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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

ブルーアーカイブDIVAとリメンバ アシストルリグ編その2

アシストルリグ編のその2です。カード公開も折り返し地点という感じですね。

 

 

ブルーアーカイブDIVA新弾記事リンク:

ピース編

アシストルリグ編 その2(この記事)

白編

青編

緑編

黒編

 

※今弾はブルーアーカイブとのコラボ弾ですが、

TCGのカードの感想・評価記事であり、カードの性能に関する記述が多くなる

・筆者に該当コンテンツに関する知識がほぼない(固有名詞を名前だけ知ってる程度)

関係上、登場するキャラクターに向けているとみた場合に失礼な文章になる可能性が少なからずあります。ある程度は気をつけて書くつもりですが、そうなってしまった場合はごめんなさい。

 

更新履歴:

10/17:記事作成

10/25:風紀委員会アシストルリグを追加

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで起用するならどうするか、という話をしており、ブルーアーカイブDIVA内のセンタールリグを含めた他のルリグで起用する場合を考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

3. 一度書いた文章については明確な誤りがあった場合や文意がわからない文章になっている場合は適宜修正するつもりですが、「書いた後に他のカードの公開などで評価が変わった」場合については基本的に文章の差し替えは行いません。あくまでファーストインプレッションを書いた記事としてご覧ください。

 

 

目次:

記事作成時:奥空アヤネ、十六夜ノノミ、奥空アヤネ〔支援特急便〕、奥空アヤネ(水着)、十六夜ノノミ〔お仕置きの時間です~♣〕、十六夜ノノミ(水着)

10/25追加分:銀鏡イオリ、火宮チナツ、銀鏡イオリ〔一網打尽〕、銀鏡イオリ(温泉)、火宮チナツ〔戦傷治療〕、火宮チナツ(温泉)

 

・奥空アヤネ、十六夜ノノミ

今回のアシストルリグは組織単位で1ルリグタイプを共有していますが、複数キャラクターが1ルリグタイプを共有している他の事例はコードピルルクとアロスピルルクがいるピルルクのみ……と思いきやコラボでレベル0だけ別のキャラクターになっているカードが少なからず存在するため実はけっこういます。最近だとデネブログ(ミュウ)とかその名はカジュアる(ピルルク)とかですね。……キャラクターって呼称していいのかなこれ……?

 

奥空アヤネは2エナチャージというレベル1緑アシストとしては基本的なもので、他のエナ供給系と比べるとエナゾーンにいってほしくないもの*1が入ってしまうリスクがある関係でやや優先度が低くなりがちですが、供給能力自体に問題があるわけでもないので対策委員会レベル2アシストを採用したいなら気にするほどの差異ではありません。ありがたく供給を受けておきましょう。

 

十六夜ノノミはこれもレベル1緑アシストの基本である7000以上バニッシュですが、

・序盤に7000以上を並べてこないデッキはけっこうよく見るので序盤の打点補助にならないケースが少なからずある

・レベル2との兼ね合いもあり、相手が序盤に7000以上を並べてこなかった場合に切りどころを見失いやすい

とかなり扱いにくいことに定評があるものです。よりにもよって十六夜ノノミ側のレベル2がレベル3を全員バニッシュ or 任意対象バニッシュ×2なせいで後者がかなり強めに出てしまうあたりがまた……。

……一応フォローしておくと相手とうまく噛み合えばかなり効率よく打点要求できるのでポテンシャル自体は十分ですし、ここまで公開されたブルアカ内のレベル2のほとんどがパワー8000以上であることを考えると噛み合う機会もそこそこ増えるような気はしてます。あとは3ターン以内に使える世の中になるよう祈るのみです。

 

・奥空アヤネ〔支援特急便〕

これまでライフ回復系アシストはおまけがつきがちな関係でわりと重めだった*2んですが、それらのおまけをバッサリ切り捨てることで同系だと最軽量の2エナを実現しています。フレーバーを見るに支援担当的な立ち位置らしいですが、これはかなりできますね(?)。

 

シンプルな2エナ1ライフであり、最小限のリソース*3でライフバーストによる上振れも期待できる、と費用対効果はかなり高めです。適当に採用しても一定以上の働きはしますが、ライフを増やすとライフバーストがめくれる頻度も必然的に上がるわけなので、ライフバースト枠をある程度こだわって選ぶとよりよい出力が得られるものと思います。

 

絆能力は1エナチャージ+エナゾーンからブルアカ回収であり、もともと軽めのコスト負担を差し引き0にまで抑えることができます。防御手段としてはサーバント#を回収できないのが残念ですが、物語の起動を回収できるので(物語の起動のライフバーストで絆の獲得ができることもあわせて)より多くの絆の獲得を狙えるようになるのは見た目よりありがたいかもしれません。

 

・奥空アヤネ(水着)

雨雲号のパワーは10000ですが、この値は阿慈谷ヒフミ〔助けて、ペロロ様!〕から出てくるペロロ人形と同じです。ヘリコプターと同等の力があるペロロ人形っていったい……。

 

パワー10000のランサー+10000以下バニッシュで単体で2点狙いにいけるのはなかなかですが、アシストで止められると2点止まってしまうことを考慮すると見た目より序盤に切りづらく、中盤以降だとランサーを通すには少し不安なパワーラインであることも手伝って意外とすんなり活躍できる機会は作らないとなさそうな気がします。作る、といっても少しパワー修整を入れられれば十分ではあるので、緑の生徒に適切なサポート役がいることに期待しておきましょう*4

 

なお、雨雲号も絆は獲得できないとはいえ立派なブルアカシグニなので、静山マシロによってランサーと相性のいいバトル時トラッシュ送りを付与することができます。トラッシュ送りになるのはあくまでバトルだけなので10000以下バニッシュのほうは素直なバニッシュになりますが、気軽に点が取れるなら1エナぐらいはさすがにあげようという話ではあるのでバトル時トラッシュ送りを意識したデッキにするときは検討してみるといいかもしれません。

 

絆能力に関しては特に雨雲号とのシナジーはないので、ついでにちょっと安定性がほしいならという程度になります。とはいえいつだってエナはあったほうがいいのでありがたいときは少なからずあるでしょう。

 

十六夜ノノミ〔お仕置きの時間です~♣〕

末尾の♣って感情としてはどういうニュアンスになるんでしょうか……。♥とかだとわかりやすいだけにちょっと気になります。

 

エクシアしかりリメンバ//メモリアしかり強固な盤面を形成するシグニは基本的にレベル3なので、それらを対象もとらずに問答無用ですべて吹き飛ばすのは攻撃性能としてかなりのものです。効果を最大限に発揮するにはグロウをちょっと引っ張る必要があるうえに防御力はべつにないのでだいぶ前のめりなデッキでないと採用はできないと思いますが、とにかくゲームを早く畳みたい場合は有力な選択肢の一つといえるでしょう。

 

絆能力は例によってエナチャージ+エナゾーンからブルアカ回収で、能力の傾向的にリソースはあったほうがいいのでそれなりにありがたくはあります。ただ、十六夜ノノミのもう片方のレベル2アシストもレベル3を複数並べてくることに対する強烈な牽制として機能する関係上、十六夜ノノミとの絆を獲得した時点で相手はある程度レベル3を並べるのを避けてくる可能性が高い*5ので、思ったほどきれいに打点が出なくなる可能性があることは念頭に置いておきましょう。

 

十六夜ノノミ(水着)

ここまで書いたところで十六夜ノノミが覆面水着団の3番であることに気づいたんですが、この髪の量をよくあの覆面に収納できましたね……。覆面脱ぐときひっかかってやばそう。

 

防御系アシスト定番の2エナ1面除去+追加オプションつきですが、今回は「ターン終了時にバニッシュ」という防御にはならないものの対象の制限がないことで除去性能が非常に高いものになっており、フル稼働させればだいたいの盤面から2面分始末したうえで返しのターンを迎えることができます。この手の除去系アシストは基本的に打点を厚くしたくて採用されることが多いため、追加で防御系の能力のほとんどを無視して*6さらなる1点を確保できることは非常にありがたいところです。

 

絆能力はエナチャージ+エナゾーンからブルアカ回収ですが、他の対策委員会アシストとは「エナを支払うオプションが存在する」という点で一線を画しており、絆を獲得することによって扱いやすさが明確に向上します。緑エナを落とされたところでデッキトップから確保というミラクルも発生しうるので、安定した打点がほしいなら積極的に絆を獲得するといいでしょう。こっち側であるぶんにはアシストがバレる影響もたいして大きくならないはずです。

 

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※10/25追加分

 

・銀鏡イオリ、火宮チナツ

ルリグタイプ(とレベル0)がピース側と名前が被っていた関係でピース側の名前が変わりましたが、こちら側がゲヘナ学園風紀委員会に訂正される可能性もあるいはあったんでしょうか……?ルリグタイプ名でコードハートフォールンセンターコミュニケーションモニター並の大記録が誕生しそうなのでちょっと見てみたかった気もします。……カードとしての美観を損ねすぎるのでさすがにない?確かに……。

 

銀鏡イオリは-8000であり、標準的なレベル2に手が届く除去ということでかなり扱いやすいものです。ブルアカのレベル2生徒がパワーラインを12000にしようと思えばできる感じなので単体で点が取れないケースもあるにはありそうですが、他と併用すれば手が届く範囲まで落とせるだけでも十分といえば十分でしょう。

 

火宮チナツは同クラス2枚回収であり、最近だと序盤にサーバントを引くことが重視されがちなのであまり見ないタイプのものですが、ある程度クラスを揃えたデッキであれば安定した展開にかなり貢献してくれるものであることは間違いありません。もちろんブルアカでまとめた場合もそうで、ピースもブルアカに寄せるなら序盤にサーバントを探すのはクロノス報道部でいいことを考えると採用もわりとしやすいはずですが、ブルアカクラスであってもシグニではない物語の起動を回収できないことは留意しておきましょう。

 

・銀鏡イオリ〔一網打尽〕

「3回行う。」というテキストはこれまでもいくつかありましたが、地味にゆかゆか☆さ~ん以外は全員黒ルリグ絡み*7だったりするので実はけっこうそれだけで黒らしい能力なのかもしれません。ー修整の振り分けができるカウントレス・バレットなんてのもありましたし……。

 

全部あわせると1エナでだいたい2人ぐらい除去+6枚落としという感じであり、序盤に切る選択肢もあることを考えるとそこまで悪くなさそうですがリメンバセンターでやることとしては正直……という話にはどうしてもなります。ルリグデッキからのデッキ落としはけっこうありがたいとはいえリフレッシュを狙うならだいたい20枚弱ぐらいは落とせる必要があるので、ゲヘナ学園風紀委員会(8枚)なりウルトラスーパーヒーローズ(10枚)なりと合わせたうえでまだちょっと足りない、というのも気になるところです。まあ防御できないなりに点が取れて飛び道具も準備できる、という点に関しては間違いないので、攻めっ気を強く出したいときには出番が来ることがあるかもしれません。

 

絆能力はトラッシュからのブルアカ回収であり、ちゃんと物語の起動にも対応しているのでいろいろな展開の起点にするには十分です。とはいえこれだけで若干の物足りなさをカバーできるかと言われると微妙なところですが、そこはおそらく1人入ると思われるデッキ落とし系の生徒の実力がどれほどかにかかっているでしょうか。

 

・銀鏡イオリ(水着)

付与する自動能力が「アタックフェイズ終了時」というかなり珍しいタイミングを参照しています。たぶんこれが初めてです。

 

とりあえず8000以下相手に除去が飛ばせて今(アタックフェイズ中)どかさなくてもいいなら13000までいけるよ、というものであり、基本的には序盤の防御として考えつつやや遅めのデッキにエクシアやH2Oを振り回されそうになったときに除去を飛ばして返しの打点の安定を狙うという感じの運用になるかと思います。-8000の防御はLOVIT//ディソナなどでケアされやすいとはいえコスト消費がないのは間違いなく他と比べて優位な点なので、攻めっ気のちゃんとあるデッキであれば十分活躍できる範囲のはずです。

 

絆能力のブルアカ回収はこのアシスト自体にコスト消費がまったくないせいで逆にエナゾーンのカードを回収できなくなっているという妙な短所があるとはいえ、あるといつだってけっこうありがたいものです。防御としてはかなりケアされやすいものなので銀鏡イオリとの絆を獲得して構えるのはまあまあリスキーな感じがしますが、そもそも火宮チナツ側の防御アシストがケアする意味の基本的にないライフ回復(バーストなし)なのでそこまで気にしなくてもいいでしょう。

 

・火宮チナツ〔戦傷治療〕

WIXOSSでチナツといえばLostorage incited WIXOSSにおけるメルのセレクターでおなじみ(?)森川千夏ですが、そういえばずっと女性の人名が続いていたのにWIXOSS側との名前被りここまでぜんぜんなかったな……と思って記憶をたどりつつ確認してみたらまだまだいました。誰かは脚注に書いときます*8

 

マキナリペアと緑子・修復の中間ぐらいの能力であり、ライフクロス1枚=1エナなので差し引き3エナで2面守れるという計算になります。防御としてはアタックもされるしクラッシュもされるしライフバーストはないので本当に最低限という感じになりますが、性質上必要なターンより前に先払いできるので使い損ねが発生しにくいのがいいところです。エレシュキガルの出現時能力用のライフを単体で確保できたりもするので、活躍の場は探せば何かとありそうに思います。絆能力のトラッシュ回収もこの手の除去ではない防御にありがちな「防御したのはいいけど手札が寒すぎて返しになにもできなかった」というパターンをだいぶ緩和してくれるものであり何かと重宝しそうです。

 

・火宮チナツ(温泉)

そういえばクロノス報道部のところで触れていた「アシストである生徒との絆を獲得すると防御手段がバレる」という件についてですが、白の補習授業部以外は2つある防御手段の少なくともどちらかがケアする必要のたいしてないタイプである*9関係でそんなに問題は出なさそうです*10。補習授業部に関しては2人ともわりとケアしがいのある感じなのでなかなか難しいですが……。

 

ひらたくいえばシグニからの追加1点を出せるという能力ですが、能力を保有するのがアシストルリグ側である関係でダブルクラッシュなどでよくある「付与したシグニが止められてすべてが水の泡になる」が発生せず、実質的に一覇一絡のような飛び道具に限りなく近い扱いをすることができます。アシストルリグ側での飛び道具としては際立って軽く、絆を獲得すればトラッシュ回収で盤面を整えることもできるのでダッシュと呼ばれるような攻撃的なデッキならぜひ、という立ち位置になれそうです。

なお、ライフをクラッシュする方法は特に指定されていないので、フレイスロ団長やヒラナ//フェゾーネによるライフのクラッシュと併用することは基本的にできません*11。5点目を狙うなら狐坂ワカモかデッキ落としによるリフレッシュを使いましょう。

 

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*1:おおむねサーバント#

*2:WIXOSSの歴史上ライフ回復はとにかくやらかしが多いので、そのへんが危険視されてそうなっていた気はします

*3:ライフクロスはクラッシュされるとエナゾーンに置かれるので実質1エナしかかかっていません

*4:ちなみに既存のカードだと(センター白前提というのもあるとはいえ)案外手頃なのはいません

*5:絆を獲得しない場合はレベル2以下に対して強い奥空アヤネ(水着)が存在するのでそこまでではないはずです

*6:シャドウをはじめとした防御系の能力のほとんどには「対戦相手のターンの間」がついているので、相手ターンに切る防御アシストからであればそれらが機能する前に除去することができます

*7:【アシスト】月ノ美兎 レベル2【診断】、まほまほ★さ~ん、M.G.D(イラストが黒ルリグであるマキナ)

*8:古関ウイと末野羽衣(ソウイの本名)、各務チヒロと狩野千尋(Selector battle with WIXOSSのメインキャラ)、下江コハルと天海小春(Selector battle with WIXOSSの登場人物)。……battle with WIXOSSの記憶はけっこうあやふや(なにせ8年前ぐらいにサービス終了しているので……)ですが、そういえばあれの青ルリグ担当ってアリスだったような……

*9:ライフ回復はケアがきくようなものではないですし、一之瀬アスナ〔行っくよー!〕はケアするとかそういう次元にもはやいないので……

*10:対策委員会についてはメインフェイズに使う側の除去傾向が違う関係でちょっと不都合が出うるんですが、防御側での不都合は特にない以上ちょっとの域でおさまりそうではあります

*11:やると自動能力でクラッシュした時点で(もともとアップしているはずの)そのシグニをアップすることになってしまうのでこのアシストの意味がなくなります