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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

DISSONANCE DIVAとリメンバ その2(1/31更新)

前回の続き。引き続き新弾のカード記事です。

 

カード公開の速度、なんかやたら速くないですか……?

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、基本的に他のルリグで使用する場合を考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

 

 

更新履歴

1/30:聖天 タウィル//ディソナ、聖将 ゆきめ//ディソナ、紅将 リル//ディソナ、翠魔姫 バン//ディソナを追加

1/31:ニュー・プロブレム、コードアンチ マドカ//ディソナ、アイン=サンガ//ディソナ、コードメイズ ムジカ//ディソナ、幻怪姫 ドーナ//ディソナ、開園の合図、コードアンシエンツ ウムル//ディソナを追加。次は記事分けます。

 

・アイヤイ ミラクルローリング、アイヤイ キネティックトランプ

レベル1アイヤイ。アシストルリグの名前のバリエーション作るのってけっこう難しそうですけど、なんだかんだ雰囲気分けはできているあたりが9年間で培った底力……なのかもしれません。

 

ラクルローリングはLION-DIGのエナチャージ版に近い感じですが、構築ルール変更とあわせてかルリグの色とは特に絡まずに共通色を持たない2枚という条件になっています。WOLF-LASERなどが持つこの系統のエナチャージは1ターン目に使えるうえにうっかり変なものがエナに行かないという点でかなり優れており、多色対応なのは現在これだけなので多色寄りであれば常に選択肢に入ってくるところといえるでしょう。

なお、「共通色を持たない」という条件なので無色のカードもエナゾーンに置くことができます。ポリプテルスあたりと併用すれば序盤のサーバント確保としても動けるので、採用する際はそのあたりも考慮するといいかもしれません。

 

キネティックトランプはやっていること自体は1ドローに近く、リソース量が少ない分エナチャージ+エナゾーン回収という手順を経ているので選択肢がだいぶ広いというところが売りといえます。グロウするときにちゃんとエナゾーンに枚数がないといいところが出てこないので後のターンまでとっておくか他のエナチャージ系と併用するかのどちらかはやったほうがいいですが、エナチャージされてしまったサーバントの回収などもできるので安定性には何かと貢献してくれそうです。

 

・コードイート マチャフラ//ディソナ、幻水 イシガメ//ディソナ、羅石 ホープダイヤ//ディソナ

青C三人衆。イシガメがやたらと手裏剣をアピールしていますが、ディソナを捨てる能力を持っているあたりディソナマークは手裏剣ということなのかもしれません(たぶん違います)。

 

チャフラはついでに手札交換もできるネオンテトラというところですが、捨てるのがディソナだけなので凍結したくてもできない場合がありますし、デッキがディソナ系だったとしても何も捨てたくないタイミングは存在するはずなので、どっちがいいという話にはあまりなりません。……とはいえそもそもレベル1シグニ1枠割いて1体凍結だけする意義が現状薄かったりはする(センターリメンバだとなおさら)ので基本的に手札交換できた方がいい気はします。ディソナ内でソウイメモリアと合わせるなら手札交換込みでそこそこな感じはありますが、せっかくだからもう少し凍結関連がほしいな……というのがリメンバ目線※リメンバ・ディナーのことではないから見た正直な気持ちでしょうか(?)

 

イシガメ//ディソナはマノミンをディソナ用にしたらおまけの+2000がたまにもらえますというところで、序盤に達成しにくい+2000は正直誤差レベルなのでおおむねディソナ用のマノミンという感覚で問題ないでしょう。それ以外に書くことは特にないですがマノミン自体ちゃんとデッキと合っていれば強力なシグニなので、ディソナでも問題なく使えるということで十分かもしれません。

 

ホープダイヤは宝石シグニによく見られる対象にとられたときの能力を保有しており、本人がパワー5000とはいえ対象に取らずに除去まではなかなかいけない(対象を取る能力消去でも自動能力が発動してしまう)ので、そこそこのリソース要求力があります。レベル2ライフバーストと枠的にも入りやすくライフバースト自体も標準的なので、青系に行くときにとりあえず空いた部分を埋めるのにはなかなかいい立ち位置といえるでしょうか。

 

・蒼将 ソウイ//ディソナ

ソウイ。ララ・ルーはメモリーシグニの時点でバニッシュ以外もけっこういろいろやってましたが、ドロー以外を主体にするソウイはこれが初めてです。ソウイ=キーはダウンもありますけどあれは一応おまけということで……。

 

手札を減らし切ったならエナも絞っていこうという感じの能力であり、一定以上ハンデスに寄ったデッキであれば要所で出現時能力を発動させるのはそこまで難しくないはずなので、レベル312000を相手のエナの心配をせずにとりあえず処理できる、というのはなかなか有力なように思います。出現時込みだとそうしたいシグニ筆頭であるエクシアをどうにもできないところは気がかりですが、それ以外は大丈夫ではあるので出番は十分に作れるものと思います。

ただ、ちょっと贅沢な話をするとレベル2バーストなし枠を割いている以上は序盤にもある程度活躍を期待したいところで、序盤だとさすがに手札1枚条件はちょっとハードルが高いので、起用するなら序盤の凍結要素は用意できたほうがいいでしょうか。……といってもそのためだけにマチャフラあたりを採用するとなんかやりたいことがぼやけそうなので、序盤は無理して狙わずにハンデス寄りのデッキならおおかた入っているであろうRANDOM BADのバースト上振れに任せる、というのが無難そうではあります。

 

・アンバランス・ダンス

ドリームチームピース。現在リメンバとアルフォウの2人だけピースのイラストに1回も出たことがないんですが、2人とも他と絡めづらいのはなんとなくわかるので妙な納得感があります。キーセレクションのとき(こどもの日ルリグ)にあったリメンバとアロピルの謎の絡みはいったいなんだったんだろう……。

 

2エナで相手を選ばず対象も一切取らない全面バニッシュというのはそれだけでもけっこうとんでもない効果であり、おまけで非センター色限定とはいえ2エナ落としというさらなるとんでもない効果がついています。ディソナ3体条件があるとはいえ全面空く以上なんでもいいから並べば3点狙える(返しのターンとかバースト耐性とかの都合もあるので本当にてきとうに並べるのはあまりおすすめしません。念のため)ので、条件のわりにはっきりとめちゃくちゃな性能をです。ディソナで固める明確な理由になるピースなので、とりあえず念頭に置いておくといいと思います。

 

なお、多少のロスがあっても効果自体がとんでもないので、使ってさえしまえばその後の盤面は別にディソナである必要はないことを活かして使った後にディソナ外も込みで適切なシグニを並べて万全の体制にする、という使い方もリソースが十分あるデッキであれば考慮できそうです。そうはいっても3面リムーブは負担が大きすぎてあまりやりたくはなく、ライズシグニなどを活かして極力自然な流れで並べられるようにしたいところではあります。相応にコストはかさみますが、ライズ条件が緩めでダブルクラッシュで追撃も期待できるノブナガあたりはなかなかよさそうです。

 

・翠美 ウゴクエ//ディソナ、幻獣 ワウルフ//ディソナ、翠英 マッドグ//ディソナ

緑CR三人衆。ワウルフ……和ウルフ……和洋折衷……!?たぶんそういう話ではないです。

 

ウゴクエ//ディソナは耐性の範囲としてはだいたいランサー系を除いたレベル1シグニの打点役ぐらいになりますが、白系のこの手のシグニと異なり自分のターンでも有効なので、一部シグニのライフバーストを回避することが可能です。……といってもよく見る範囲で該当するものはあまり多くありませんが、ディソナ内にもそれなりにいるのでいてよかったということは何かとあるはずです。

ちなみにオールスターでマイプラとリンダーあたりの対策として機能しますが、オールスターリメンバでそれをしようとするのはサーチ手段的に難があるので、どうしても対策したいならさんばかシナジーも狙いつつのリゼ=ヘルエスタを起用したほうが(後攻1ターン目に使えないという欠点を考慮しても)無理が少ないと思われます。こう書けるようにしてしまうハニエル(1弾)ってすごい。

 

ワウルフ//ディソナはディソナ用バーバリアンという立ち位置ですが、

・コストはディソナであれば緑でなくてもいい

・ランサー付与条件がレベル参照

という地味な違いがあります。センター白であることを考慮すれば取り回しとしては全体的によくなっているので、ディソナが一定以上いるデッキであれば序盤の打点役として採用を検討できるでしょう。自ターンに+3000を振れるディソナ白シグニであるコネクトがいると終盤でもランサーを狙いやすくなることもおさえておきましょう。

 

マッドグ//ディソナは+5000できれば2エナチャージを狙えますが、他のカードを使う前提かつアタックする必要が出てしまうのでなかなかハードルが高く、1エナチャージだけならズットモなりオーベロンなりでよくない?となってしまうので、センター白だと起用はちょっと難しいかもしれません。ハウリング・シャウトなら他のシナジーも交えつつギリギリ考慮できなくもないとは思いますが……。

 

・コードアンチ サルノテ//ディソナ、似ノ遊 カゴメカ//ディソナ

黒シグニ2人。わざわざライフバースト欄を広げてでも長い文章にしているあたり、フレーバーテキストに対するやる気を感じます。

 

サルノテ//ディソナはディソナ用バフォメットという感じで、デッキに強めに負荷をかけるぶん1ターン目から7000にしやすくライフバースト枠も埋めやすいというかなり模範的っぽい棲み分け方になっています。適切なデッキであればよほど事故らないかぎり1ターン目から7000になれますが、とりあえずで自分のデッキを3枚落とすことはそれなり以上のリスクが伴うので、序盤の盤面だけのためにむやみにリスクを背負いたくないという思いもあります。別に積極的にトラッシュ利用を狙うまでいかなくてもいいですが、トラッシュ回収のあてが増えるぐらいの噛み合い方はほしいところです。

 

カゴメカ//ディソナは要はレベル3のかさましができるシグニで、黒エナさえあればどのレベル3ディソナにもなれるというけっこうすごいやつです。ライフバーストもディソナで固めないと空振りしやすいとはいえディソナ系のデッキであれば十分な性能なので、レベル2バースト持ちという立ち位置的にも黒がいれば何かと起用することは多くなりそうです。Colorful Wishの黒部分(レベル2とレベル3回収)で実質的にレベル3を2枚回収できる小テクもあります。

 

・羅菌 オリゼル//ディソナ

微菌。……起用するようなデッキを使うことがなかったのでファラリスを1枚も持ってないんですが、もう完全に手に入れ時を見失った感がありますね……。

 

シンプルに6枚落としということで廉価版ファラリスという感じですが、枚数が少ない分本気でリフレッシュを狙いにいくならお膳立てなしとはいかないもののハーモニー条件がなくバトルでのバニッシュを介する必要もないので、1積みでなんとかしようとせずに複数回重ねて狙っていくのがちょうどいい感じなのかなと思います。

バーチャルで1回やってみた経験上まほまほ//ディソナとオリゼル//ディソナをまとまった量入れてアシストをウリススケアー→アフリクトにすればリフレッシュを十分狙えるラインに到達するので、ディソナ系で飛び道具が足りないな、と感じたらまほまほ//ディソナ共々とりあえず検討してみるといいでしょうか。

 

シンプルゆえに癖が少なく健屋花那(レベル4)を使えば連打できたりもするので、キーセレクションなりオールスターでも案外チャンスが巡ってきそうな雰囲気があります。オールスターだとそもそもアタックさせてくれないことが多いので無難にいくならメツミのほうがよさそうではありますが、健屋花那を介して隙あらば12枚いけるのは狙ってもいいレベルに達している……はず……?

 

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※1/30追加分

 

・聖天 タウィル//ディソナ

タウィル。リワトとウトゥルスを含めればこれで6種類目なので、本人単デッキに一番近いところにいるかもしれません。……本人単前提だと含めている両名に実用性が一切ないのは気にしない方向で……。

 

普段のトラッシュの枚数条件と異なりエナゾーンも数えているとはいえ7枚はそうすんなりとは達成できないので、序盤から動かしたいならある程度エナチャージもトラッシュ送りもするようなデッキにする必要があります。エナ→トラッシュの流れだと条件達成に寄与しないことを考えると、エナとトラッシュを適度にためつつ手札コスト系を使ってその補填がてらドロー、という感じが理にかなっているでしょうか。そこまでお膳立てしなくても4ターン目ぐらいになればだいたい条件は満たせるはずなので、序盤はまあ頭数ぐらいに考えておいて中盤以降にレベル1からリソースを取れるよ、というのでもそれなりに魅力的ではあります。

……ただ、最近のデザインの傾向を考えるとにじさんじDIVAに手札だけで大きくゲームを動かせたり手札→エナの変換が容易にできるカードが全くなく、今弾もまだそういうカードがセンター花代ぐらいしか見えていないので、ディソナ系も引いてるだけでは案外何もできない可能性はあります。何をするにしてもエナの確保手段はちゃんと考えておきましょう。

 

・聖将 ゆきめ//ディソナ

ゆきめ。本人っぽい要素は前のゆきめ//メモリアでだいたいやりつくしたからなのかどうなのか、わりあい普通の白シグニって感じの能力です。せっかくだから三焼揃踏もやってほしくはありましたが……(白シグニでどうやるのかは知らない)。

 

相応にコストはかかりますが無条件バウンスはやはりありがたい話であり、耐性はとくにないもののレベル312000と特段脆いというほどでもないのでエナの支払い能力があるデッキであればそれだけでも十分優秀です。耐性のないレベル312000なのでメインフェイズまで残ったときの能力はそこまであてにするものではないですが、対白系でそこそこある盤面そっくり残されて動きにくい、という状況を防いでくれるのであればあるで便利なところといえるでしょう(対白系だとそもそも手札がだぶつきやすいので、そのへんをうまく使い切る手段が別途必要になりますが)。

 

メインフェイズに残ることをある程度あてにできる方法は一応あり、メル=プレゼントや何かのライフバーストなどで対戦相手のターンに出した場合は適切な場所に出せればけっこう残るはずです。出た後にセンターリメンバの自動能力などが飛んできても特に問題はないので、起用するならそういう手段をある程度意識しておくといいかもしれません。

 

・紅将 リル//ディソナ

リル。いい感じの能力があるとだいたいリルっぽく見える、そんなところはあります。

 

ディソナ系のデッキであればとりあえず赤含み2エナ払えれば8000以下バニッシュできますよ、というわけでなかなか強力ですが、序盤の色指定つき2エナはちょっと払いづらいところではあり、どちらかといえば中盤以降に3-3-1の1を取りに行く役回りとみたほうがいいでしょうか。最後に3点取りたい、というときならともかく普段から立てたい場合に横のシグニにまでエナをかけ始めるとちょっとつらいので、横に関してはジンリキやズットモでエナの支払いを抑えたり、コネクトで防御に徹するなどでバランスをとっていきましょう。

 

・翠魔姫 バン//ディソナ

バン。……テキストとしてきれいに書ける範囲で耐性の抜け道を見出せるのは調整の成果という気がします。WIXOSS黎明期に最初に出てきた耐性系が「効果を受けない」だったのはやっぱりどこかおかしかったのかもしれません……。

 

起動能力はパワー12000を対象を取らずに2エナでエナゾーンに送る、というかなりすごい能力であり、うまくいけばアークゲインからでもエクシアからでも何も起こさずに1点取れます。……といってもエナゾーンに送られるシグニは相手が選ぶのでそこまで都合よくはいきませんが、エクシアの上から1点取りたいというだけならとりあえず問題ないですし、エナはかさみますが2人目を出してもう1回でごり押しもできるので、緑エナさえ確保できればその手のシグニの対策としてはかなり有効でしょう。

自動能力は+3000とレベル3以上のシグニへのシャドウですが、両方自分のターンでも問題なく付与されるので除去系のライフバーストに対して極めて強く、単体で除去までいけるライフバーストはかなり限られます。……といっても起動能力で除去する相手を選べない都合上3面取るときでもないとそれがものをいう状況にはなりにくいですが、単純に除去耐性としてもかなり高いので居座ることもしやすく、1ターン回ってきてもう1度起動能力、というのも狙えるかなり強力な能力です。自分が2エナ使うこともあってエナゾーン3枚条件はそこそこ重いはずなので、そのへんのやりくりをちゃんとする必要はあります。

 

自動能力にディソナ条件はありますが起動能力だけでも十分強力なので、ある程度緑エナが確保できるデッキであれば十分に採用を検討できそうです。エナゾーンに送るシグニは相手が選ぶのでどこに置くかに気を使う必要がありますが、対象範囲外(だいたい8000以下)のシグニの前に立てておいて起動能力を使い、ショクダイキリでアタック時8000以下バニッシュを付与して手早く2面、という感じの使い方も考えられます。

 

ちなみに使われる側の対策としては盤面のレベル3以外をパワー10000にできるとだいぶやりにくくなるはずなので、とりあえずそういう盤面を作れるように意識しておくのがいいでしょうか(ディソナ内でもノヴァ//ディソナにコネクトの+3000を付与すればできます)。パワー15000で起動能力が強力ということでリメンバ//メモリアも有効といえます。

 

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※1/31追加分

 

・ニュー・プロブレム

白スペル。……このユキ、spread初期のイオナのノリですね(?)

 

ディソナで固めさえすればミラクルドローのエクシード4と同等……に見えますが実のところそこまでではなく、「スペルを引っ張ってこれない」はまあいいとしても「サーバント#がディソナではないので引っ張ってこれない」というのはけっこう見逃せない欠点です。単にエナを手札に換える手段を入れときたいだけであれば別にいいんですが、序盤の安定化という観点だとサーバントが引っ張ってこれないのは相当厳しいので、採用する場合はよく考えた方がよさそうです。

ただ、スペル本体の評価は置いておいてもバン//メモリアの除去耐性の関係上スペルのライフバーストで除去が飛ぶのはそれなりに重要な話になりうるので、ディソナで固めたい場合にライフバーストの枠埋めとして採用するのは十分ある話だと思います。

 

・コードアンチ マドカ//ディソナ

マドカ。これまでこの系統のシグニは色条件だったりクラス条件だったりでだいぶ散っていましたが、ディソナにまとまってだいぶすっきりした感がありますね。

 

これまでの同系統のシグニより「対象範囲以外を極力入れない構築」のハードルが低いので、それらと比べるとドロー自体への信頼性はだいぶ高くできると思われます。あとは「ターン終了時にアップ状態である(=アタックしていない)」ことがどこまで発生していいかという話ですが、ある程度積極的に点を取りに行くようなデッキだとアタックすることを放棄できるタイミングがきにくいせいで変に盤面を弱くするだけになってしまうので、ディソナ条件の都合でエクシアと併用できないことも考慮すると打点はそこそこにハンデスなんかの搦め手でいくようなデッキが適切ということになると思います。

ディソナ内のハンデス要員はイシガメとミコオシがすでにいますがデッキとして成立させるならもう一声という感じがするので、あとはこれからの青系カードの公開に期待していくのがいいでしょうか。……レベル1が青だらけになるのでグロウ事故が見えてくる、というのは気合でなんとか。

 

・アイン=サンガ//ディソナ

サンガ。メモリアの方も毒牙だったっけ……と思ってちょっと検索したんですが、公式のカード検索って濁点半濁点は考慮しないんですね……(「サンガ」で検索したら「さんか」バナジウムがひっかかった)。

 

レベル1シグニでエナゾーンからシグニを都合できる、というのはレベル3を持ってきても展開の邪魔になりにくいという点でかなり扱いやすく、自動能力によるパワー増加のほうは横のシグニに依存する上にたいてい横1体だと成立しないこともあっておまじないの領域を出ませんが、起動能力だけでもディソナ系デッキの中盤以降の安定性を高める役回りとして非常に優秀です。ディソナ系の白シグニで序盤にできることが少ない関係上センター白のデッキで起用することはそれなりにハードルが高い(白以外の低レベル帯シグニを使わないと序盤にすることがないので、中盤以降が本番となるセンター外の色のレベル1シグニを入れる余地が少ない)かもしれませんが、起動能力を使うだけ使ってリムーブしてもそこまで割高ではないので、スペル感覚でレベル1に足しておくような起用は十分ありうるでしょうか。

 

・コードメイズ ムジカ//ディソナ

ムジカ。メモリーシグニという形態をとらなくなったのでわかりにくいですが今弾シグニのルリグ枠はこれで13枚目で、本日更新分にまだ2枚あるのでWelcome back DIVA~selector~の14枚を上回ります。オールスター(レギュレーションのことではない)感出てきましたね。

 

おおむねディソナ用ローメイルといった感じですが、-修整である分取り回しがよかったりパワーも3000だったりするのでカードパワー自体はわりと高めです。序盤から使いやすいレベル1の打点役としては射程範囲がだいたい同じワウルフがいるので、使いたい色ややりたいこととの噛み合いで使い分けていくのがいいでしょう(両方はセンター白だとさすがに厳しいです)。

 

・幻怪姫 ドーナ//ディソナ

ドーナ。そういえばレイヤーもアイコンで紐づけされていたので、ディソナの先駆者といっていいのかもしれません。……ヘブンアイコン?一応あれはダウンとかと同ジャンルだから……。

 

自身がパワー10000である以上単体だと常時能力はあてになりそうで案外ならない感じですが、コネクトから+3000を振れればかなり強固な盤面を作れるのでとりあえずそこを目指してやっていくのがよさそうです。自動能力もコウメイとおおむね同等のルリグアタック追加なので、ディソナで白系のデッキを組むための要員は一通り揃ったという感じでしょうか。コウメイよりメインデッキ側の縛りが大きいぶんルリグデッキ側の縛りがなくなっているので、方針は同じでもだいぶ違った趣になりそうです。

 

・開園の合図

赤スペル。Colorful Wishのイラストでやたらズンチャズンチャしてたりこれのフレーバーテキストで語尾に☆ついてたりで、ディーヴァセレクションにおける花代がやけにテンション高いのはいったいなんなんだろうと思う今日この頃です。

 

10000以下バニッシュはほとんどの低レベル帯シグニからレベル3シグニの一部まで射程に入るかなり優秀な効果であり、シグニへの付与を介するのでシャドウ系にひっかかりやすかったり単純にカード2枚消費(1エナとこのカード自身)が重かったりとそれなりに懸念点はありますが、ディソナであれば誰に付与してもいいことも踏まえると必要になる機会は十分にあるように思います。特性上コネクト//ディソナに対して非常に弱いのでそこは気にしておきましょう。

 

・コードアンシエンツ ウムル//ディソナ

ウムル。ウトゥルスも見方によってはそんな感じですし、なんか2枚捨ててトラッシュから戻ってくるのが板についてきましたね。

 

トラッシュのディソナ10枚は少し意識したデッキにすれば4ターンぐらいでだいたい達成できるはずなので、ディソナ系で黒エナが払えてドロー多めのデッキであればだぶついた手札からコンスタントに1点を狙う役どころとして活躍が見込めるかと思います。-10000という修整自体はやや物足りない数字ですが、そのあたりはムジカ//メモリアの-3000でカバーしていく感じでなんとかしましょう。15000に触れにくいのは気合で。

 

なお、手札を捨てたりエナを支払ったりするので自前でトラッシュ条件の補助ができそうな雰囲気がありますが、

・自動能力はエナを払う前にディソナ10枚条件を満たす必要がある

・起動能力を使うとディソナシグニである自身がトラッシュからいなくなる

ため、自身の能力では実質的に1枚分しか補助できません。こういうのはけっこう見かけで間違いやすいので注意した方がいいです。私はたぶん1回は間違えます。