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だいたいリメンバ(WIXOSS)のことしか書いてないブログ

LEGENDARY DIVAとリメンバ その他編

新弾記事の続きの続きの続きの続き。何にも属していないカードについてです。

 

LEGENDARY DIVA新弾記事リンク:

ルリグデッキ編

ディソナ編

フェゾーネ編

THE DOOR編

・その他編(この記事)

 

注意書き:

1. 基本的にオールスター、キーセレクション、ディーヴァセレクションのリメンバデッキで起用するならどうするか、という話をしており、他のルリグで起用する場合を考慮していません。

2. 文中に特にことわりがなければディーヴァセレクションについて書いています。

3. 一度書いた文章については明確な誤りがあった場合や文意がわからない文章になっている場合は適宜修正するつもりですが、「書いた後に他のカードの公開などで評価が変わった」場合については基本的に文章の差し替えは行いません。あくまでファーストインプレッションを書いた記事としてご覧ください。

 

 

・轟砲 ヘビーマシンガン

今弾、チーム系SRが2枚だけあったりTHE DOOR系3枚とヨブニグラで多色カードが4枚あったりでけっこうSR枠が混沌としています。次は10周年記念で懐古寄りになるのでいったんDIVA総まとめのお祭りという感じですね。

 

ライフ3枚以上のときの7000以下バニッシュはノーコストなのは優秀とはいえ8000が範囲外であることはけっこう祟りがちで、レベル18000かレベル28000がいると完全に回避できる盤面は案外作られてしまいます。先攻3ターン目だとさすがに1点は取れるにしても基本的に対象に取れるのは一番手薄な部分になる以上少し盤面が堅くなると不都合が起きやすく、3点取りたいケース*1で足枷になることはままありそうに見えます。

というわけでやはり本命はライフ2枚以下のときの12000以下バニッシュであり、こちらについては13000以上をどうにもできないこと以外は間違いなく優秀であるでしょう。ただ、「ライフ2枚以下」という条件は積極的に点を取ってこない相手だと思ったより満たしづらく、「除去ではないライフバーストによってライフが3枚残ってしまった場合、返しのターンでの点要求に困る」という事態も白センターである以上わりと容易に起こりうるので、適当に赤要素を交えつつポンと採用というわけにもいかずある程度デッキを合わせることは求められるでしょう。そもそも「ライフ2枚以下のときに特に耐性のないレベル310000を立てる」こと自体がけっこう前のめりなので、少なくともある程度早めにゲームを畳むことを志向する必要はあるはずです。

 

・幻獣神 グリズリ

30000という数字を参照するシグニは単体なり全体なりで時々出てきますが、こういうパワーの数値参照の最大はフラミーの常時能力の50000になるでしょうか。フラミーは10弾(2015年)のカードなので、これもけっこう長い記録ですね。

 

1体ダウンするだけで30000に到達することは現状だとさすがにできないはずなので、起用するのであればレベル3を誰かダウンすることで20000に到達して8000以下バニッシュとしてみることになるでしょう。ダウンしたシグニをそのままリムーブしてしまうと消費が発生する都合他にいい選択肢がさすがにありそうなので、3点取る気のないデッキでリメンバ//メモリア(白)あたりを適当にダウンして1点取りにいくか、マンドラゴラあたりを駆使していい感じに使い切るかのどちらかは考える必要があります。

……手間に見合っているかは少々あやしい気もしますが、低コストで容易にパワー20000を超えることができる打点役であることは間違いないのでマキナバインドあたりをどうにかしたい場合は有力な選択肢になるでしょうか。

 

・凶将姫 ソウソウ

三国志モチーフ系のシグニは武勇クラス初登場時点(2016年)から存在していましたが、いわゆる三国の君主がモチーフのものは実はこれが初となります。日本の戦国時代モチーフは最初から信長いたのに……。

 

トラッシュに同名のカードがある、という条件はそれなりにリフレッシュを目指していて4枚採用されているカードであるなら非現実的というほどでもないと思いますが、そうでない場合は相手が意識的に回避できるケースも少なからずあり、イノセントバトルあたりが飛んでくれば結局取れずじまいにはなるので、黒エナ2つを要求していることもあってバニッシュに関してはいまいち信頼しきれないぐらいにおさまるでしょうか。

とはいえレベル3ライフバースト持ちかつ他の条件を要求しないアタック時4枚落とし、というだけで手頃な枠からリフレッシュ目指してもう一押し、という立ち位置としては十分ですし、バニッシュがちょっと信頼しづらいと言っても全くチャンスがないということもあまりないはずなので、活躍する機会はきっと見つけられるでしょう。ただ才のみ、というあなたの目にもきっと留まると思いますよ(?)

 

・小装 カマカマ、幻獣 ラバピカ、蒼魔 ムルムルン、翠天 ヴィーザル、羅原 Pb

各色Cはまとめていきましょう。……グリズリといいソウソウといいカマカマといい、最近は韻を踏むのがはやりなんでしょうか……?

 

カマカマはダウンを伴うとはいえ単体で10000までいけるレベル1は防御面でかなり優秀であり、ライフバーストがあまり多数採用したくないガード付与系なのが足を引っ張ってはいますが、ここ一番で点はほどほどでいいから盤面で踏みとどまりたい、というときにいてよかったということは何かとありそうに思います。

ちなみにレベル1バースト持ちアームとしてはコギツネマルに続いてようやっと2枚目です。アーム系デッキだとウェポンを交えて積極的に点を取りにいくことになりやすいのであちらとどっちがいいかは比較対象がバーストになぜか1エナかかるうえにいまいち能力に信用をおきにくいコギツネマルであっても思ったより難しいですが、横に耐性があればコギツネマルの能力の信頼度もいくぶん上昇するわけなのでむしろ組ませたほうがいいのかもしれません。

 

ラバピカはアノウズあたりに近い+5000付与であり、ターン終了時までなのでそれこそ地獣系で組めないとそこまでという感はありますが、バーストがドロー系としては強めなので赤要素がそこそこあるデッキの赤カウントとして採用することはなくもないでしょうか。……カウントだけならトリスタンでよくない?と言われると何も言い返せないところではありますが……。

 

ムルムルンはアメーバとワイトを足して2で割ったぐらいの能力であり、リソース調整兼弱めのハンデス対策という感じの立ち位置になります。ハンデス対策を重視するならそれこそアメーバでいいので、手札の消費が激しすぎるデッキになったときにアメーバの役回りもそれなりにこなせて便利、という感じでいけるといいですね。

なお、「捨てることで他の条件なしにドローを発生させることができる」というのは案外貴重な能力なので、オールスターでグレホザメあたりと組ませることを考慮できなくもないです。ルリマツリ+サメカンユのほうがアタックフェイズのドローが自由になる(ついでにキーセレクションでも実現できる)ぶん楽な気はしますが、こういうのはとりあえずネタを出しておくことが大事なので頭の片隅にぐらいは……。

 

ヴィーザルはアタックを放棄してエナチャージする能力で、1エナあればもう少し何かできるのに、ということは往々にしてあるので、コンスタントに3点取りに行くようなデッキでなければレベル1からエナの負担を緩和する役回りとしてそこそこ期待できます。防御能力は皆無ですが、バーストでも防御しつつちゃんとエナチャージしてくれるのでそれでよしということにしておきましょう。

一応天使なので、序盤にやることがなくなりがちな赤要素の薄い天使デッキだと元手が2エナ必要なカマプアアより安定したエナチャージ役として活躍が見込めなくもなさそうです。現代ディーヴァセレクションでそういうデッキが成立するかはちょっと微妙なラインではありますが……。

 

Pbはカゴメカに近い場出し能力であり、自前でトラッシュを増やせないぶんレベル3であれば出せるシグニに制限はありません。手札が潤沢なデッキでエナに負担をかけずにレベル3を水増しする役回りとしてはうってつけ*2なので、採用したくなる機会はなかなか多そうです。

 

・紡ぐ者//メモリア

今弾初登場の3色シグニ*3のある意味逆をいく「能力で色を得ている無色シグニ」です。そういえば今弾にいるゼウシアスももとをただせばそう*4でしたね。

 

チームメンバーによって守れる範囲と除去できる範囲が変動するシグニであり、シャドウにしても2エナでバニッシュにしても性能そのものとしては強力なのは間違いないので、採用するかどうかは各色のシグニに対してどちらであるのがよいのかという話になります。

現状センターリメンバは白しかないのでそこに関してはシャドウで確定として、そもそもシャドウ自体に意味がないケースが多い対緑、除去が飛んでくることが多くなくハンデスが多い関係上きちんと点を取りに行けることが重要になりやすい対青に関しては基本的に除去であるほうがよさそうですが、赤と黒に関しては攻守どちらを重視するか、他の打点役や防御役は誰か、という要素でどちらがよいか変動することになるでしょう。

いずれにしても色という大雑把なくくりで方向性を決めている性質上裏目はどうしてもきつくなるので、攻撃にしても防御にしても主軸に据えるというよりはカバーしきれていない(具体的な)相手への対抗策として適切そうなら少数、という感じの採用にはなりそうです。

 

なお、記述的に色を得る常時能力は場でのみ適用されるので、それ以外の領域では無色として扱われます。エナゾーンで色エナの支払いに充てたり、カオス!chaos!混沌!でトラッシュから回収したりはできないので注意しましょう。

 

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*1:ライフ2枚以下のときに赤エナを要求されることを考えると、採用する場合は多かれ少なかれそういうのを目指すデッキにはなるはずです

*2:「手札はわりと潤沢」かつ「サデスタルにかなり依存しているのでレベル3の水増しが大事」な狂奏リメンバにおけるカゴメカは黒1エナかかる点がネックになりがちだったので、ちょっと条件があるとはいえ手札だけでいけるのは非常に優秀です

*3:すべてチーム用なのでこのブログでは触れてません

*4:22弾(2018年)のリワトのレベル5シグニとしてが初登場です