新弾のカードの話してたら6記事に合計55枚という妙なボリュームになってしまったので、目次用の記事をここで作っておきます。全部非限定って怖いですね。
……各記事の頭もけっこうごちゃごちゃしてますが、そこは気が向いたら整理します。
公式放送編(ヘルボロス、リルVSカニキー、早瀬走、健屋花那)
メインデッキ編(シグニ、スペル)
・その1
・その2
・その3
ルリグデッキ編(アーツ、キー)
・その1
・その2
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……ただリンク貼るだけの記事、というのもアレなのでおまけ的にPRカードについても書いておきましょう。
特に言及がなければキーセレクションの話です。
※5/24:炎魔の冥土 アイリを追加。さすがにこれで追加は最後でしょう。……たぶん。
・大装 ネメシス(カードゲーマーvol.51付録)
(画像元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?card=card_detail&card_no=PR-K076)
とりあえずちょっと前のコラボカードから。といっても3月末なのでだいぶ古い気はしますが、このご時世だとそこから今までの期間は誤差みたいなものだから、ということでひとつ。……本当に1回もWIXOSSやってないので、あんまり冗談じゃないですね……。
自動能力はバニッシュ時バニッシュで、黒エナは自分自身で支払えるので、単純にこれだけで「アタックフェイズに飛んでくるバニッシュ」をある程度牽制できます。条件がかなり緩いので、旧ハナレキーで追加打点を取りにいったり、面埋め系防御のアタック時系に弱い部分を補ったりと活かす手段はかなり多そうです。
起動能力は横のシグニの強化で、素のパワーがある程度あればどんなシグニでもとりあえず打点を取れるようにしてくれます。色を問わないパワー修正も直接的なアタック時能力付与もキーセレクションだと非常に画期的で、もともと打点力以外の部分が強力なシグニに付与することで、パワー増加で耐性を引き上げたうえでかなり対処しにくい打点を作ることが可能です。一番わかりやすくて安定していそうなのはプロテインですが、ほかにもサポートできるシグニはたくさんいると思いますので、いろいろ試してみるのがよいかと思います。
起動能力が唯一無二といっていい効果なので基本的にはそれ目当てで使用することになると思いますが、自動能力だけでもそこそこ取り回しがよく、まだ起動能力の出番でないときでもあまり邪魔にならないのがセールスポイントです。エナの量と色の問題はありますが、今弾でエナチャージ要員の選択肢もかなり増えるので、デッキを壊さない程度にまとめることは十分に可能でしょう。ちょうど相性のいいプロテインが緑です。
・紡ぐ鍵(ウィクロスカード大全K-IV+6th History付録)
山口プロデューサー、イラストレーターのアカバネ先生、初代世界大会覇者のmaster氏による対談はここだけでしか聞けない蔵出し情報が続出! 『ウィクロス』開発初期のエピソードも語っていただきました!
— カードゲーマー編集部 (@cardgamer_hj) 2020年5月20日
本誌限定PRカード《紡ぐ鍵》も要チェックです! pic.twitter.com/xixN0qBmbE
紡ぐ者キーというか紡ぐ鍵。能力はどちらも当人のそれですが、合わせるのが色でなくレベルという微妙に英知の香りがするものになっています。紡ぐママ……紡ぐリメンバ……紡ぐエマ……?(心の一句)
かなり英知感があるのにもったいない話ではありますが、エクシード3は正直かけるコストに効果が見合っていないので、基本的にはエクシード1でルリグアタックを防いでいく使い方をすることになるでしょう。リソースの総量があまり多くなく、操作できる都合ライフバーストを強めに保ちたいキーセレリメンバにとって、序盤の余計なダメージや手札消費を抑えつつデッキの純度を上げられるのは(サーバント0枚にはさすがにならないにしても)それなりに魅力的に見えます。似た用途のカードとしてピルピルキーはあるんですが、序盤から毎ターン点も取らずに手札を捨てるのは正直かなり厳しいので、基本的に紡ぐほうが現実的でしょう。
エクシードが他に利用できないのはアーツとライフクロスで十分カバーできるとは思いますが、他のキーが使えないのはなんともいえないので、このへんは作ってみないとわからないところです。作れないほどではないと思います。
オールスターの場合、MIRRORが存在するので、一応サーバント0枚で構築することも不可能ではないです。……が、他のキーを使うことができないことや、わざわざ1エナのスペルを多用することのリスク、なんだかんだで白ルリグなのでリフレッシュまでが若干面倒な点まで考えると、そういうことをしたいなら素直に手札を確保してピルピルキー使った方が建設的だと思います。両手にピルルクのほうが絵面も強力ですしね。
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※5/24追加分
・炎魔の冥土 アイリ(カードゲーマーvol.52付録)
5月29日(金)発売の「カードゲーマーvol.52」、付録を紹介!
— カードゲーマー編集部 (@cardgamer_hj) 2020年5月24日
「WIXOSS-ウィクロス-」からは、《炎魔の冥土アイリ》×2枚!
今年15周年を迎えたシリーズ最新作「クイーンズブレイドUNLIMITED」とのコラボカードです!
#WIXOSS #クイーンズブレイド #クイーンズブレイド15thhttps://t.co/DgqCwX5YBi pic.twitter.com/7S82WqR3Ei
なんかきたので追加します。カードゲーマー付録の赤のカードはなぜだかだいたいカードとしてはおとなしめになりがちな印象がありますが、今回はどうでしょうか?
先に出現時能力から書くべきなので先に書くと、ランサー付与を安定させるにはデッキ内のレベル3以上か悪魔である割合をかなり高めておく必要があります。さすがに低レベル帯が全部悪魔、というのは無理なので、ユキキーなどで低レベル帯自体を減らしつつ可能なら低レベル帯の悪魔を増やしておく、という方針がいいでしょうか。
現時点だと低レベル帯の非限定悪魔で出張させやすいのはレヴィアタンとラハブぐらいでなかなかパッとしないところがありましたが、今回そこそこ扱いやすい立ち位置でサユラギや魔使マオが追加されるのはかなりの追い風でしょう。安定さえすればノーコストパワー7000ランサーなので、序盤~中盤の打点としてはかなり有力です。
自動能力はクラッシュ時の変則ドローで、ミッドナイトの自動能力と相性がいいように見えますし、条件達成という観点だけを見れば実際相性はいいんですが、見たものをすべて下に送ってしまう都合上、他のカードとの兼ね合い、特にライフクロス埋め絡みで問題を起こしやすくなるので注意が必要です。手札に加える条件が出現時能力のそれとやや相反していますが、ユキキーなどで低レベル帯をギリギリまで減らしても合計10枚ぐらいはさすがに入るので、ミッドナイトの自動能力もあわせればだいたい何かしら手に入るはずです。
デッキ構成をある程度寄せる必要はありますが、キーセレリメンバ自体エフエックスやライフバーストの絡みで低レベル帯を減らすことは多いので、自然な形で組み込むのはそこまで難しい話ではないでしょう。スリストと競合しますが、リソースという観点からだとこちらのほうが明確に優れているので、こちらが起用される、あるいは両方を併用するというのは十分ありうる形だと思います。上述のようにサユラギや魔使マオを併用する場合は必然的に多色構成になるので、フォーカラー・マイオーラの採用を検討してもいいかもしれませんね。魔使マオと相性のいい戌亥とこが色として対象外なのはちょっと気にならなくはないですけど……。
……あと、わりと貴重な「自分の手札を公開する効果」持ちなので、オオサンショウなんかが公開されれば自動能力を使用できます。水棲生物と苦楽をともにしたい方はぜひどうぞ。