかなり優秀なので、やっぱり1枚はあったほうがいいように思います。
■七光
おしゃれ枠。単純に手札をエナに変換したりアフタヌーンティーショーの回収対象を確保したりエクシード7で最後の詰め要員を確保したりで1枚あると何かと便利です。
トラッシュ→エナに関してはセンター同色制限がありますが、エクシード7のエナ→手札に関してはガードでないこと以外特に制限がないことも留意しておきましょう。
■オーバー・バシュート
とりあえずあったらうれしいかもしれないついでの1点枠。枠の余裕があまりないので1枚しか入りませんでした。
終盤でもレベル1さえいればいいので使いではけっこうありますが、やっぱり中途半端な気もするのでミュウ//メモリアの項で触れた通り、他の打点要員に替えたほうが取り回しはいいかもしれません。
・要改善・検討点
■検討の余地のある枠
基本的にデッキ構成そのものにそこまで不満はないんですが、カード個別の項でちらちら書いた通り
-リメンバ//メモリアの4枚目
-オーバー・バシュート
についてはやや持て余し気味なところがあったので、もっといい選択について検討の余地があります。
補強を入れたい部分としては
-防御用レベル3シグニ
-打点役
-序盤の防御役としてのレベル2(2ターン目に2体並べるのを安定させたいならもう少し枚数が必要)
あたりになるので、そのへんから適当に見繕って差し替えたほうがいいかもしれません。