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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

BLUE ALT APPLIとリメンバ

新弾+構築済デッキの記事の続き。BLUE ALT APPLI収録カード編です。

 

RECOLLECT SELECTOR+構築済デッキ記事リンク

WHITE ALT HOPE

RED ALT AMBITION

・BLUE ALT APPLI

GREEN ALT WANNA

BLACK ALT DESIRE

RECOLLECT SELECTORールリグデッキ

RECOLLECT SELECTORーSR

RECOLLECT SELECTORーアーム

RECOLLECT SELECTORー宝石

RECOLLECT SELECTORー電機

RECOLLECT SELECTORー地獣

RECOLLECT SELECTORー悪魔

RECOLLECT SELECTORールリグデッキその2

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで起用するならどうするか、という話をしており、他のルリグで起用する場合を考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

3. 一度書いた文章については明確な誤りがあった場合や文意がわからない文章になっている場合は適宜修正するつもりですが、「書いた後に他のカードの公開などで評価が変わった」場合については基本的に文章の差し替えは行いません。あくまでファーストインプレッションを書いた記事としてご覧ください。

4. ディーヴァセレクション内での再録カードについては触れません。

 

 

※ドロー・エンハンスとミラクル・チャージングについてはWHITE ALT HOPEの記事にて記述しているので割愛します。

 

・クール・スラップ、ドント・ムーブ・オン

そういえばイラストに誰かというわけではないけどアーツやらスペルやらの効果を身に持って受けている人、通称「被害者ちゃん」*1が復活しています。……掲載されていたWIXOSS MAGAZINEがなくなったことで自然消滅した被害者ちゃんの漫画、10周年のなにかの拍子にどっかで復活したりしないですかね……。

 

クール・スラップは対象無制限の1体デッキ下送り+1枚ランダムハンデスとburning curiosityが青くなったらちょっとおまけがついた感じの効果であり、だいたいburning curiosityを使うようなデッキにとってありがたみのあるアーツといえるでしょう。といってもここまでの流れ上低コストで1点出せるアーツは全色にありそうなので、何で1点取りに行くかはそれだけのために色を足すことを含めていろいろ検討していくといいかもしれません。

 

ドント・ムーブ・オンはネオバロック・ディフェンスのアタックできない付与がダウンになったものであり、ルリグが対象範囲に入っている以上*2凍結絡み以外は基本的にアタックできない付与のほうがいいケースが大半のはずなので、凍結でなにかするつもりがなければわざわざセンターカラーを外してまでこちらを使う意味はないでしょう。

 

・エレキ・ランス、エターナル・ホース・ブリザード

ここまでの流れを見るに各構築済デッキのアーツ構成はどの色もある程度近いものになっているのだと思われますが、エレキ・ランスの枠が青でー修正しているとなると黒はどうするんでしょうね。

 

エレキ・ランスは-8000しつつ青のカードを探す効果であり、デッキに白より青のほうが多いぐらいでないと安定して運用できないというのは焼石火炎と同様です。一応青の場合は相手より手札が多いことが重要であることが多くRANDOM BADなどのスペルを引っ張ってこれるということもけっこうありがたいはずで、白青バニラを駆使してなんとかやりくりする価値ぐらいはあると思いますが……。

 

エターナル・ホース・ブリザードは除去系の防御アーツの青枠であり、アシストルリグにおけるコスト感と同様デッキ下送りである分コストが1エナ重くなっています。ハンデス系のデッキだとゴシックリヴ・バウンダリーによるバウンスだと不都合が発生しやすいので、除去系防御が欲しい場合は1エナ都合してこちらにすることは十分ありうるでしょう。コスト的にも範囲的にも序盤にはだいたい切れないので、序盤の最低限の守りとしてとりあえず切るアーツ、という認識をするのは基本的にやめた方がいいとは思います。

 

・コードエレキ Sカイキャット

新規組の中でこれだけ「コードアート Sカイキャット」がすでに黒にいるので少しだけ名前が変わっています。逆にもとのBLUE APPLI収録のシグニですでにディーヴァセレクションにいるのもこれだけなんですが、他の色だとそれこそバニラなどにもう少しいる中でこれはけっこう珍しいですね。

 

青系であれば手札が増えるのはそれなりにうれしいものではありますが、「青アーツを使用したターン」というそこまで頻繁には満たせない条件であり、青系のデッキはアタックフェイズ開始時に手札を要求されやすい(=このシグニで引いた手札はそれに充てられない)ことも考えると白センターにわざわざ入れるシグニとしてはあまり噛み合っていないように思います。手札を増やすなら他の方法を考えましょう。

 

・コードアート Jユブナイル

別に意図しているということもなさそうですが、能力がキーセレクション期のアロスピルルクの序盤を支えていたラハブのそれを思い起こさせます。……私はあんまり起用してなかったんですけど、たぶんリメンバの序盤もそこそこ支えていたんじゃないでしょうか。というか記憶が確かなら青以外のデッキにもラハブけっこういたような……*3

 

コストに条件つきとはいえ手札1枚で-3000、というのはレベル2の打点役としてかなり手頃であり、いつでも1点という範囲ではないものの青の多いデッキで打点の取り合いに備えて、という役回りとしては十分でしょう。手札2枚以下条件はある程度ハンデスをする気のあるデッキでないと安定しませんが、そういうデッキであればアイビーあたりからも点を取れてうれしいということは大いにあるものと思います。

 

・コードアート Dレス

かつてのBLUE APPLIはいわゆる打点役が1枚も収録されておらず、ハンデスカード8枚を駆使してなんとか種切れしてもらうしかないという冷静に考えるとけっこうすごいデッキでした。……今回きちんとした打点役が2人いて本当によかったと思います。

 

青2エナかつダウンで8000以下をデッキ下だとさすがに重さが目立つものの10000以下ならまあそう悪くもないぐらいになるので、積極的に相手の手札を2枚以下にできるハンデス志向のデッキで多少は点を取りたいとき、という感じの起用になるでしょうか。白センターだと青2エナが厳しいのでけっこうハードルが高くはあるんですが、かといってカリバンでバウンスするのもハンデス志向のデッキとして何かがおかしくはあるので、なんとか調整して使うようなケースはないこともない……はずです。

 

・コードアート Rミネ

もとが「コードアート R・M・N(ルミネ)」なので命名規則の関係でミネだけはみ出ていますが、蒼森ミネとは一切関係ありません。ご了承ください(?)。

 

ハニトラやみこみこ//メモリアのようなアタックフェイズ開始時のハンデス要員ですが、そういったシグニは他の芸が何かできないとなかなか採用されずみこみこ//メモリアでギリギリぐらいの立ち位置であり、アーツ5枚使用でランダムになるとはいえ枚数が変動しないのでバースト持ちで(厳密には異なりますが)アタック時ランダムハンデスブリュンヒルデあたりの存在も考慮するとさすがにちょっと採用は厳しいでしょうか。

ただ、「アタックフェイズ開始時の無条件無料ハンデス」かつ「ライフバーストを持っている」のはこれが初めてなので、オールスターにて採用できるケースはそこそこありそうです。最近のオールスターリメンバはクラスシナジーに寄らない傾向にはあるものの電機であることも活かそうと思えば活かせる範囲なので、頭の片隅に置いておくと役立つ日がくることもあるでしょう。

 

・TOO BADLY

初期のWIXOSSハンデスの大半がランダムというけっこうすごいゲームだったんですが、そもそもハンデス業界最大手であるピルルクΩがごく自然に手札を空にするまでいけていた*4のであまり関係ないという感じだったのかもしれません。……そりゃ星占ナイト*5も刷られますよ、清衣ちゃん。

 

ランダムハンデスの条件がアーツ5枚使用になったRANDOM BADであり、うちゅうのはじまり以外でもランダムハンデスが可能になっています。ただ、アーツ5枚使用が条件ということはランダムになるのは最後の最後である以上そこまで大きな差にはならず*6、最大の差異はそのライフバーストということになるでしょう。

というわけでライフバーストの話をすると、TOO BADLYはEXTRAと同じ3枚捨てなければアタック無効というバーストは防御手段としてかなり強力ないっぽう、RANDOM BADは防御としてはシグニ1体ダウン凍結とやや落ちるものの1枚ハンデスがおまけでついており、ライフに埋まっている(=基本的に使用できない)場合でも相手の手札を減らせることによってハンデス自体の安定性を高めることが可能です。これらの差異について常にどちらかがよいということにはならないはずなので、デッキ全体の防御力とハンデス性能をその都度天秤にかけて判断することになります。

 

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*1:ラクル・チャージングのイラストなどで見られるようにべつに被害だけをずっと受けているというわけではないんですが、けっこう悲惨な目に合っていることが多いのでそんな呼ばれ方になっています

*2:シグニだけだとコウメイなどの絡みでダウンのほうがいいケースがそこそこありますが、ルリグを止められるなら基本的にルリグを止めればそれでよくなってしまうので……地味にENDLESS PUNCHLINEを止められない、というのもあります

*3:たしかドント・リブミー用の青カウントだったと思いますがあんまりよく覚えてないです

*4:この構築済収録のピルルクΩ2でいうところのターン2起動のみを持っていたんですが、その起動能力に回数制限がついていませんでした

*5:「ルリグの起動能力のコストを1増やす」という常時能力を持っていたので起動能力の使用回数が飛びぬけて多いピルルクΩに対してやたら強いルリグでした。リメンバ//メモリア(白)もそれベースでデザインされているところがあり、当然ピルルクΩ2にも有効でしょう

*6:最後の最後で相手の手札のサーバントを落とそうというときにフルハンデスまでしなくてもよくなる可能性ができるのでまったくないというほどではありませんが、どこまでいってもランダムではあるので……