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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

WELCOME BACK DIVA~selector~とリメンバ(10/24更新)

前弾は買うだけ買ってほとんど回してないですが、今回も時が来たので元気にカード見ていきましょう。

 

なお、すでに公開されているリメンバのメモリーシグニについてですが、こういうブログですし特別扱いして別途記事を立てて書きます。長々とした能力予想記事を少し前に書きましたが、8割方外れてるのはまあそんなもんということなんでしょうね。

 

注意書き:

1.基本的にキーセレクションもしくはオールスターのリメンバデッキで使うならどうするか、という話をしており、ディーヴァセレクションおよび他のルリグで使用する場合は考慮していません。

2.書くことがないカードは飛ばします。

 

※10/20:アンカーリンクの都合で更新履歴を続きの先に配置換えしました。ついでに更新履歴って明記してなかったので明記しました。

 

 

※10/17:長くなってきたので各日追加分へのリンクを追加しました。記事に入ってから下の日付クリックで飛べるはずです。

 

・更新履歴

※10/7追記:蒼将 ソウイ//メモリアを追加

※10/9追記:羅原 ミルルン//メモリアを追加

※10/10追記:幻水姫 エルドラ//メモリア、DISCOVERYを追加

※10/11追記:聖天 マルティエル、聖魔 オセを追加。あとDISCOVERYの部分の文章が若干あやしかったので修正。

※10/12追記:紅将 トリスタンを追加

※10/13追記:蒼魔 ジャックフロスト、羅星 デルフィヌス、羅石 アイオライト、羅植 オカトトキを追加

※10/14追記:羅星 カプリコーン、幻水 カミツキガメ、翠天 ハヌマーンを追加

※10/15追記:凶将 カラサワ、ツヴァイ=ヴァイアル、幻黒竜 ティラノを追加

※10/17追記:翠美姫 アン//メモリアを追加

※10/18追記:弍ノ遊 アイヤイ//メモリアを追加

※10/20追記:幻蟲 ミュウ//メモリアを追加

※10/24追記:コードアンシエンツ イオナ//メモリア、ワンス・サルベージ、幻水姫 シィラを追加。たぶんこれで最後でしょう。

 

※10/3追記:リメンバのメモリーシグニについて書きました。リンクは下記で。

mudhole2001.hatenablog.com

 

 

・コードメイズ ユキ//メモリア

まずはユキのメモリーシグニから。低レアリティ帯だと変わった能力にはしづらいはずなのでそれっぽいカードデザインにするのはなかなか難しそうですが、ユキのギミックは起点自体はわりとシンプルな部類なおかげでけっこういい感じに収まっていますね。ユキ周りはルール関連で混乱する事例がやたら多いイメージがある(大半はルーブルとヴェルサのせい)のでちょっと意外ではあります。

 

どのフォーマットにせよ対戦相手のシグニの場所移動についてはちょっとささやかすぎて起点になりづらいので、使うなら基本的に能力消去のほうになるでしょう。既存の似たような役回りのシグニはレベル4の矢車りねぐらいしかいなかったと思うので、レベル1まで下がったのはけっこう画期的です。

オールスターだと耐性系をなんとかする、という役回りは持てますが、そのあたりはわりとペルセデスでどうにでもできる範囲ではあるので、あくまでそれで手が足りなそうな場合の追加、という立ち位置になるでしょうか。レベル4チアシグニのペルセデスだとリソース消費やら展開の都合やらが余分に出やすくはなるので、使う機会はなんだかんだありそうではあります。レベル1なので入れる枠もあるでしょう。

キーセレクションでの出番はさすがにそれほどなさそうな気がします。(除去ではなく)明確に能力を消したいシグニが存在していて、御伽原江良(植物のほう)あたりも使いそうな場合とかでしょうか?

 

・羅星 サシェ//メモリア

サシェ。ディーヴァセレクションにレゾナがいない以上、能力的には宇宙サーチだろうというのはサシェを知る人の大半が思っていたと思いますが、ディーヴァセレクション以降は(ゲーム時間の短縮のためだと思いますが)デッキサーチを明確に制限しているのでそういうわけにもいかないのでした。まあ仕方ないとこですね。凶蟲すらほとんどいないけどミュウどうするんだろう……?

 

コスト的にも効果的にもデッキに一定以上宇宙がいることを要求されるので、使うならそういうデッキであることは前提になります。雑に数だけ揃えても仕方ないので一定の質なり一貫性なりも求められるわけですが、キーセレクションでそこまで揃えるのはさすがに難しいでしょうか。一応アンチラノーマチキューゴマオリオンあたりは使いでがないではないですし、ついでにデッキ下も操作できるのでそのあたりから突破口を見いだせればいけなくもない可能性はあります。

 

オールスターの場合は主要シグニがのきなみ宇宙であることから話が大きく変わり、わりといないと何も始まらないレオニズを探せるというだけでもありがたいですし、序盤にジュメニーズとシブンギを用意しやすくなるというのもけっこう重要です。ついでに言うとクラスだけで色は問わないので、≡コスモウス≡や≡エラキス≡あたりのレオニズのサーチ対象外の宇宙を探しにいけるのも重要な点でしょう。

あとは宇宙シグニの量の問題ですが、既存のオールスターリメンバを素直に組んだ場合、レオニズジュメニーズペルセデスリンゼだけでも10数枚程度の宇宙シグニがもともと入っているはずなので、シブンギあたりの枠を増やせば当人含めて十分安定させられる枚数にはできると思います。まさしくオールスターリメンバ期待の新星といって差し支えなさそうです。たぶんリメンバ本人のそれよりも採用率高くなると思いますよ

 

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※10/7追加分

 

・蒼将 ソウイ//メモリア

ソウイ。デザイン参照元が単に3枚引くスリリング・ドローしかないおかげなのかどうなのか、キーのときといい今回といい何かと手頃にドローする便利枠に落ち着くのは幸運といっていいものなんでしょうか。どっかの機会にルリグとして出てくるのをわりと待っている勢の一人です。……リメンバがいると私はそっちにいってしまうのでできればリメンバのいないフォーマットで……。

 

効果としてはディーヴァセレクション以降は青よりむしろ赤に多く見られる捨ててから引く形の手札交換ですが、それをバーストなしレベル1の出現時能力で、しかもノーコストかつ2枚までの任意枚数できる(しなくてもよい)、というのはかなり画期的です。序盤の展開事故やライフバースト(トラッシュ回収系)空振りの軽減、終盤のリフレッシュ調整や必要なカードの引き込みといったあらゆる場面で活躍することでしょう。キーセレクションでもオールスターでもお好きなところでどうぞ。

 

素が単純に強力なので無理して活かそうとしなくてもいいんですが、「手札を捨てること」「カードを引くこと」を参照する能力とはもちろん相性がよいです。前者はBECなどの捨てたら凍結系、後者はタピピあたりがよくお世話になるでしょうか。捨てるのはコストなのでコンテンポラ(黒いほう)と噛み合わないのが惜しいところですね。

 

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※10/9追加分

 

・羅原 ミルルン//メモリア

ミルルン。順当に原子でスペル系です。年単位で経過してるのでそりゃそうなんですが、この人毎回おひさしぶりって言ってますね……。

 

出現時能力はスペルのコストの質的な軽減で、デッキ自体が単色でないなら色エナ管理用としてわりと便利な能力です。そこそこ頻繁にスペルを使用し、かつ単色ではないデッキでなければあまり意味がないですが、逆にそうであるならばレベル2と出しやすいことも手伝って何かと重宝すると思われます。

 

起動能力はいつものミルルンっぽく相手のスペルの使用ですが、限定条件も無視せずコストも出現時で1エナ分が無色になる以外は正規に支払う必要があるので、これで妨害できる相手というのはさほど多くはありません。オールスターの青ルリグ(というかピルルクミルルンあーや)相手でドローソースに触れるとそれなりに大きそうな気がしますが、特筆するところはそれぐらいでしょうか。たまに使えるとうれしいね、という立ち位置の能力になりそうです。

 

キーセレクションの場合、APEX系だと基本的に多色(たぶん白青)になるはずで、けっこう色エナ管理もあやしいデッキなので使うならうってつけでしょう。リソースの都合、起動能力が使えるかどうかまではちょっとわかりませんが、最後の奥の手としてたまに使えればいいですね。ミラーマッチ(なりうるかどうかは知りません)でひどい勝負になることだけは覚悟しておきましょう。

オールスターの場合、だいたい白寄りのデッキになるので白スペルを使うぶんにはそこまで(アーク・オーダーぐらいまでくると意味はあるでしょうけれど)ですが、それ以外の色のスペルを使うつもりであれば選択肢に上ってくるはずです。レオニズでいつでも引っ張ってこれるミルルン自身はいいとしてスペルのほうをうまいこと調達してこれるかが課題ですが、†ALCA†がいる関係で手札に加えやすい黒スペルで何か探すのがいいでしょうか。最悪手札に加えられなくてもいいので青スペル(とたいてい入っているZr)共々アルミの下敷きにする、というのも一つの手ではあります。起動能力については前述の青ルリグ相手だとか三剣使ってる相手だとかでたまに使えればいいということでいいです。

 

少しルール上気になる点として、公式Q&Aによるとスペルの使用時の処理としては

使用を宣言(チェックゾーンに置く)

コストを支払う

対象を選択する

カットイン確認

効果を処理してトラッシュ

 

らしいんですが、起動能力で限定条件を満たしていない場合は使用宣言自体ができないはずなのでいいとして、コストを支払えない場合の処理はどうなるんでしょう……?支払い不能による不成立で巻き戻した場合に領域移動が発生しそうな気がしますが……?

 

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※10/10追加分

 

・幻水姫 エルドラ//メモリア、DISCOVERY

エルドラ。ライフバーストの参照としてはやや変則的ですが、さすがに発動絡みだといろいろやばかったんでしょうね。そう簡単にはバースト・ラッシュの二の轍は踏んでくれないようです。別に踏んでほしいわけでもないです。

 

常時能力は手札枚数を参照したパワー強化ですが、6枚で13000なのでまあ普通という感じです。条件的に(特に増減があった場合)わりと忘れやすいと思うので、折に触れては気にしておいたほうがいいと思います。

 

自動能力はバーストアイコンを参照した最大3枚ドロー(厳密にはカードは引いてません)で、ノーコストで発動する能力としては最大値がかなり破格です。自身はライフバーストを持っていないのでこの能力で引いてくることはできませんが、もともと手札を増やす以外のことを特にしないのでデッキの枠的にむしろ長所に近いと思われます。

 

能力の見た目のスペックとしてはかなり高いのでキーセレクションでもオールスターでもそこそこ強力だとは思われますが、キーセレクションだと

・必然的にデッキの一番下のカードがライフバーストを持たないカードになりやすい(低レベル帯であることが多く、特にフォーチュン・イマジンとの相性が最悪レベル)

・ライフバースト関連がギミックに入っている都合上、枠的にキーセレリメンバに入るサーバントの大半はライフバーストを持っていないことが多い(アタック時に見えると下に行ってしまう)

といった見えないところでの不都合が発生しやすいので、何も考えずにドロー枠として投入するとけっこう泣きをみることになりそうです(バーストアイコンを持っていても公開しないことを選べますが、それならヘケトでも使っとけばいいだろという話なので……)。採用するなら使いたいギミックと相談しましょう。手札を増やせる水獣なので、バースト持ち水獣を詰め込んでオワンクラゲで殴りにいくのも悪くない……かもしれません。

 

オールスターの場合、こっちもサーバントがライフバーストを持っていることは少ないですが、シャッフルすることがかなり多いのでそこだけ認識していれば見えないところの不都合はそこまで大きくなりません。ピルピルキーでそのあたりを補完するという選択肢もあるので、キーセレクションよりは素直に採用できるでしょう。ダイホウイカと若干立ち位置が被っており、こっちはアタック時なのでドロー自体への信頼性が低いというのはありますが、レベル3なので十分棲み分けできる範囲でしょう。水獣どうし仲良くしましょう。

 

DISCOVERYは……さすがに下に置く方はシャッフル、とかでいいので10枚ぐらい見ないと割に合わないんじゃないですかね……。

 

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※10/11追加分

 

・聖天 マルティエル

マルティエル。横にいるラウンドは昔のやつよりレベルが1上がっていますが、本来その立ち位置のはずのスクエアはレベル3になってたりするんですか……!?

 

能力はキーセレウムルがよくやっている系統のトラッシュ対策で、「特定のカードがトラッシュにいること」を必要とするデッキに対しては有効に機能します。それ以外だと1枚だけということもあって機能することはほとんどないので、対策したい対象ははっきりと認識しておく必要があるでしょう。

 

キーセレクションだと有効と言えるほど有効な相手は特にいない……と思いきや地味にデッキの下をいじられるので当のリメンバに思いっきり刺さったりします。というわけでどちらかというと使われる側ですが、本当にそれ以外相手にはめったに何もしない(せいぜいピルルクのアナスタシアを妨害できるぐらい……?)ので、心配する必要は実際たいしてなさそうなのが救いですね。

 

オールスターだとZrやらARROW RAINやらいろいろ増えるのでそこそこ使いでがありますが、ライフバースト枠を1枚割いてまでやることか、と言われるとちょっとあやしいような気はします。……ちなみにオールスターリメンバはわりとZrデッキになりがちなので思いっきり刺さりますが、無理なく入れられて必要な時に出せるルリグはタマとタウィルぐらいしかいないと思うのでたぶん大丈夫……タマはともかくタウィルはただでさえシェムハザがつらいのにわりと大丈夫じゃない気もしますが、手札に持っておいてメンダコギロチンかなにかで捨てる、みたいな対策で一応回避できるのでがんばってください。

 

・聖魔 オセ

バーストのみ白悪魔。横のサキュが非限定で登場したことに謎の感慨を覚えるセレクターはいるかもしれないしいないかもしれません。残念ながらレベル2ですが。

 

ライフバーストが5枚中任意の3枚を手札というとんでもないリソースを産み出すので、キーセレクションでDr.デメニからめくるとかなり楽しくなれそうです。とはいえ2ターン目アタックフェイズに何も考えずに手札3枚増やしてもどこかで6枚超過する羽目になるだけなので、別途序盤に手札を消費する手段を用意するべきでしょう。タマ&ユキキーや鈴原るるあたりがちょうどいいでしょうか。オセ自身がライフに埋まっていても下の方でなければおおむね同じことなので、思ったよりは安定していそうな感じがします。下に置くのはヘケトとかでがんばりましょう。

 

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※10/12追加分

 

・紅将 トリスタン

バーストのみ武勇。……全色で出るんですかね、このバースト?

 

バーストの文面が全く同じなので上述のオセとやりたいことは全く同じです。あとは色の問題でどちらがいいかという話になりますが、白のほうが「デッキの一番下に置く」という手順に対して低レベル帯にサポートを用意できる(ディーヴァセレクションに多い「デッキの上から数枚見て1枚加えて残りをデッキ下」系統の効果を利用できる)、という一点において非常に優れているので、Dr.デメニでめくる用途でこちらをあえて使うなら相応に赤に行くだけの理由が必要になります。世紀末の爆走あたりで何かできればよさそうですが……。

 

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※10/13追加分

 

・蒼魔 ジャックフロスト

3体目ぐらいの全体凍結。こいつ自身はともかくだいぶ凍結のパワーレベルも上がってきましたね。

 

これまでレベル3シグニ(スリストとオリオン)からだった全体凍結がレベル2でできるようになる、というのが売り文句ですが、コストがエクシード3なので2ターン目に使うことはできません。ついでに言うと、そもそもどのフォーマットであれ2、3ターン目に全体凍結してやりたいことがそこまでなかったりする(これ自身の正面どうします……?)ので、ワッフルアイスでもノーマでもいいですが、こいつを起用するまでもなくたいてい別の適切な凍結シグニがいると思われます。

唯一ありうるのがラストナイトの常時能力との絡みで、他の全体凍結シグニと違ってリソース自体は消費しないという強みが存在するので、エクシードを他に使う気がなければ選択肢に一応入ります。……問題は防御手段を減らすよりカード1枚余分に引こうとするほうがデッキへの負担少なそうなところなんですよね……。

 

・羅星 デルフィヌス、羅石 アイオライト、羅植 オカトトキ

青シグニリソース3人衆。……全色ありそうですね、アイオライトのバースト。

 

デルフィヌスはアタックフェイズ開始時の条件付きドローですが、こういう能力の常として、来夢のミッドナイトの自動能力とはかなりの相性です。序盤はお膳立てしないと何もしない可能性が高いのでそれだけでは、という感じではありますが、デッキ下操作として起用しやすいヘケトがついでにトップ操作もできるので、ヘケトを使うつもりのときに一緒に起用しようという立ち位置になるでしょうか。そのまま加えずにカードを引くことで処理されているのでタピピとの相性もよいです。

 

アイオライトはこの文面について書くのは3回目なのでDr.デメニでめくろうという同じ話になりますが、ちょうど色が合っているので相方はこいつで確定かと言われると、キーセレリメンバは必ずしも青単ではないのでなんとも言い切れない部分があります。Dr.デメニが入る時点でコンテンポラ(黒)が入る可能性、かなり高くなりますからね……。今のところ可能性としてはアイオライト=オセ>トリスタンという感じですが、残りの色がどうなるかはわりとクラス次第なところがあります。英知(シンギュラで下に置ける)か迷宮(ブラノでサーチできる)だとけっこう楽になるんですけどね……。

 

オカトトキはエナが少ない時に無料エナチャージができますが、同時に相手もエナチャージできてしまうところが難しいところとなっています。とはいっても相手のリソースに触る手段が少なくエナもだいぶカツカツになる傾向にあるキーセレリメンバならレベル2で1エナチャージできる恩恵の方が強い可能性は十分にあるでしょう。もっともワッフルアイスが登場した今だともうそれで十分という気もしますが……。

一応相手のデッキを強制的に1枚減らすカードともとれるので、覚えておくとたまに役立つこともあるかもしれませんよ。

 

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※10/14追加分

 

・羅星 カプリコーン、幻水 カミツキガメ

緑。遊具であるウンテイの接頭語、ディーヴァセレクションとしては地味に長いですね。

 

カプリコーンは条件付きパワー強化ですが、その過程で1枚だけデッキ上下を操作できます。Dr.デメニを緑寄りにして使いたいときに5枚目以降のヘケトとして使うこともないではない……かもしれません。若干自分で書いててあやしげな感じはしてますが、いるということ自体は覚えておいて損はないでしょう。

 

カミツキガメは手札がだぶついているときにはエナに換え、エナがだぶついているときには2枚引けるという、潤滑油としてはなかなか器用な感じの能力をしています。とはいえそれだけのために緑シグニをわざわざ起用するかと言われると微妙なラインではあるので、キーセレクションで水天二碧など緑を足したい場合の緑エナ要員として採用するのがちょうどいいでしょうか。ついでにバースト持ち水獣なので、エルドラ//メモリアとオワンクラゲでぶん回したい場合もどうぞ。

 

・翠天 ハヌマーン

バーストのみ天使。……これで同テキストが4体目なので書くことなくなってきましたが、残った黒はたぶん古代兵器だろうな、という予想だけしておきましょう。

 

Dr.デメニでめくる……と書くのももう4回目になりますが、カプリコーンが一応出たので多少は緑を使うことにも優位性があります。現状はアイオライト=オセ>ハヌマーン>トリスタンといったところでしょうか。

 

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※10/15追加分

 

・凶将 カラサワ

黒武勇。横のJヨシツキはもともと同条件で2000→5000のフォールンデヒュミディフィアだったわけですが、素のパワーも増加幅も向上しているのが時の流れを感じますね。バーストつきになったとはいえ普通に強力な部類のバーストですし。

 

オールスターで序盤からバニッシュを狙う意味はあまりないのでキーセレクションの話になりますが、自動能力の-5000は序盤でないとなかなか通用しづらく(一応ザ・ロウと合わせればギリギリいけなくもないですが)、使うなら序盤から積極的に使えるエクシード1の支払いを用意するのが前提となります。具体的に言うとハナレキーと紡ぐ鍵とピルルクキーのどれか、ということになるでしょう。どれにしても防御手段をある程度犠牲にしているので必然的に短期決戦を志向することになるので、ガブリエルトやらコンテンポラやらでなんとかねじ込んでいきましょう。

 

……だったら白使ってさんばかでも揃えにいくだとか黒でもセイラ使えばリソース消費も少なくて丸いのでは?という疑問が頭をよぎりましたが、気にしないことにしておきましょう……。

 

・ツヴァイ=ヴァイアル、幻黒竜 ティラノ

毒牙と龍獣。……ヴァイアルはバースト5枚から3枚取得組最後の一人ですが、他が「ディーヴァセレクションで最大勢力でないにしてもシナジーがある程度多いクラス」になっているので、そもそも数があまり多くない毒牙になっているのはちょっと意外な感じですね。

 

前述の通りツヴァイ=ヴァイアルは今弾いつものバーストの最後の一人で、書くこともいつもの通りDr.デメニでめくるということになります。古代兵器のほうが実際よかった(一応ネフティスが存在するので下に積めます)んですが、Dr.デメニとの相性がトップクラスのコンテンポラと色が一致しているので、どのぐらい黒に寄せるかによっては起用の芽がないわけではないです。だいたい

アイオライト=オセ>ヴァイアル>ハヌマーン>トリスタン

ぐらいの優先度になるでしょうか。……サポートの数の関係で実はオセとヴァイアルの間にはそこそこ高い壁があることを書き添えておきます。

 

ティラノはライズでない非限定シグニとしては単体で下に置けるカードの数がトップクラスなので、それを使って何かをしていく……具体的にはキーセレクションでザ・ロウの下敷きやB・オブザデッドの自動能力(ティラノ1体いればあと1枚です)を狙っていくといいでしょう。単体でも-8000を出す条件は2エナ以外はそこまで難しくないので、それなりのアタッカーとしては運用できます。

 

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※10/17追加

 

・翠美姫 アン//メモリア

アン。緑単色ですが白コストを要求します。……リメンバは別に青コストで凍結する能力は持っていなかったことを考えると、開発側では本当にリメンバの主能力は凍結というより相手ルリグの妨害、という位置づけになっているのかもしれません。まあどう考えても最初の星占の時点でピルルクΩを妨害するために刷られてますもんね……。

 

自動能力は要するに何かの効果でエナが減った場合の補填ということになりますが、単にエナゾーン落としの対策かと言われるとそれだけではなく、誰の効果でもいいですし行き先もトラッシュでなくていいので、自分でエナゾーンのカードを手札に回収したり場に出したりした場合でも問題なく利用できます。ただの対策だとさすがにちょっと物足りないので、使うならそのあたりを積極的に使っていくといいでしょう。

修築やカマプアアなどの「使用時のコストとしては扱われていないが、実質的にコストとしてトラッシュに置いている」場合でもいいので、そのあたりの抜け道を探してみるのもいいかもしれません。

「効果によってエナの支払いを要求されて支払った場合」にどうなるかが不明瞭ですが、そこは後で確認したほうがいいでしょうか。

 

出現時能力は白コスト要求に見合った自身への耐性付与で、パワー14000になることを考えるとレベル2以下ではなかなか処理できるものではないので、おおむねシグニに対する強めの耐性として機能します。

……ただ、自動能力的にも場にとどまれたほうがエナゾーン落とし対策として機能させやすいのはそうなんですが、「そのために1エナを支払ってしまっている」ということを考えるとなんだか本末転倒という感じはなくもないです。地味にパワー15000シグニの処理に使えないのもちょっとかゆいところに手が届かなくてなんともいえない雰囲気があります。なまじ自分のターンにも適用される関係でヘルボロスやアークエナジェ(無色のほう)に対して強く出られる分よけいに。

そうはいっても別にあって困る能力というわけではないので、白エナが余ったら使ってうれしいこともあるおまけ、ぐらいに考えるのがちょうどいいのかもしれません。相手ターンに自動能力を積極的に使えればだいぶうれしくなるので、そのあたりをさがしてみるのもいいでしょうか。

 

キーセレクションだと双方のターンでエナゾーン回収できるオワンクラゲが一番相性がいいといえるでしょうか。アンの方が水獣ではないのはなんともいえないところですが、場に出てるならあんまり関係ないですし、ついでにエナ落とし対策もできると思えばそれなりかもしれません。出現時能力はそういうデッキの場合白が払えないと思うので忘れましょう。同弾で出たエルドラ//メモリアがライバルです。

オールスターだと純粋にエナゾーン落とし対策兼盤面維持役としての採用になると思いますが、それでも自動能力を積極的に使うための手段は一応考えておきたいところです。上でちらっと触れた「効果によってエナの支払いを要求されて支払った場合」がどうなるかで使いやすさがかなり違ってくるので、まずはそこを確認するところからでしょうか。ちなみに無垢なる宝剣は追加コストに相当するのでダメです。

なお、自動能力はあくまでエナを減らさない能力であって増やす能力ではない(複数立てれば一応増えはします)ので、リソース要員として考えるのはやめたほうがいいと思います。そういう場合は素直にワッフルアイスでも使っておきましょう。

 

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※10/18追加分

 

・弍ノ遊 アイヤイ//メモリア

アイヤイ。……たぶんオールスターアイヤイでスイングライドのコストとして重宝されそうな気がするんですが、自分で自分を酷使する構図はなんともいえないものがありますね……。まあそれを言ったらサシェとかも出現時使った後はマーズのコストになるんだろうなとは思いますが……レゾナ組の業ですね。ララルーとソウイはある意味助かった可能性あります

 

起動能力でエナゾーンから任意のシグニを出せますが、自身をダウンするので単に使うだけだと結局リムーブするはめになり、微妙に対象が狭いだけのトラッシュ回収みたいな感じで終わってしまうので、使うならそのあたりをうまくカバーすることができるかどうか、ということになります。一番手っ取り早いのはライズを引っ張ってきてその下敷きにすることなので、そこからいい感じの動きを考えてみるのがいいでしょうか。ひとまずザ・ロウとタマモゼンとトリアイナとアンナ・ミラージュの四択になります。

……さすがにオールスターでそんなことしても仕方がないと思うので、キーセレクションで使うことを模索したほうがいいです。(一応エナゾーンで浮きやすいザ・ロウとかコスモウスを持ってきやすくはありますが……)

 

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※10/20追加分

 

・幻蟲 ミュウ//メモリア

ミュウ。ミュウの場合は「類似したシナジー(凶蟲、相手側へのチャーム)が現行のディーヴァセレクション内に存在しない」というけっこう面倒な前提があったんですが、下のカードもしくは付いているカードとしてまとめて参照することでなんとかごまかした感があります。

 

起動能力はトラッシュ回収ですが、別途下に何か置いてあったり何か付いているシグニがいなければたいしたものは回収できません。レベル2以下の黒シグニで1エナ払って1体ダウンしてまでほしいシグニはそんなにいないので、使うなら条件を満たすことを考える必要があります。黒シグニ全体であれば回収したい対象はそれなりにいるはずです。

なお、相手にたまたまライズなりアクセなりがいた場合でも条件を満たせますが、さすがにそれをあてにするべきではないです。自分で満たしていきましょう。

 

オールスターだとそこまでして強く黒に寄せることのメリットがさほどないので、基本的にはキーセレクションで使うことを考えることになります。条件と上記のアイヤイ同様自身がダウンすることを考え合わせると相性がいいのは黒のライズシグニであるザ・ロウ(アンナ・ミラージュもいますが、単体でわざわざ回収するほどでは……)なわけですが、かといってザ・ロウだけでなんとかしようとすると横にザ・ロウがいないのでザ・ロウを回収できない、という歯がゆい状況になることは容易に想像できるので、他にも条件を満たせるようなシグニを用意するべきでしょう。幸い青だと手ごろな条件達成役としてワッフルアイスを起用できるので、そこを基軸に組み立てていくといいでしょうか。

ワッフルアイス→アイスパフィ(これでワッフルアイスの下敷きができる)→ミュウ//メモリア→ザ・ロウ→ザ・ロウで回収した何かみたいなきれいなムーブができたりしますが、さて……?

 

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※10/24追加分

 

・コードアンシエンツ イオナ//メモリア、ワンス・サルベージ

イオナと(明記されてないですが)その補助用スペル。……そういえば、SR古代兵器の称号(?)はもともとRとかCと同じ「コードアンチ」で「コードアンシエンツ」はレベル5古代兵器のみだったんですが、ディーヴァセレクションのパルテノ以降は単なるSR古代兵器もコードアンシエンツになっています。次にレベル5古代兵器が出た時はアンシエンツよりすごい名前になってたりするんでしょうか。

 

イオナ//メモリアは軽めの条件を満たせば2エナで1打点というなんだかキーセレクションのレベル4限定シグニっぽい性能をしており、やはり使うならキーセレクション、ということになるでしょう。コストに黒黒を払うこと(青と黒以外のカードを入れるのはほぼ無理)も考慮するとキーセレクションで条件のために自身をトラッシュから場に出すのは案外手間なのが気になりますが、最悪プランクトンでも持ち出してくればなんとかなる範囲ではあります。そのためだけにプランクトンを持ち出すのはあまりやりたくないというのはおいといて。一応自分で+修正を付与する系のシグニはわりと多いので、何もしなくても案外普通に打点を取れる可能性はあります。

また、注釈にしれっと書いてありますが常時能力はおそらく初の「相手のアタックの順序に干渉する能力」なので、それを使って何かできる場合はあるかもしれません。クイン(青いほう)と合わせてみるとか。

 

ワンス・サルベージは一応イオナ//メモリアの出現時の補助としてデザインされていると思われますが、黒系としては珍しくトラッシュから場に出す対象に一切の制限がなく、イオナ//メモリアのことを考慮しなくても特定のシグニへのアクセス手段として単体で非常に優れたスペルになっています。スペルであること自体のリスクは当然ありますが、どのフォーマットであれ黒を使う気があるなら常に考慮に入るぐらいの立ち位置といえるでしょう。このスペル自体のポテンシャルを活かしたいならAPEXキーで対戦相手のターンに使うとかなりなんでもできるので、その方向で検討してみるといいかもしれません。

 

・幻水姫 シィラ

たぶん最後の1枚のシィラ。……シィラ、出た当初は別になんてことなかったはずなんですけどねぇ……。TCGの常という感じではあります。

 

能力を総合すると手札補充と防御系の能力というアークゲイン(レベル3)と同系統の能力で、防御性能としてはアークゲインではカバーできないアサシン複数体のような状況に対して対応できますが、自身に耐性が特にないので場を空けられやすいという感じになっています。実際のところアークゲインの方がカバーできる範囲は広そう(両方並べるとかなりいい感じに守れそうですがディーヴァセレクション以外だとさすがにそんな枠はなさそうです)なので、アークゲインより強化されている手札補充のほうをどう考えるか、ということになるでしょう。

ということでまず1つめの自動能力ですが、WIXOSSというゲームにおいて毎ターン普通に殴り合っている場合にライフクロスの数が同数になることはほぼないと言っていいはずなので、カードを引きたいならこちらから積極的にライフクロスの枚数を操作するか、互いに0になっている可能性が高い最終盤に期待するかのどちらかになります。とはいえどこまでお膳立てしてもカードが1枚引けるというだけですし、最終盤のアタックフェイズ開始時に1枚引けても若干タイミングが遅い感が否めず、正直あまり期待すべき能力ではないような気がします。

出現時能力についてはアークゲインのそれにあったシグニであるという制限がなくなっており、スペルを引っ張ってくることが可能になっています(ついでに公開する必要もなくなっています)。メインフェイズにスペルを手軽に探しにいけるシグニはこれとPロマピとBランケットだけで、他2体と比べると何も手札に加えられない完全な外れが発生しない分優れている(Pロマピは2枚手札が増える可能性があるので一概にはいえませんが)といえます。

 

結論としては引いてきたいスペルがある場合使うかも、という感じの立ち位置になると思われます。キーセレクションだと白青にしやすいAPEXキー系には向いているはずですが、白スペルとしてはゲット・リメンバーの有用性が高い都合上リメンバ//メモリアとレベル3バースト枠が被っていることが足枷になりそうではあるので、そのへんの兼ね合いは考慮する必要があるでしょう。とはいえゲット・リメンバーを絶対に入れなければいけないということもない(APEXに白入れたい理由はゲット・アヴァロンでしょうし)ので、十分に可能性はあると思います。自動能力はたまに役に立ったらいいですね。

オールスターだとアーク・オーダーやら烈情の割裂やらの使いたい相手に1回使いたい系のスペルを探してくるのには便利です。ワッフルアイスとレベル3バースト枠が被っているのはまあなんとかなる(入れるなら1枚でしょうし)と思うので、そのへんのスペルが使いたい場合はドロー役として使うのもいいでしょう。自動能力はどっちも頼れる場面ほぼないと思うので忘れていいです。