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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

ブルーアーカイブDIVAとリメンバ 青編

ピース編つづきつづきのつづき。青シグニと青スペル編です。

 

ブルーアーカイブDIVA新弾記事リンク:

ピース編

アシストルリグ編 その2

白編

・青編(この記事)

緑編

黒編

 

※今弾はブルーアーカイブとのコラボ弾ですが、

TCGのカードの感想・評価記事であり、カードの性能に関する記述が多くなる

・筆者に該当コンテンツに関する知識がほぼない(固有名詞を名前だけ知ってる程度)

関係上、登場するキャラクターに向けているとみた場合に失礼な文章になる可能性が少なからずあります。ある程度は気をつけて書くつもりですが、そうなってしまった場合はごめんなさい。

 

更新履歴:

10/15:記事作成

10/16:明星ヒマリ、生塩ノアを追加

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで起用するならどうするか、という話をしており、ブルーアーカイブDIVA内のセンタールリグを含めた他のルリグで起用する場合を考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

3. 一度書いた文章については明確な誤りがあった場合や文意がわからない文章になっている場合は適宜修正するつもりですが、「書いた後に他のカードの公開などで評価が変わった」場合については基本的に文章の差し替えは行いません。あくまでファーストインプレッションを書いた記事としてご覧ください。

 

 

目次:

記事作成時:天童アリス、猫塚ヒビキ、早瀬ユウカ、室笠アカネ、音瀬コタマ、黒崎コユキ、各務チヒロ、花岡ユズ、飛鳥馬トキ、才羽モモイ、才羽ミドリ

10/16追加分:明星ヒマリ、生塩ノア

 

・天童アリス

ライズ以外でカードを下に置けるシグニの中では非常に条件が緩い部類であり、その気になれば6枚でも8枚でも下に置くことができます。ディーヴァセレクション外だとB・オブザデッドなどの場のカードの枚数を参照するシグニとシナジーがあったりしますが、さすがに止められること必至なので小ネタの域をあんまり出なさそうなのがちょっと残念です。

 

おおむね手札1枚を-8000に換えられるという能力であり、起動能力側にターン1がないので複数枚手札を使えば修整値をさらに上積みすることが可能です。ある程度デッキ内のブルアカの枚数が要求されますが捨てる手札をそのまま下に置いても問題はないので、多少ブルアカ以外のカードを入れる余地は出せるものと思います。手札さえあればだいたいのパワーラインは突破可能であり、費用対効果もかなり優れている部類なので攻撃面の主力としてのポテンシャルは十分です。

なお、一度自身の下にカードを置いてからアタック時にすべて打ち出すという手順を踏んでいるため、なんらかの要因でアタックできなかった場合は次のターンまで場に残れレば下に置いたカードをそのまま利用して消費を抑えることが可能です。といっても次のターンに点を取ってくることが見えている無耐性パワー10000を場に残す、というのは相手もよほどのことがないかぎりしてこないので、(除去でない)アシストルリグで止められることがわかっている場合は蒼森ミネあたりで耐性を高めておくと効率よく動けるでしょうか。

 

絆能力はライフをクラッシュしたときのハンデスの追加で、高出力の打点役がついでにハンデスもできるようになるのはかなり強力といえます。といっても適当に1枚捨てさせるだけだと(相手にもよりますが)そこまで影響はないことが多いので、絆を獲得する意義を出せるのはもともとハンデスに寄ったデッキと足並みを揃えたい場合になりそうです。

 

・猫塚ヒビキ

「1ターンで能動的に2枚以上ハンデスできるシグニ」はWIXOSS全体から見ても実はかなり少なく、相手に条件を求めない、まで絞るとそれなりに面倒なお膳立てが必要になるホームズ(キーセレクション)*1ぐらいしかいません。デッキ側の条件こそあれここまで条件が緩いのは地味に画期的だったりします。

 

ブルアカ3体条件だけで消費もとくにないとはいえアタックフェイズ開始時に1枚ハンデスだけではレベル3シグニとしてはさすがに物足りないので、採用するのであればアタック時の追加1枚ハンデスもきちんと動かしたいところです。といってもアタック時に満たすべき条件は捨てるのがブルアカなら方法は一切問わないというかなり緩いものであり、構築なりプレイングなりでちょっと意識を向けてさえいれば動かすのはさほど難しくありません。

1人2枚いけるなら極端な話デッキに猫塚ヒビキ4枚だけでフルハンデスを狙えるレベルに到達するはずなのでポテンシャルはそれなりにどころではないですが、絆能力を除くとそれ以外のことは何もしない関係で思ったより使いどころがない*2、という可能性もそこそこあります。絆能力があると点も自前で取れるようになるのでそういうハードルもだいぶ下がりますが、そこまで積極的に絆の獲得を行わない場合はデッキ全体のバランスをきちんと考慮する必要があるでしょう。

 

絆能力は出現時-10000であり、コスト上多用しづらいとはいえ1人で2ハンデスいけるシグニが費用対効果上そこまで重くないレベルの除去も飛ばせる、というのはかなり大変なことです。ただ費用対効果として問題はないものの「ある程度条件のついた手札2枚」の支払いそのものがけっこう重い関係でさすがに多用まではできないので、ドローを厚めに取っておいてここぞという時に1、2点いければという運用になりそうです。

 

・早瀬ユウカ

色の関係上青は絆能力のテキスト欄の色が他より見栄えする傾向にあると思いますが、このカードはライフバーストの黒とイラストの配置が相まってかなりおしゃれですね。構成要素が多いので因数分解にも向いています(?)。

 

常時能力は手札2枚で除去系の効果を回避できる珍しいタイプの耐性であり、単体でも突破するのにレベル312000を2回除去するというかなりハードルの高い動きを要求できますし、ブルアカであれば自身でなくてもいいので下江コハルあたりで自身の耐性を高くしておいてこの能力で横の生徒を守りにいくことで1点も通さない、という守り方もできます。手札2枚はある程度用意しないと払えないぐらいには重いですが、自動能力や絆能力である程度補填はきくのでブルアカでまとめたデッキであればそこまで大きな問題にはなりにくいでしょう。ランサーアサシンやー修整*3などでは突破されますが、それがない相手であればかなり頼れる防御役として活躍してくれるものと思います。

 

ブルアカ系のシナジーを差し引いてもディーヴァセレクションの青としてはかなり珍しい高耐性系であり、除去を受けたうえで無視するという性質上バン//ディソナに対してもかなり強く出られるので、ブルアカで固めていないデッキだと手札2枚は別のところから調達する必要があるのでどんなデッキでもというわけにはいきませんが、土台として手札を潤沢にできるデッキであればエクシアをバン//ディソナから守るといったような意味合いでの採用の余地は十分あるでしょう。

 

絆能力はタマゴ//ディソナと同様の起動能力であり、単純にノーコスト1ドローはありがたいですし、自身の常時能力用の手札2枚の確保にもつながります。コスト上同じ高耐性系である蒼森ミネの絆能力と競合しますが、そのあたりはうまく兼ね合いをつけてやっていきましょう。

 

・室笠アカネ

テキスト欄が美しいですね。絆能力とライフバーストの部分がいい感じのバランスです。

 

ソウイ//メモリアに近い手札交換であり、先に捨ててから引く関係上思ったより使いにくかったりはしますがライフバースト持ちレベル1という枠を作りやすい立ち位置から2枚引けること自体はかなり強力です。コストにブルアカ制限がかかっている関係上ほぼブルアカで固めたデッキでないと機能しない可能性が高いですが、そういったデッキであれば猫塚ヒビキのアタック時自動能力の条件を満たせることもあわせて潤滑油的な役割として採用したくなる機会はあるでしょう。

 

絆能力はタイミング的にゲイヴォルグに近いドロー能力であり、3点取りにいかずにリソース勝負をするつもりのデッキで活かしやすいものです。最近はそういうデッキがあまりいないのでゲイヴォルグ同様出番を見出すのがなかなか難しいですが、(出現時能力を活かしにくくはなりますが)メインデッキにあまりブルアカがいないデッキでピースから絆を獲得し、点を取れないところでこまめに引いておくという感じの運用がいいでしょうか?

 

・音瀬コタマ

絆能力がランダムハンデスですが、今回レベル1の青の生徒5人のうち3人(後述の黒崎コユキ以外は絆能力)がランダムハンデス能力持ちというかなりすごいことになっています。無法です。

 

ミカムネや東雲和音などの系譜になるターン終了時条件付きドローですが、ターン終了時にアップしていることが条件である以上この手の能力は「先攻1ターン目」か「ターン終了時にアップする手段(実用上はほぼエクシアのみ)がある」以外だと運用できる場面が極めて限られており、場が全員ブルアカである必要がある生徒がそれなりにいる関係でエクシアとの併用も難しいので、先攻1ターン目が強さのピークである関係上採用数を求められるわりにそれ以外の出番がほぼない(特にそもそも後攻だったとき)ことが多い、というなかなか難しい立ち位置です。絆能力があるとそのあたりが一気に改善されるので、採用するなら積極的に絆を獲得することを企図し、先攻1ターン目に立てることを目指しつつそれ以外は絆能力で補う形でいくことになりそうです。

 

絆能力はマノミンのそれがなぜかランダムハンデスになったもので、絆を獲得する以外の条件も全くないのでとにかく強力です。有無を言わさず強力なので正直あまり書くことがないですが、先攻1ターン目に一番仕事をする能力持ちが先攻1ターン目以外*4で強力な能力を持っている、というのはけっこうなおしゃれポイントかもしれません。

 

・黒崎コユキ

「自身の髪の色が赤」「名字が『黒』崎」「名前がコ『ユキ』*5」と別の色っぽい要素がそこかしこにあるにもかかわらず青です。名前と見た目だけ出されて色はなんでしょうと言われたら正答できる人けっこう少なそうですが、一応服装に関してはかなり青っぽいのでクイズのお題としてはちょうどいい感じかもしれません(?)。

 

音瀬コタマの絆能力の項で触れた通りマノミンと同タイミング同消費のランダムハンデスは若干意味不明なレベルで強力であり、場が全員ブルアカである必要こそあれそれぐらいはさすがにないと困る、ぐらいの条件なので現行のブルアカ内でも攻守ともに十分な盤面は作れる以上たいした問題ではありません。強いて言えばパワー2000なのが難点ですが、これも本気で気になるなら桐藤ナギサや蒼森ミネあたりでカバーできる範囲なので……。というわけでとにかく強力なので、ブルアカで固めたデッキでハンデスを志向するのであればいの一番に採用されるものと思います。

 

絆能力は室笠アカネと同じで、自身の能力と合わせるとランダムハンデスのための手札を自前で用意できるということになりやってることが限りなくゲイヴォルグに近くなります。とはいえ点を取ろうとすると使用できなくなるのでとりあえず絆を獲得ということもないと思いますが、選択肢として持てること自体はかなり強力なはずです。

 

・各務チヒロ

白だとインドア系と思われる古関ウイですら別にメガネではなかったのに、青になって急に生徒のメガネ率が一気に上がりましたね。レベル1の5人中3人がメガネです。

 

オイゴナに近い打点役であり、あちらと異なりアタックフェイズ開始時自動能力で場が全員ブルアカである必要があるものの、捨てる手札に関してはなんでもいいので手頃なレベル1打点役としてなかなか強力です。レベル1を5000以上やシャドウ持ちで固めたデッキ相手だと何もできないケースはありますが、ブルアカで固めたデッキで序盤の打点を考えるならとりあえず採用されそうな立ち位置といえます。

 

絆能力は+4000であり、もともと2000というあらゆる除去にひっかかるパワーラインをバクチクラインの外まで引き上げてくれます。レベル1打点役としては破格の耐性になるので、除去の叩き合いからの脱却を目指すなら絆の獲得が視野に入りそうです。

 

・花岡ユズ

「あなたが手札を捨てたとき」系の条件はそれなりにバリエーションがありますが基本的に「効果によって捨てたとき(コストだとだめ)」や「捨てたとき(エンドフェイズ時の手札調整でもOK)」となっており、「コストや効果1つによって捨てたとき」は地味にいなかったりします。これもTCGの一つの進歩、なんでしょうか……?

 

要は自ターンに消費した手札をエナを使えばある程度補填できる能力であり、猫塚ヒビキのアタック時自動能力の条件達成を最小限の手札消費で済ませたり早瀬ユウカの常時能力分の手札を自身の自動能力で賄いやすくしたりと手札でどうにかする能力が多い青の生徒のサポートとしてかなり優秀な能力といえるでしょう。

捨てるのがブルアカでさえあればなんの効果やコストであっても問題ないので用途は他の生徒のサポートだけにとどまらず、例えばCONNECTスピニングの3.から引けるカードを1枚増やしたり、なんなら相手のRANDOM BADのライフバーストにひっかかったときに手札枚数を維持することすら可能だったりします。見た目よりできることがかなり広い能力なので、探せばいい感じのかみ合わせ方は何かしら見つかりそうです。

 

絆能力は音瀬コタマと同様のランダムハンデスであり、他の能力の出番としてはこちらのほうが多い一方で音瀬コタマは発動できる状況は限られるもののリソースを増やすことができる*6ためどちらがいいかは一概にはいえません。枠自体はライフバースト持ちであるこちらのほうが作りやすい傾向にはあるので、音瀬コタマの能力の性質もあってブルアカであまり固めないデッキであればこちらのほうが優先されるとは思います。

 

・飛鳥馬トキ

そういえばコラボ系クラスの左部分(奏像とか奏械とかのことです)はコンテンツの性質に合わせて決められているっぽいですが、傍から見てもかなり武装しているブルアカは見た目の通り奏武になっています。……逆にどんなコラボだと奏羅*7になるのかが気になってきました。

 

レベル2パワー10000は序盤だと突破する方法がかなり限られており終盤でも一定の影響力を発揮できるラインであり、-5000は耐性がなければたいていのレベル1相手に点を取りにいけるので、起動能力を使えば(特に序盤では)攻守両面でかなり活躍が見込める性能になります。

問題はコスト消費であり、起動能力で手札1枚+付与されたアタック時自動能力で青エナ1つ消費しており、点が取れるならまあ許容できるレベルではありますが取れないケースだと盤面の防御力を多少引き上げるためだけに手札1枚消費することになり、費用対効果が一気に低下します。世の中にレベル25000が多いと取れないケースはかなり少なくなるので、活躍させるならある程度世の中を見つつ、という感じになるでしょうか。

 

絆能力は音瀬コタマ、花岡ユズ同様のランダムハンデスで効果自体は強力であり、防御力高めの打点役が追加でできることとしてかなり強力であることも間違いないですが、起動しない場合はレベル25000である関係で点を取れないケースだと場に出すこと自体の優先度がかなり下がってしまうため絆能力までフル稼働させるのは見た目より困難です。ハナレ//フェゾーネなどで点を取れるラインを横から広げてやるとある程度運用の負担を軽減できそうですが、おそらくそれはリメンバセンターでやることではないでしょう。

 

・才羽モモイ

「見た目と名前だけで色の判別がしにくい」という点では黒崎コユキがトップだろうと順に見ているときは思っていたんですが、さすがに服装も青っぽいわけではないこの姉妹*8のほうが上回っていそうですね……。上には上がいます。

 

リソース勝負をする、という観点で見れば手札1枚が任意だろうとランダムだろうと大きな影響はない*9ので、才羽ミドリがいない場合でも場に出すのがブルアカのみであるデッキであればそこそこの防御力でハンデスを行えるファルル相当の役回りとして十分に活躍できるものと思います。ライフバーストがRANDOM BAD同様ハンデスもできるダウン凍結なのでライフにいた場合の裏目が少ないのもいいところです。

才羽ミドリがいるとハンデスがランダムになって事故らせる性能が高くなり、才羽ミドリ側で消費した分の手札を補填できるのでもちろん相性はいいですが、パワーライン上序盤の盤面としては中途半端になりがちなのが難しいところといえます。

 

絆能力は+4000であり、12000ラインに到達するので中盤以降もそれなりに立てやすくなります。才羽ミドリと並べて2-2-3でそこそこの盤面を作りやすくなるので、2人とも起用したいのであれば絆を獲得したほうがよさそうです。

 

・才羽ミドリ

今弾のR,Cのイラストは枠付きだと証明写真感が若干出ているんですが、パラレルで枠がなくなるとかなりおしゃれですね。パラレルを4枚本気で揃えようとするとだいぶ修羅の道になるのでそこまではなかなかできませんが……。

 

ブルアカを捨てている場合はその手札を補填できる能力ですが、花岡ユズ同様ブルアカを捨ててさえいれば方法は問わず特に盤面の条件はないので、探せばブルアカに限らずいろいろなシナジーが見つかるものと思います。特にこちらはレベル2である分リソースが増えるので、クロノス報道部やみこみこ☆きらっきらのような「他のカードに比べてリソース獲得能力に欠けるルリグデッキの手札交換系カード」の補完として機能させることができることは特筆すべきでしょう。失敗した場合に必ずシグニを捨てることになるミルルン☆ウェルカムとも相性はいいです。

もちろんブルアカであっても手札を消費する生徒はいくらでもいるわけなので、手札消費が気になってきた場合は常に採用を検討できるものと思います。レベル25000なので中盤以降は立てづらかったりしますが、絆の獲得を駆使していい感じの2-2-3の盤面を目指したり早期にリミット8に到達するようなデッキにしたりするとさらなる活躍が見込めるでしょうか。才羽モモイがいる場合でも手札が増える枚数は同じですが、2枚引いて1枚捨てるぶん質に期待しやすくなるのでサーバントを探したいときなどはかなりありがたい選択肢といえます。

 

絆能力は室笠アカネと同じですが、こちらはレベル2なので盤面を維持しつつ引き増していくにはそれなりの工夫が必要です。工夫といっても先ほど書いた通り2-2-3でいい感じの盤面を目指したり早期にリミット8に到達するようなデッキにしたりという話と一致しているのでそこまで難しい話でもなく、そうできれば単純に引く量が増えるので3点取る気のあまりないデッキであればさらなる活躍が見込めるものと思います。2-2-3を目指す場合は引いたカードの使用先としても盤面維持の手段としても「絆を獲得した才羽モモイ」と相性がいいので、この際両方と絆を獲得することを目指してもいいでしょう。

 

最後にちょっとした小ネタとして、自動能力の2.は才羽モモイがいなくても選ぶことはできる*10ので、ブルアカシグニを捨てたうえでカードを引きたくない状況のときは才羽ミドリだけ立てて2.を選ぶことでカードを引くことを回避することができます。そんな状況はないように見えますが実はそこそこ発生する*11ので、覚えておくといいことがあるかもしれません。

 

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※10/16追加分

 

・明星ヒマリ

今弾、レベル2の枠は各色バースト持ちとバーストなし2人ずつになっているようですが、どの枠にも選択肢があるということは素晴らしいことです。今ディソナの白のレベル2バースト持ちがゆかゆか//ディソナ1人なせいで選択肢を広げにくいことを嘆きながら書いています。

 

能力としては横の生徒にアタック時ハンデスを付与するものであり、自身のアタックを放棄するかわりにこちらの消費なしでできるので、レベル2ということで序盤からハンデスしていきたいがこちらのリソースも心配、というときに出番が回ってくることになるでしょう。問題は付与する能力がアタック時である関係でアシストに止められやすいことで、先攻2ターン目なら特に問題ありませんが後攻2ターン目になると信頼性がだいぶ低下してしまい、3ターン目以降になると条件こそあれ自前で同じことができるレベル3の猫塚ヒビキがいる以上出番をだいぶ作りにくくなってしまうので、どうしても活躍の場がちょっと狭い能力ではあります。

ただ、ライフバーストがマドカ//メモリア系統の(ある程度ハンデスに寄っていれば)ルリグアタックまでカバーできるかなり強力なタイプであり、青がひととおり公開されている以上ブルアカ内で持っているのはおそらく明星ヒマリ1人であるため、自身の能力はたまに活躍できたらうれしいぐらいで割り切ってライフバーストのために採用することは十分ありそうです。

 

絆能力は+4000であり、レベル212000なので防御力がそれなりに高くなります。ただ、先述の通り能力が活躍するタイミングが多いわけではないので、積極的に立てて守りとしても活躍させる、というよりは少しでも盤面の防御力を上げなくてはいけない場面での奥の手として絆を獲得する感じになるでしょうか。

 

・生塩ノア

ライフバーストは2体ダウンか1枚ドローというなかなかレアなものであり、他にはサタンと富士葵と紫京院ひびきの3人が保有しています。サタン以外は生塩ノアも含めてコラボシグニなので、コラボ系レベル3青シグニのライフバーストといえばこれ、という感じになりつつあるのかもしれません。

 

能力としては手札のブルアカを捨てたとき-3000できるものであり、捨てたのがブルアカでさえあれば何のコストや効果で捨てられたかを問わないので発動自体はかなり容易です。ただ修整値が小さめなのでこれだけで点にはつながりにくく、基本的には他のカードが除去できる範囲を一回り上げる、という感じになるものと思います。

ターン1であり、他の能力は絆能力だけなのでレベル310000ということを考えるとやや扱いづらいですが、アタックフェイズ開始時の除去が多い傾向にある最近だとメインフェイズに使える能力なのは明確な長所であり、能力を使った後はリムーブして他に任せる、というのも間違いなく活躍の形のひとつでしょう。ライフバーストが2面防御系とかなり強力なこともあり、(絆を獲得しない場合は)盤面にはあまりいないけど影響力は確実にある、という立ち位置としてうまくやっていけるといいですね。

 

絆能力は相手ターンに手札のブルアカを捨てたときに補填できるというやや特殊な能力であり、ハンデス対策として使うかアシストなどによる相手ターンの手札消費を抑えるために使うかという感じになります。いずれにせよ機能させるためにはレベル310000の自身がある程度場に残る必要があるので、安定性を求めるなら下江コハルにパワーを上げてもらうなどして耐性を高めておくぐらいはやったほうがいいでしょう。常時能力で実質的な耐性付与をしつつその能力で手札消費が発生する早瀬ユウカとはなかなかの好相性です。

 

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*1:一応リメンバ限定がついているキーセレリメンバ用のシグニなんですが、お膳立てすべき条件がキーセレリメンバの他のカード(ほぼエフエックスと自分自身)と競合するうえに両立困難というのが致命的でほとんど使われなかった、ということも付け加えておきます

*2:相手の手札がなくなった時点で猫塚ヒビキ側のやることもなくなってしまう、というのが大きいです

*3:パワー修整パワーが0になることによるバニッシュはルール上の処理なのでこの能力ではそもそも置き換えることができません。置き換えられたところで場を離れていない以上パワーが0のままなので結局バニッシュされるわけではありますが、なんらかの理由で単に手札を捨てたいという場合も捨てる機会自体が発生しないということは覚えておいたほうがいいかもしれません

*4:先攻1ターン目はアタックフェイズがないのでこの能力は発動しません

*5:フレーバーテキストを見るかぎり雪(白ルリグであるユキはこっち)というよりは幸なのだろうとは思いますが、そっちはそっちで黒ルリグであるハナレの本名が幸(さち)なので問題ありません(?)

*6:WIXOSSにおいて手札とエナはリソースとしては等価扱いであるため、基本的に1エナで手札を1枚増やしている花岡ユズの自動能力はエナと手札を等価で変換しているということになり、特にリソースを増やしてはいません

*7:だいたい「動物ではない自然物」だとこれになります

*8:見た目と名前でそう判断していますが、いろいろ事情があってそうではないとかだったらごめんなさい……

*9:上でランダムハンデスが強力だとさんざん書いているのは単体でサーバントを捨てさせるなどで事故らせる可能性が少なからずあることに起因しています

*10:才羽モモイ側の自動能力の2.もそうですが、才羽モモイに関してはそもそも手札を捨てなければ選択肢自体が発生しないので意味がある状況が極めて少ないです

*11:リフレッシュ寸前の状況だとよくあります