remember me!

だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

DIVISIONS DIVAとリメンバ 解放派編

※12/2:タイトル間違えてたので修正しました(DIVISION DIVA→DIVISIONS DIVA)。すみません。

 

ブルアカ交流会やら夢限少女杯予選やらにかまけていたらあっという間に新弾が近づいてきました。というわけで今回もカード公開を見ていきましょう。

 

今弾のカードは

解放派:青赤

闘争派:緑黒 ※12/7記事作成

防衛派:白青 ※12/13記事作成

の3派閥に分かれているので、記事についてもそれベースで分けることにします。

それ以外のカードについては

アシストリメンバ ※12/13記事作成

アシストルリグ ※12/15記事作成

その他 ※12/15記事作成

という感じになるでしょうか。……今弾はリメンバがセンターだと基本的に採用することができないアシストルリグとしてのリメンバが含まれていますが、このブログの主旨的に書かないのもどうかと思うのでちゃんと書くつもりです。

 

なお、防衛派以外の2派閥にはリメンバが属するところの白が含まれておらず、防衛派にしてもメインギミックがルリグデッキからのサポート前提であるゲートだったりするので運用するのが現実的ではないカードが多々含まれている可能性が高い……というより現時点の公開分でもわりとその傾向にあります。さすがに運用できなそうなものについてはまとめて書くことが多くなりそうなのでそのへんはご容赦ください。

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで起用するならどうするか、という話をしており、他のルリグで起用する場合を考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

3. 一度書いた文章については明確な誤りがあった場合や文意がわからない文章になっている場合は適宜修正するつもりですが、「書いた後に他のカードの公開などで評価が変わった」場合については基本的に文章の差し替えは行いません。あくまでファーストインプレッションを書いた記事としてご覧ください。

 

 

・リベレーターズフォース

さっそくドリームチームピースからいきましょう。ライフを直接割るピースもだんだん増えてきましたね。

 

ライフクラッシュを入れるためには解放派シグニを採用する必要があり、それ自体は序盤に使うことにこだわらなければミュウ//メモリア(羅星姫)などで引っ張ってくるすべを確保しつつレベル1を1種4枚、ぐらいでも十分可能なはずですが、解放派のギミックは「解放派シグニの下に置かれていると能力を付与できるレベル1シグニ」と「解放派シグニを下に置くことができる能力(もしくはライズ条件)を持つレベル2・レベル3シグニ」で成り立っており、最小限で済まそうとすると場に立っている以上のことは何もしないシグニを採用することになりそこそこデッキが歪みそうではあります。1エナ3ドロー+手札1枚でライフクラッシュ自体は非常に強力なので、そこまでする価値は十分あるものとは思いますが……。

とは言ったもののルリグに付与されるエクシード4を使うと事実上ゲーム中1回とはいえレベル1だけでギミックを機能させることが可能であり、そこまで考慮すれば見た目ほどの負担には案外ならないかもしれません。思ったよりは解放派の採用に幅が出せそうでしょうか。

 

・紅将姫 シモン・バール//THE DOOR、幻水姫 フクロウナギ//THE DOOR

コスト支払いのシンボル数が6つなのはたぶんWIXOSS全体を通しても最大*1だと思いますが、コイン×5に加えて無色エナも要求する、というのに何か納得いかないのは私だけでしょうか……?

 

解放派センタールリグではなくコインも持たない場合はほぼほぼ解放派シグニを下に置くことだけできるシグニということになりますが、解放派のギミックは構成上「1人2役以上ができる」ことが強みであるはずで、下に置くシグニの能力を機能させるために下に置く以外なにもしないレベル3シグニを採用する、というのはかなり本末転倒感があります。さすがにセンターリメンバで採用するのは無理がありすぎるので、活躍させたいのであればおとなしくリルやエルドラに頼みましょう。

 

・コードオーダー メル//THE DOOR、羅輝石 花代//THE DOOR

パワーが13000であるライズシグニは最初のほうのアンナミラージュノブナガH2O以降は全く出ていなかったので実に2年ぶりの追加になります。ライズシグニは他にもいろいろありますが結局ある程度使われているのは先の3人だけであり、13000ラインであることはやはりひとつのステータスということなんでしょうね。

 

メル//THE DOORは13000ライン+除去耐性+リソース落としということでH2Oに近い性質がありますが、

・除去耐性は性質上自身が場に残らず、追加で2エナの支払いも要求される

・単体では自身のリソースを増やす選択肢を取れない

ということであちらと比べるとどうしても扱いやすさという点では見劣りするでしょうか。

ただ、メル//THE DOOR側にも利点として

・除去耐性は自分のターンにも有効

・稼働させるためにアタックする必要がない

解放派のギミックにより実際にできることが見た目より広い

というものは間違いなくありますし、そもそも射程に捉えているものも手札とエナで微妙に異なるわけなので、原子入れてH2Oでいいじゃん、という話には必ずしもなりません。なんだかんだ今も白の定番であるリメンバ//メモリアと方向性が揃っているわけですし、解放派を採用する際の候補としては十分でしょう。

 

花代//THE DOORはデストロに近い除去能力がありますが、解放派に白がいない関係上盤面に下にシグニが置かれたシグニを3人並べるというのは現実味が薄く、さすがに-3000までいかないと単体では他に何もしない可能性がだいぶ高くなるので、上のシモン・バールなどと同じ理由で採用するには無理があると思われます。

 

・幻竜 遊月//THE DOOR、羅星 サシェ//THE DOOR、幻蟲 アロス・ピルルク//THE DOOR、幻獣 緑子//THE DOOR

解放派レベル1シグニを4人分ざっくりいきます。青い緑子という絵面は何かもやもや感がありますがキーセレクションでなぜか緑じゃなくて翠だったことを考えると遅れてきただけでそれ自体は順当と言えなくもないかも……しれません……?

 

遊月//THE DOORはカードを自身の下に置く機会はリベレーターフォースぐらいしかないことを考えると+4000は基本的に横依存であり、特に序盤だと機能しないものと思った方がいいでしょう。本領は下に置かれているときの非センター色のエナ落としということになりますが、相手によっては何もしないとはいえ何かのついででできる能力としてはかなり破格なので選択肢としてあるとありがたい機会は多くなるものと思います。ライフバースト持ちなので枠も取りやすいでしょう。

 

サシェ//THE DOORは解放派用のバクチク//ディソナという感じ……というかそのものであり、本格的に解放派を運用するならまずはこれ、という立ち位置になりそうです。下に置かれているときの能力も3000以下バニッシュと昨今だとけっこう機能しやすいので序盤の打点の主軸に据えるのには十分なポテンシャルがあります。

 

アロス・ピルルク//THE DOORは解放派用のイシガメ//ディソナという感じですがディソナと異なり解放派に白がない関係で捨てるための解放派を確保することが難しく、そちらの面での活躍を期待するのはさすがに難しそうです。

下に置かれているときの能力は花岡ユズの絆能力と同等で捨てるカードに制限のない強力なものであり、下に置く方法と十分な枚数の手札さえ確保できればなかなか魅力的で、解放派内での手札の確保はそこまでできないとはいえ解放派関連はリベレーターズフォースとこれだけにして要所でライフクラッシュ+ランダムハンデス×2を狙うという運用も悪い話ではないでしょうか。幸いライフバースト持ちなので枠は確保しやすく、効果としてもハンデスなので裏目も最低限ですみます。

 

緑子//THE DOORは解放派用の室笠アカネという趣ですが、センターが白だとデッキに入れられる解放派は20枚ぐらいが限界であり、限界まで入れたとしても使うために入れているカードが大半を占めるはずなのでそれを捨てて別のカードにつなげるのはちょっとちぐはぐ感が拭えず、出現時能力が意味を持つ場面はあまり多くなさそうです。

下に置かれているときの能力は1ドローでありあればありがたいのは間違いないですがわざわざ解放派に枠を割いてまで使いたい能力かと言われるとちょっとあやしい気もするので、積極的に採用する、というよりは枠調整目的で1枚ぐらい入れて能力はたまに役立てばうれしいね、という感じの運用になるでしょうか。

 

・幻怪 ドーナ//THE DOOR、解放の弾丸

ドーナはこれで//ディソナと//フェゾーネと//THE DOORのすべてにシグニ版が存在することになりますが、基本的にルリグとして出ている弾でシグニとしては登場しないこともあってオールスター初出組でそれに該当しうるルリグは実はけっこう希少です*2。次次弾で追加されるディソナとフェゾーネの面子にもよりますが、他はたぶんあーやぐらいなんじゃないでしょうか。

 

ドーナ//THE DOORはレベル2から8000以下バニッシュが飛ばせるというだけでも強力であり、ついでにエナがあればレベル1解放派を下に置いてもう1手分作れるというややオーバースペック気味なシグニです。といっても相応の消費は伴うので解放派のレベル1青の2人とはちょっと噛み合いにくいですが、追加のリソースを要求されずに相手に干渉できる赤の2人と合わせればかなり強く使うことができるでしょう。

コスト消費のほかにも「下に置くためには下に置くシグニを探し当てておく必要がある」という点には注意が必要なものの、「後攻1ターン目にサシェ//THE DOORで1点→2ターン目にドーナ//THE DOORで8000以下バニッシュを入れつつサシェ//THE DOORを下に置いて2点」という流れは一種の美しさすら感じるのでできれば狙ってみたいものではあります。

 

解放の弾丸はアサシン付与ですが、条件を整えるのにもそれなりの消費なり噛み合いなりが必要なことを考えるとそこから2エナと手札1枚(このスペル自身)を払ってアサシン付与というのはいくらなんでも割に合っておらず、このスペルを解放派として数えることができないこともあって採用するのはさすがにハードルが高すぎます。これとサーバント#以外全部解放派、とかであればなくはないとは思いますが……。

 

・幻蟲 ミュウ//THE DOOR、INSPIRATION

現時点で公開されている解放派のカードはこれで最後ですが、セット全体の構成を考えるとこの枚数では99種に届かなさそうな気がするので、もう1、2枚ぐらい実はあるかもしれませんね。

 

ミュウ//THE DOORは-2000を振ることができますが、さすがにレベル25000から出す打点としては頼りにならなすぎるので、基本的には出現時でレベル1解放派を下に置いてこそ、ということになります。ただ、打点を意識するならサシェ//THE DOORを下に置いて実質的なランスロットとして機能させることになりますが、5000以下バニッシュ自体は当のサシェ//THE DOOR本人でもできるわけなので、伊落マリーなどのレベル1シャドウを回避できるという差別化点こそあれお膳立ての手間を考えるとちょっと割に合っていないでしょうか。機能させるには自身と下に置きたいレベル1の両方を引く必要があり、解放派をあまり入れられない白センターで運用するにはさすがに厳しそうではあります。

 

INSPIRATIONは手札の補充というよりは狙ったシグニを下に置くためのスペルというほうが近そうですが、このスペル自身は解放派ではないことを考えるとさすがに入れる枠がなさそうです。今のところ赤シグニの方が運用としてはしやすそうですしね。

*1:同数だとホークとかがいます

*2:ディーヴァセレクション初出組だとディソナ以降のアシストルリグがすべてオールスター初出組である関係でそこそこ候補がいます