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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

GREEN ALT WANNAとリメンバ

新弾+構築済デッキの記事の続き。GREEN ALT WANNA収録カード編です。

 

RECOLLECT SELECTOR+構築済デッキ記事リンク

WHITE ALT HOPE

RED ALT AMBITION

BLUE ALT APPLI

・GREEN ALT WANNA

BLACK ALT DESIRE

RECOLLECT SELECTORールリグデッキ

RECOLLECT SELECTORーSR

RECOLLECT SELECTORーアーム

RECOLLECT SELECTORー宝石

RECOLLECT SELECTORー電機

RECOLLECT SELECTORー地獣

RECOLLECT SELECTORー悪魔

RECOLLECT SELECTORールリグデッキその2

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで起用するならどうするか、という話をしており、他のルリグで起用する場合を考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

3. 一度書いた文章については明確な誤りがあった場合や文意がわからない文章になっている場合は適宜修正するつもりですが、「書いた後に他のカードの公開などで評価が変わった」場合については基本的に文章の差し替えは行いません。あくまでファーストインプレッションを書いた記事としてご覧ください。

4. ディーヴァセレクション内での再録カードについては触れません。

 

 

※ドロー・エンハンスとミラクル・チャージングについてはWHITE ALT HOPEの記事にて記述しているので割愛します。

 

・再四再五、守破離

緑アーツのカード名はだいたい既存の熟語に合ってるのかいないのかよくわからない読みがついているのが恒例です。……と言いつつしょっぱなから謎の熟語がたくさん誕生している気がしますが、これはもとのGREEN WANNA収録カードをもとにしているから、ということでご勘弁ください。

 

再四再五はエナゾーン3枚回収+10000以上バニッシュと他の色のこの枠と比べると地味なものの0エナなこともあって利便性は高く、適度なタイミングでレベル3から1点取りつつきちんとした盤面を組みにいくことができます。もちろん回収した分エナゾーンのカード枚数は減るのでエナを消費したくない状況だと活かしにくいですが、そういう状況になる元凶のひとりたるリメンバ//メモリア(白)は自身の10000以上バニッシュで対処できるのでデッキ自体のエナ消費がきつすぎないかぎりは大丈夫でしょう。もとの再三再四同様、緑でなくても何かと採用したくなる機会は多そうです。

 

守破離はネオバロック・ディフェンスのアタック無効版であり、アタックできない付与と比べると防御としては複数アタック系をはじめとしてなにかと穴が多いですが、1エナ軽いというのはそれなりに魅力的ではあります。それでも色的な関係でネオバロック・ディフェンスのほうが優先度は高そうですが、2面防御系アーツを複数使いたい、というときには軽めなことが活きてくるかもしれません。

ちなみに対象にさえ取れれば効果を受けないシグニに対しても有効なので、そういうのが出てくることがなにかとあるオールスターだと一定の信頼性を出すことができたりします。コストとしてもそこまで強く緑に寄せなくても払えるレベルではあるので、もしかしたら採用することもあるでしょうか……?

 

・樹木堕絡、付洋雷同

緑にちらほらある「エナゾーンに置く」という除去手段ですが、たしかlostorage期に緑英知であるゴウカクが保有していたのが最初だったと思います。「バニッシュされない」や「バニッシュされたとき~」系の能力を無視できるというのが売りですが、昔から(そう書いてあるんだからそうであるとはいえ)なんだかちょっと釈然としないところがあります。バン//ディソナのようなタイプの能力だと一周回って納得がいくんですが……。

 

樹木堕落は他の色にもある8000以下を除去+同色カードを引きにいくというアーツですが、よほどのことがなければセンターカラーである白以外が候補には上らない、というのは他の記事でも書いた通りです。8000以下エナゾーン送りはバニッシュされたとき系の能力を無視できるという長所こそありますが、そうしたいだけなら手札に戻してもだいたいは問題ないので……。

 

付洋雷同は一面除去系防御アーツの緑版であり、こちらも他の色のそれと同様その色が入っていてバウンスをしたくなければ、という話にはなります。レベル2アシストを1面除去×2にするようなデッキがたまに存在しますが、素だと対象が8000以下なのがさすがに厳しすぎる関係でアーツでそういうデッキにすることは現時点では困難そうです。

 

・幻闘獣 コゲンブ

もとのGREEN WANNA初出のシグニはいわゆる四聖獣モチーフの4種なんですが、今回の構築済にはビャッコに相当するシグニが収録されていません。とはいえビャッココとしてディーヴァセレクションに登場自体はしており、構築済収録の三式戦帝女ともシナジーがきちんとあるのでさすがに一方だけ欠けるのはどうなの、という方もご安心ください(?)。

 

レベル1からエナチャージができること自体はけっこう貴重ではありますが、そのために緑のアーツを採用したうえで所定のターンのメインフェイズに使用する必要があるというのはさすがに厳しすぎる感が否めず、そうしなければただの吹けば飛ぶような2000ラインなことも考えると採用はさすがに無理そうです。起用したいなら素直に緑センターで起用しましょう。

 

・幻闘獣 ミスザク

バーバリアンあたりから続く正面条件付きのランサーはさすがにテキストとして冗長だと思ったのかどうなのか、ついにランサーを()つきにして対応されるようになりました。正面条件付きのアサシンはかなり初期(炎志貫徹)から存在しランサーよりずっと古かったりするので、アサシン側も負けてはいられませんね(?)。

 

要は黒見セリカとほぼ同等の打点役であり、コストの都合上ある程度緑要素の強いデッキでないと序盤からは使えませんがそうであるならば打点役としてはけっこう優秀な部類です。とはいえ最近多い8000ライン相手には単体だと手も足も出ないため信頼性としてそれなりの域を抜けられず、黒見セリカのように横からクラス関連のサポート(主に静山マシロ)を受けようにも緑赤に多い地獣である以上そんなに劇的に使い勝手は変わらなさそうなので、しっかり活躍させるならきちんと世の中を見る必要があります。総じてパワーラインが低いレベル指定シャドウ系が流行ったときがねらい目です。

 

・幻闘獣 ビグタット

もとのGREEN WANNAは1弾が出た少し後に発売した関係でバニラシグニ(と噴流する知識)が収録されておらず、代わりに1弾からの再録シグニが3種収録されていました。その関係か新規収録組がシナジー前提になっていたんですが、一応主力の座にいたセイリュが同構築済に収録されているルリグとシグニだけで能力の条件を満たすのが非常に困難に設定されていたのはさすがにどうなのと思わなくもないです。

 

アタックフェイズ開始時のエナチャージも自ターン中のパワー+5000付与もいたらうれしいケースがそこそこあるけどそれだけのために採用するかと言われると困るぐらいの立ち位置になりがちですが、両方持っているとちょっとお得な感じがしてきます。……お得な感じがするだけでやっぱり最終的には持て余しそうな気がしてなりませんが、15000をバトルで処理しつつエナが増やせるシグニが他に案外いないのも一面の事実ではあるので、性能を如何なく発揮できるデッキが見つかるといいですね。

 

・幻獣神 セイリュ

上で少し触れた通り構築済時点ではどうすりゃいいんだみたいな立ち位置だったのが3弾で四型緑姫とベイアが入って状況が一変、一時代を築くほど(言いすぎ?)に至った経歴を持つセイリュが装いも新たに登場です。……セイリュがぶいぶい言わせていた陰で泣いていたD・E・Fのことは私の胸の中にしまっておきますね*1

 

ランサーで点を取りつつリコレクトにより最後の最後ではちゃんとSランサーになってくれるので、パワーに適度に補正を入れつつ緑2エナを支払えれば安定した打点役として最後まで活躍してくれることでしょう。……といっても白センターでそれをする(特に緑2エナを払う)のはなかなか難しいので採用もまたというところにはなりますが、白で最近増えてきたバトルバニッシュ時にトラッシュに送る系の能力を気軽に横に付与できる流れになったらあるいは……?

 

ちなみに非限定の「セイリュ」はこれが初めてなので、オールスターにて緑子以外でもソウリュウをフル稼働させることができるようになっています。……といっても全体15000かつ地獣空獣へのパワー増減無効が入るだけなのでさすがに今更感がぬぐえないですが、こういう感じで名前参照系がもっと広がりを見せればいいのにという思いを込めて一応書き留めておくことにしましょう。

 

・芽吹

もとのGREEN WANNAに収録されていたスペルは堕絡であり、そちらはアーツである樹木堕絡のほうで(原型はとどめてないですが)拾われているので代わりに1弾のスペルである芽生をリメイクした感じでしょうか。……1弾スペルならせっかくなので修復をリメイクしてもよかった気もしますが、スペルのままだとどうやっても地獄絵図になりそうですね。やっぱりやめましょう。

 

普通のデッキで緑エナ払って2エナチャージするスペルを入れたいことはあまりないので、使うならもともとスペルを多用しつつ緑要素も強いデッキでたまにリソース調整しつつ緑シグニを用意したりできれば……という形になるかと思われます。……あまり形になる気がしないですが現時点でもピルルクW//メモリアとはそこそこ相性がいいので、もう少し緑にスペル関連が増えれば……ということで今はいったん心に留めておくぐらいでしょうか。

 

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*1:セイリュが主力として採用されていたいわゆる「セイリュベイア」は基本盤面がレベル4シグニ3体になるんですが、当時のリメンバデッキの主な打点役であるコードアートD・E・Fのバニッシュ対象が「レベル3以下の」凍結状態であるシグニなのでぜんぜん通らなくて困っていた、という話です。……その後のリメンバがロックユーやってた時代では十分活躍しているので本当にずっと泣いていたというわけでもないんですが……